【目次】資産形成・投資の極意【まとめ】

【プロフィール】わたしが資産形成に目覚めたわけ【理系の錬金術師】

思索・哲学

どうも、理系の錬金術師です。

本ブログでは、理系である私が合理的であると考える資産形成法について多数の記事を書いておりますが、理系と資産形成とは少しギャップがあるように思えますよね?

現に、私は大学進学の際は地方国公立の医学部なら合格できる程度の偏差値はありましたが、お金のために大学に行くのではなく純粋学問を学ぶために進学するのだという意志の元、物理学部に進学しました。

このように、理系の人の中にはお金儲けや資本主義からは少し距離を置いたスタンスの人が多くおります。

そんな中でも一際アンチ資本主義が集う純粋理学系出身の私が、どんなことがきっかけで何を思いどのようにして資産形成に目覚め、果ては米国株投資家になりアーリーリタイア(FIRE)を目指すに至ったのかを書いていきたいと思います。

スポンサーリンク

ブラック研究所でのサバイバル生活スタート

大学院を卒業した後、最初のキャリアは某大企業メーカーでの研究職でした。

ときは、リーマンショックの傷も完全には癒えぬ中での東関東大震災直後。買い手市場であった就活氷河期に某メーカー研究職に滑り込めたことは大変幸運であり、将来は安泰と思っておりました。

元々労働という行為に対して大きな疑問を持っていたこともあり、「もし働くなら企業を利用しながら己のキャリアを開拓できる特権階級である研究職か、もしくはITで起業かなぁ」などと、生意気なことを考えていました。

意気揚々と志望した研究職として配属された先は、その後悪事の数々を部下に告げ口されて左遷されることになるサイコパス系パワハラ上司が率いる、うつ病蔓延の超絶ブラックな職場でした。

直属の超有能な先輩の口癖は、「もし明日の朝、○○線が人身事故で止まってたら俺のせいだからごめん」とか、「給料半分でいいから仕事半分にしてくれ!」でした。

来る日も来る日も一分一秒も惜しまず馬車馬の如くモーレツに働き(仕事中にネットサーフィンとかしたことありませんでした)、四六時中行動の最適化を念頭に置きながら過ごす日々。しかも、遠方に勤める妻と共働きであったため通勤時間は往復三時間。

メンタルタフネスが最重要な職場であったため、脳機能とうつ病に関する研究論文を読み漁り、ストレスホルモンであるコルチゾール濃度を下げて、BDNFを脳内に分泌させることでレジリエンスな脳を作らないと壊れてしまうと考えて、そのために有効なランニングの時間を無理矢理捻出したりしてました。

上司の話を聞きながら失神したことや、原因不明(ストレス)の片頭痛で通勤電車を降りたことも一度や二度ではありません。

おかげで成果を量産でき、数年間で通常の10年分ぐらい働き、仕事の効率化と生産性向上にも余念がない社畜リーマンとして急成長を遂げました。しかし、元々反骨精神が人一倍強い私は、超パワハラ上司の元での社会人人生からの脱獄を企てるのも時間の問題でした。

「命の価値ってなんだっけ?」

この言葉が、当時の私の頭の中でぐるぐると回ってました。年収は毎年100万円増え、勤続三年目、27歳の時には700万円程度であり、30代前半で1000万円に到達可能という待遇でした。しかし、寿命を削って働いているということの損失に対する危機感が募るばかりでした。

ここで、ブラック上司のエピソードを一つ紹介します。

結婚して3年目に妻が妊娠したため、その報告をしたときの一言目です。

「結婚して何年目だっけ?」

「三年目です。」

「三年間は我慢できたのか。でも、仕事への影響はわかってるんだよね?」

部下からの吉報ですから、当然形だけでも祝福の言葉をもらえると思っておりましたが、開いた口がふさがりませんでした。

子供を作ると仕事のパフォーマンスが落ちるから、子作りは「我慢すべきこと」であったようです。無論、平日に子作りなどするような元気は殆どありませんでしたがね。。人権ってなんだっけ?

ほどなくしてストレスから全身に蕁麻疹が出るようになり、これはもう限界だと夫婦で結論を出し、速攻(一週間ぐらい)で競合他社の内定をゲットし、研究職という特権階級を捨てて転職することとなりました。

スポンサーリンク

命を削って働いて残ったものがこれだけ!?

さて、今とは違って当時はお金に関しては無頓着で、待遇面では割りと恵まれていたこともあり、ストレス発散という側面も手伝ってわりと自由にお金を使ってました。

元々モノに依存するような性格では無かったのですが、大好きな本を100冊以上新品で購入しては積読したり、親戚の結婚祝いには10万円を包んだりしてました。

そんな私が命を削って数年間働き、誰もが知る某大企業を退職した後の銀行預金残高はたったの150万円でした。結婚関係で200万円ほどを使ったとはいえ、全く割りにあわない結果だと思いました。

次の会社への入社までは3カ月ほどの期間を開けていたため、「人生の夏休み」と称して日がな一日本を読んで考え事をしたりネットサーフィンをしたりして遊んでいたのですが、預金残高はみるみる減っていき、3カ月後には100万円を切ってました。

ここで、はじめてまともにお金についてちゃんと考え始めました。

「企業とは搾取装置だ。ボーっと仕事だけしてたら無自覚に搾取されてしまう。お金も健康も人生も…」

このような危機感が、長期休暇によりニュートラルに戻り始めたわたしの脳内を支配し始めました。

このままじゃだめだ。お金持ちになるスキームを見出さなければ!

