投資哲学・考え方

各種考察

【人生100年時代】長生きリスクから解放される方法

リンダ・グラットンの「ライフシフト」から端を発した「人生100年時代」というプロパガンダですが、これは高齢者に鞭を打ちなるべく長期的に働かせることにより、綻び始めた年金制度の破綻を食い止めようという政府の思惑が透けて見えます。 このプ...
投資哲学・考え方

30歳で400万円あれば将来安泰である理由

2019年の日本の金融業界で最も世間を騒がせたニュースは老後資金2000万円問題でした。 老後資金2000万円問題とは、金融庁が発表したレポートにて老後に必要な資金が2000万円であると算出されたことを受け、マスコミが年金問題の危機を...
各種考察

株式インデックスファンドの永久保有戦略の経済合理性について

株で利益を上げる方法は単純です。 安く買って高く売れば良いだけです。簡単ですよね? しかし、これは言うは易し行うは難しの典型例であることは多くの投資家がよく知るところです。 では、株で損しない方法はあるでしょうか?唯一にして簡...
各種考察

インデックス投資家に過剰な情報収集は不要である理由

投資家は常に考え、学び続ける必要がある、というのが一般的な認識では無いでしょうか? これは、半分正しくて半分間違っていると思います。何故なら、投資スタイルによって必要なことは異なるからです。 個別株投資家であれば、可能な限りの情...
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【国策】会社が社員の税務代行をする本当の理由とその対策

慌ただしい年の瀬には年末調整が行われますが、会社員の方々であれば簡単な申請書を記載するだけの簡単な手続きで済みます。 今年の収入額に対する正確な税金・社会保険料の計算と、源泉徴収額との差額計算はすべて会社がやってくれるからですね。サラ...
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確定拠出年金制度を利用しない理由【FIREの足枷】

確定拠出年金制度(iDeCo)とは毎月定額の積立投資を行えるものですが、この投資に使用する拠出金は非課税となる制度です。 この税制優遇スキームは素晴らしい制度なので一般的にはお勧めできるのですが、60歳になるまでは積み立てた資産を清算でき...
投資哲学・考え方

許容損失額から投資上限額を算出する方法【インデックスファンド編】

株式投資と一口に言っても、個別株なのかインデックスなのか、またどんなセクターにどのぐらいの分散を効かせて投資するのかなどが人によって異なるため、最適解は各々異なります。 しかし、どのような投資方法であれ不変の要素があります。それは、そ...
各種考察

最高値圏でも積立投資を継続する理由

米国を中心とした株式市場が活況となっており、S&P500は史上最高値(ATH : All Time High)を更新しております。このような状況下では、高値掴みを控えるために投資を控えるべきであるという声が散見されます。 かく...
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【注意喚起】株式投資による複利効果は短期では期待できず長期で作用するもの

当ブログ「理系の錬金術」では、米国株式市場の長期投資での優位性について度々主張しております。 そのパフォーマンスはすさまじく、配当再投資条件で過去200年に渡って約7%の実質トータルリターン(インフレ率調整後)を達成してきました。 ...
投資哲学・考え方

【数学的解】定額積立投資の利回り計算方法と理論式の導出

インデックス長期投資を行う際に投資家が最も気になることの一つは過去の年間利回りだと思います。 過去の結果がそのまま未来に当てはまるわけではないですが、長期的なデータがあれば過去を通して未来を概ね予測することは可能です。 例えば、...
インデックス投資の極意

現代の黄金の国(カントリー・エルドラド)を求めて【ロシア株式インデックス】

投資家の方であればPER(株価収益率)という言葉をご存知だと思います。 PERとは、投資先への投資額と同等のリターン(+100%)が得られると見込まれる期間(年)を指します。 さて、PERと言えば個別株を精査する際に使用する指標...
各種考察

ZEC制度を見据えると電力株が格安と考えられる理由【原発推進】

最近、電力といえば関西電力経営陣の金品受領が大きな話題となっています。 それに伴い、関西電力の株価は一時200円程度下落しました。 多くの電力株は3.11の震災から端を発した原発事故以降、軒並み株価低迷中であり、関西電力に至っては今...
各種考察

なぜ今こそ資産運用をすべきなのか?

戦後から始まる右肩上がりの高度経済成長期や、バブルがはじける前の日本では資産運用は必要ありませんでした。何故なら、人口がどんどん増え、経済規模が拡大し、大量生産大量消費にイケイケどんどんの時代であれば、時間と共に給料が増えていくことで経済的...
インデックス投資の極意

インデックス投資家が「損失回避の法則」を回避する方法

インデックス投資がアクティブ投資に勝るという事実はよく知られていることであり、また世界中に分散を効かせたインデックス投資であれば、長期的には年間5%程度で資産が増えていくことが歴史的な史実です。 つまり、貯金する余裕がある方であれば、...
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会社員の給料は「労働の再生産コスト」に収斂するという残酷な事実と、それに打ち克つ方法

サラリーマンの給料は何で決まるかご存知でしょうか? その人の仕事の生産性でしょうか?それとも、会社の利益の増減に応じるでしょうか? どちらも多少の影響はありますが、根本的な要因ではありません。 サラリーマンの給料、それは「労働...
各種考察

若いうちに海外旅行をしておくべき理由【かわいい子には海外旅行をさせよ】

特に学生さんは、時間がたっぷりあってもお金が無いという方が多いでしょう。 そんな中であっても、バイトをしてなけなしの銭を貯めて、海外へ貧乏旅行に行くことをおすすめします。 何故なら、東南アジアなどへの貧乏旅行は価値観の相対性を身...
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【2019年版】食品・飲料業界の売り上げランキングまとめ【世界TOP100】

先日、Fooden Engineeringにて、世界の飲食業売上ランキングの2019年版が公開されました。 今回は本ランキングを基に、飲食業界への投資について考えてみたいと思います。 食品・飲料業界の世界TOP100 まずはランキ...
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インフレは投資家の敵!?「インフレ税」の存在とその対策

長期投資家の方であれば、投資成績について評価する際は、基本的には名目リターン(数字の上での成績)からインフレ率を差し引いた実質リターン(実際の購買力の変化)で判断していることと思います。 そのスタンスにおいては、究極的には世の中がイン...
投資哲学・考え方

S&P500のシステムトレードにみるバイ&ホールドの妥当性検証

今回は、システムトレードの観点からS&P500インデックス銘柄の最適な購入方法を検討します。 若干数値遊び的なところがあります。 長きに亘り高いパフォーマンスを出し続けてきたS&P500インデックスですが、これをもし...
インデックス投資の極意

【Exponential Growth】世の中に潜む指数関数的事象に注目すべき理由【複利の効果】

投資家の方であれば、複利の効果については耳にタコができるほど見聞きしてきたかと思います。複利とはある一定期間ごとに同率の掛け算(例えば年利5%なら一年毎に1.05倍)をすることであり、一説によるとあのアインシュタインが「人類最大の発明は複利...
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