【生涯収入倍増!】労働の金銭的価値を高確率で2倍以上にぶちあげる簡単な方法

投資哲学・考え方

経済面での限界が見えてきた日本では、それゆえに副業解禁やNISA、確定拠出年金といった投資優遇施策、消費税増税などの措置を講じることで、社会保障制度崩壊を懸命に避けようとしております。

日本がそのような状態であるため、企業も内部留保金を膨らますことに専念し、労働者への賃上げを中々行おうとしておりません。

その一方で社会保障費は年々増額の一途を辿っているので、サラリーマンの可処分所得は減少の一途を辿っております。

このような背景ですから、転職や副業により年収アップを図ろうとする方も多いと思いますが、そんな苦労を行わずとも、高確率で簡単に労働の対価を爆上げ(倍増)させる方法があります。

その方法は、節制して余剰資金を生み出し、それを米国株式インデックスファンドに投資することです。

どういうことでしょうか?

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S&P500に投資すれば20年で資産は3倍になる可能性大

結論から言うと米国株式市場の大企業500社に基づくインデックスであるS&P500に紐づくインデックスファンドやETFに投資すれば、20年後には資産は3倍に膨らむことが過去200年の結果から期待できます。

米国株式市場は、過去200年に渡ってバブルと恐慌を繰り返しながら全体としては右肩上がりで推移してきました。

出典:AAII Journal

その実質リターンは上図のStocksが示す赤線の勾配である6.7%です。

実質リターンとはインフレ率を引いたものですから、購買力自体が年間6.7%ずつあがっていくこととなります。つまり、実際の数字上のリターンはインフレ率を足したものになるので10%近くなりますが、ここでは実質リターンで話を進めます。

インデックス投資では運用経費や配当金に対する税金がかかりますから、これらを除いて年利6%とすると、20年後には1.06の20乗=3.2倍となります。

更に控えめに見積もって年利5%としても、2.65倍となります。

つまり、例え年収が少なくても、生活費を削減して可処分所得を可能な限り温存し、その残りをインデックス投資に回して放置しておくだけで、20年後には高い確率で2~3倍程度になって帰ってくるということです。

例えば得られた可処分所得の1/3を投資に回すことが出来れば、20年後にはうまくいけば3倍になって帰ってくるので、年間可処分所得をAとおくと、『A×1/3×3=2A』となります。

これはつまり、20年後の未来からみると、20年前の年収が2倍になったことと同義です!

今の世の中で年収を倍増させることは困難を極めますので、これは夢のようなお話ではないでしょうか?

条件は、節制して年収(可処分所得)の1/3を投資するということと、そのまま20年待つということです。

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インデックス投資は大人向けのマシュマロテスト

マシュマロテストとは、幼児の忍耐力や自制心を図るためのテストであり、この成績が良いと将来社会的な成功を収める可能性が高いと言われています。

どんなテストかというと、幼児の前にマシュマロ(別のお菓子でもよい)を置いて、「このマシュマロを食べてもいいけど、食べずに15分間我慢出来たらもう一個マシュマロを上げるよ。でもわたし(試験管)がいない間にマシュマロを食べてしまったらもう一個はあげないからね。」と伝えます。

そして試験管が退室して一人にされた幼児が、15分間マシュマロを食べずに待つことができるかどうかを確認する試験です。

それでは話をインデックス投資に戻しましょう。

今あなたは100万円を持っているとします。

これは、労働により得た収入から生活費を除いて得られたものです。

この100万円は、使いたければいつでも自由に使えます。

しかし、インデックス投資というものが世の中にあり、こと米国株へのそれは過去200年間に渡って実質リターンが6.7%で推移してきました。

20年間の長期投資であればインフレ込みの平均年利は過去約50年に渡って7%を切ったことがありません。少なめに年利6%で見積もったとしても、20年後には3倍を超えるので、100万円を投資すれば300万円になって返ってきます。

あなたは上記の情報を知りました。必ずしも年利6%が保証しているわけではありませんが、過去200年のトレンドが崩れるというのは確率的には中々起こりそうにはありません。

さて、あなたは100万円を米国株インデックスに投資して20年間待ちますか?

それとも投資せずにすぐに使いますか?

・・・

インデックス投資が大人向けのマシュマロテストだと言っている理由がご理解いただけたでしょうか?

マシュマロテストと異なる点は、必ずしも20年後に倍増しているとは限らないということと、期間がものすごく長いということですね。

しかし、今使う必要のないお金を散財するか、はたまた貯金感覚で投資するかという差は、マシュマロテスト以上に大きな差を生むでしょう。

結果は20年後になってみないとわかりませんがね。

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まとめ

年収を2倍にするには収入の三分の一をS&P500などの米国株式インデックス投資に充てれば20年後に実現する見込みが高いということを説明しました。

そして、インデックス投資が大人向けマシュマロテストと考えられる理由も示しました。

マシュマロテストを端的に述べると、割引報酬和を考えて行動できるかどうかの試験です。

これは予想ですが、おそらく幼少期にマシュマロテストに合格した子供は、この大人向けマシュマロテストも合格するでしょう。

社会的成功とは経済的成功を指しており、つまりはそういうことなのかもしれません。

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