未だ大手キャリアスマホを使っている方は多いかと思います。
格安SIMに乗り換えない理由としては、通信安定性、契約手続きが面倒・・・等が挙げられることでしょう。
しかし、そのまま大手キャリアを使い続けると、未来の資産に大きな差が出てきます。
加えて、通信安定性は大手キャリアには多少劣るものの、体感ではそこまで変わりませんし、契約手続きも至って簡単です。
今回は、これらについて解説します。
格安SIMへの乗り換えは簡単
まず、乗り換えが面倒で腰が重いかもしれませんが、実は簡単にできることを紹介します。
メリットは?
そもそも、どの程度安くなるのか?通信安定性は本当に大丈夫?という疑問があるかと思います。
これについては、以下の記事にて紹介しています。
金額について、上記記事の例では毎月5,678円安くなります。
年間にすると68,000円、夫婦であれば136,000円ですね。
なかなか侮れない額です。
トータル1時間もかからない
大手キャリアから格安SIMに乗り換えるのって契約手続きがめんどくさそう・・・と思う方が多いことでしょう。
実はトータル1時間もかかりません。最短であれば、トータル作業時間は20分程度でしょう。
手順は次節から示します。
なお、今回は私がおすすめしたいmineoへの乗り換えを想定します。
機種の調査
まず、mineo
にアクセスし、現在使用中の機種が使用可能か調査します。
画面中段の「動作確認済み端末検索」をクリックしましょう。
多くの機種は使用可能ですが、NGな機種も存在します。
NGの場合はサービス申し込み時に、機種も変更しましょう。
(機種代は結果的に数ヶ月で取り戻せます)
また、SIMフリーのみ対応の場合もありますが、その場合はSIMロックを解除するか、SIMロック解除不要のSIMカードを選択すればOKです。
例えばiPhone7の場合、nanoSIMであればSIMロック解除不要、voLTEの場合はSIMロック解除要ですが、性能にそこまで有意差はないため、nanoSIMを選択すればOKです。
MNP予約番号を取得する
MNP予約番号とは、携帯電話番号ポータビリティの略称で、電話番号をそのままに携帯会社を変更することを可能とするものです。
MNP予約番号は、大手キャリア各社の窓口に電話(あるいはWEB手続き)することで取得できます。
以下に電話して、「MNP予約番号を取得したい」旨を伝えればOKです。
確実にあの手この手で引き留められますが、窓口の担当者もマニュアル上言っているだけです。
淡々といきましょう。
mineoと契約する
MNP予約番号が発行されたら、mineoと契約しましょう。
本人確認証明書類は免許証等のアップロードがおすすめです。
ネット上で即時手続きが完了します。
契約が完了すると、3日程度でお手元にSIMカードが到着します。
SIMカードを入れ替え、設定する
SIMカードが到着したら、マニュアルに従いSIMカードを交換します。
交換後、簡単な設定(2,3分で終わります)をすれば乗り換え完了!
乗り換えが完了した時点で、契約は自動で切り換わりますので、元の大手キャリアはこの時点で自動解約されます。
別途手続きをする必要はありません。
以上です。これだけの手順で乗り換えができてしまいます。
実は結構簡単なんですよね。
なお、契約解除料や事務手数料等が1万円程度かかったり、機種変更した場合は機種代がかかる場合がありますが、次節で説明するとおり、今後のリターンを考えると誤差程度です。
未来の資産への影響
浮いたお金でS&P500インデックス投資
さて、乗り換えする決心はつきましたか?
ここからは、年間68,000円(独身の場合)を浮かせ、当ブログでおすすめしているS&P500インデックス投資をした場合、どの程度の資産となるかシミュレートしてみましょう。
S&P500インデックス投資については以下記事を参照ください。
シミュレーション結果
シミュレーション結果は以下の通りとなりました。
前提条件として、S&P500インデックス投資のリターンは年間9.32%(円建て)としています。
20年間円預金した場合は136万円!
20年間積立投資した場合は394万円!
さらに、既婚者であれば、2人積立投資すると788万円になります。
格安SIMにして、そのまま貯金するだけでも130万円を超えますが、S&P500インデックス投資することで400万円近くの資産を築くことができます。
そして夫婦で格安SIMにすれば約800万円です。
まとめ
以上、大手キャリアから格安SIMする手順及び得られるリターンの紹介でした。
格安SIMにして夫婦で約800万円の資産を築ければ、子供の養育費や家やマンションの購入等がかなり楽になるのではないでしょうか?
今すぐ格安SIMにしない理由が見当たりませんね。
なお、投資にはリスクがつきものですので、確実にこの結果になるということはありませんが、元々節約で浮いたお金ですから、ダメで元々という気持ちでやってみるのも良いですね。
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