こうして、闇深き苦難の中で理系の錬金術師は産声をあげました(笑)

盤石な資産形成法としてインデックス投資を知る

早速ネットサーフィンでまともな資産形成法を探し始めたのですが、どれもこれもパッとしません。

持ち前の数字の裏を読もうとする理系思考が、「ただのポンジスキームじゃねぇか」とか「これって期待値マイナスだよね」とか「サンプル数1のゴミ情報やん、こんなの信じる人いるの?」などと容赦なく不採用の烙印を押し続け、なかなか良いものが見つかりません。

そんな中見つけたのが、インデックス投資でした。これだけは、読めば読むほど納得感を持つことができ、性格的にもしっくりくる内容でした。

当時から米国株投資ブログも読んだりしておりましたが、今ほどには投資環境が整っておらず、サブプライムショック以降「ドル=ゴミ」という偏見があった私は、米国株やS&P500インデックス投資に目覚めることはありませんでした。

え、ドルが何だって?リーマンショック後の米国経済って、裏にいるユダヤ系金融一族に支配された通貨発行権が乱用されているだけのオワコンでしょ?ケンシロウの言う「お前はもう、死んでいる…」状態だよね?ぐらいの認識でした。(今の日本がそうであるように)

完全に考えを改めるまでには、後述する例の図を見つけるまでの時間が必要でした。

スポンサーリンク

トマ・ピケティがR>Gを唱える

そんな折、トマ・ピケティが書いた「21世紀の資本」が一時的なブームとなり始めました。

この中身が気になり調べてみたところ、結論としては、資本主義とは富める者がますます富み、貧しきものがますます貧しくなるような、格差の拡大が不可避である仕組みであるということでした。

株式投資の価値を見出し始めていた私としては、「やっぱそうだよねー」という気持ちでしたが、少しショッキングでもありました。わかってはいたけど、自分も含めて周りにいる小市民たちは、一生労働をしながら知らず知らずのうちに資本家に搾取され続けている。

身近な人にこのことを伝えようにも理解してはもらえない。

「株?ギャンブルじゃん、やめた方がいいよ」とこちらの身を正される始末。

まぁ、世の中とはそんなものですが、ピケティの示したこの資本主義の剥き出しの本質は、自分の中では投資を行うか否かが未来の保有資産(富)に決定的な差を与えるいうことを納得させる重要情報の一つとなりました。

米国株式市場の長期的な圧倒的パフォーマンスにガツンとやられる

米国株投資、もっと言うとS&P500インデックス投資に目覚めるきっかけとなったのは、かの有名なシーゲル氏による例の図です。

出典:AAII Journal

米国株は約200年間の間、大きな増減を繰り返しながらも全体としてみればひたすら上昇し続けてきました(上図青線)。インフレ分を差し引いた場合の平均実質リターン(配当再投資条件)は年6.7%です。

「なにこれ、錬金術やん・・・」

初めてこの図を見たときに最初の感想がこれでした。

只々、唖然としました。同時に、なんでこんなに重要な図(情報)をこれまでの人生で誰も教えてくれなかったんだろう?と不思議に思いました。

本当に人々を貧困から救いたければ、この図の示す真意を教えてあげればよい。米国株を配当再投資しながら長期保有していれば10年後には実質的価値が倍になる可能性が非常に高いと。

しかし、政府は高度経済成長期の高金利時代のみに通用する「貯金は善!投資はギャンブル!」というスローガンをマスコミを通じて押し付けるのみ。経済を成長させるための十分な労働力を確保するために意図的にそうしているの?

知ってはいけない真理に触れてしまった気がしました

本ブログをはじめたモチベーションも、この真理を可能な限り多くの人に知ってもらうためです。すべてはこの一枚の図に帰結します。

※とはいえ、株式はリスク資産であるため元本割れのリスクが当然あります。タイミングによっては10年後もマイナスリターンとなることもあり得るため、投資をする場合はこのことをご理解の上、自己責任で行ってください。

スポンサーリンク

まとめ

その後、仮想通貨で100万円以上のやけどをしたり、FIREの価値観に出会ってアーリーリタイアを目指し始めたりしながら今に至ります。

現在の保有資産は大したことはないですが、35歳でアッパーマス、40歳で準富裕層を目標に日々積立投資に取り組んでいます。(とはいえ全自動ですが)

こんな人間がやってるこんなブログですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

コメント

  1. お金の増やすことはあまり難しくはないと思いますが、知らないとアホみたいに搾取されますから知識を得る努力はしないといけないなと感じます。

    資産がどんどん大きくなるといいですね。

    • spinor_1 より:

      クロスパールさん

      コメントありがとうございます。
      おっしゃる通りだと思います。
      セミリタイア済みの大先輩であるクロスパールさんを見習って頑張ります!