あなたのスマートフォンは大手キャリアですか?格安SIMですか?
大手から格安SIMに乗り換えると、月5,000円以上節約できます。
我が家の場合、1台乗り換えで月5,500円、年間で66,000円節約できました。
勿論、メリット・デメリットが存在します。
今回は大手キャリア(au)と格安SIM(mineo)の実例を踏まえた比較を紹介します。
格安SIMとは?
スマホの通信では、SIMカードという小さなカードが鍵のような役割をし、
LTE回線などのモバイルデータ通信や携帯用の電波よる通話を可能にします。
現在、このSIMカードは、大手キャリアのものから、格安と呼ばれるものまで幅広く存在します。
従来は大手キャリア(au,docomo,softbank)のスマホにデフォルトでついており、
「SIMロック」と言われるシステムにより、他のキャリアに簡単に移行できないようになっていました。
そのため、格安SIMを使うには色々とハードルが高かったのです。
しかし、今般SIMロックを解除できるようにすることを法律で義務付けられ、
大手キャリアで使っていたスマホも格安SIMで使用可能となりました(多少料金はかかります)。
電力自由化のように、ユーザーはキャリアを自由に選択することができます。
格安SIMといえば、CMでもお馴染みの「mineo」が真っ先に思い浮かびますね。
auとmineoの比較
今回は、導入実績のあるauとmineoについて、事実を基に比較していきます。
月額料金の比較
両社の代表的なプランと料金を比較すると、以下表のようになります。
時代遅れな「2年縛り」割引プランは考慮しないこととします。
au | mineo | |
プラン | LTEプラン+LTEフラット+LTE NET | Aプラン(au回線) |
データ容量 | 7GB | 6GB |
利用料金 | 7,868円 | 2,190円 |
通話料金 | 終日30秒/20円 | 終日30秒/10円※ |
※ 専用アプリ(mineoでんわ)から通話した場合。それ以外は30秒/20円。
データについては、各公式サイトの公表値から計算しています。
料金勝負は5,678円差でauより安いmineoの勝利!
なお、auについて、色々とプランがついてますが、
言い換えれば基本料金+LTE定額料金+ネット使用料金です。
mineoのAプランのサービスも同等のものになっています。
通信速度の比較
料金は確かにmineoの圧勝。
では、通信速度はどうでしょうか?
au | mineo |
見難いですが、下り速度は、
au :11.08 Mbps
mineo:6.43 Mbps
です。
測定にはBNRスピードテストを利用させていただきました。
さすがにauは貫禄を見せつけてきましたね。しかし、mineoも半分以上の速度という好成績!
ダブルスコアに近いともいえるのですが、体感速度としては大きく変わらないかと思います。
差がつくとすれば、大型アプリのダウンロード等ですが、大容量のダウンロードはWiFiを利用した方が良いでしょう。
首都圏の20万人級シティでの測定結果ではありますが、場所によっては大きく増減することもあるかもしれません。
mineoはイメージとしては回線を奪い合う形になりますので、都心の昼休み時間やゴールデンタイムは多少不安定になることが考えられます。
一方、auではそのような状況でも安定した速度を出せるため、回線品質はやはりauが上ですね。
なお、通話品質についても、mineoで遅延等発生せず、問題なく通話可能です。
まとめ-格安SIMに乗り換えるメリットとデメリット-
通話品質は同等、値段ではmineo、データ通信品質ではau。
メリットはこのとおりで、デメリットは各々逆になります。
通話品質については、前述のとおり有意差無しで、
電波範囲もmineoはau回線を使用しているため、変わりません。
今回の比較の要点を以下にまとめます。
・・・3つ目の通話メインの方は、そもそもガラケーにした方が安いかもしれません。
(LINEで通話するならガラケーは選択肢に入りませんが)
以上、格安SIM:mineoとauの比較でした。
私としては、価格差があまりにも大きく、混雑時間はWiFiで良いと考えるため、mineoを推奨します。
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