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自動積立株式インデックス投資のデメリットについて

インデックス投資

投資における時間(労力)コストパフォーマンスの観点からみると、自動積立株式インデックス投資は非常に優秀と言えます。

その理由は、労せずして市場平均リターンを得ることができるだけでなく、リバランスから配当再投資までの一連の(めんどくさい)作業を低コストで資産運用会社に一任できるからに他なりません。

ということで、本ブログでは一貫して自動積立株式インデックス投資のメリットを語ってきたのですが、ふとした瞬間にデメリットもあることに気づきます。

今回のコロナショックを経験し、特に痛感したデメリットがありました。

本記事ではこの自動積立投資のデメリットについて説明したいと思います。

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自動積立投資のデメリット:下落相場でも特段やることが無い

世界経済が危機的状況にあっても日常とさほど変わらず、特段やることが無い。これです!

何ていうんでしょうか。近所のお祭りでみんなが神輿を担いでワッショイワッショイやっている光景を近くの公園のブランコから眺めている状況とでも言いましょうか?

もしくは、大規模な花火大会が行われている中で、花火の音とカーテンからチラつくファイアワークのカ(-テン)漏れ火を周辺視野になんとなく認知しながらテレビゲームをやっているような感覚でしょうか?

世界は大きく動いていて、これからの国際秩序とやらはこれまでとは別物に変わろうとしており、きっと証券取引所ではけたたましく電話の呼び出し音が鳴り響き、汗だくの人々が怒鳴りながら切った張ったのシノギの削り合いを繰り広げ続けていたのでしょうが、自動積立株式インデックス投資家の様子はどうでしょうか?

インターネットでは、空売りで儲けたとか、石油で仕込んだとか、ズームが凄いとか、GAFA強いとか、一獲千金のマネーゲームに興じている人たちで溢れていることと思いますが、自動積立株式インデックス投資家の様子はどうでしょうか?

中央銀行によるマネーサプライがどこまで拡大していくのかとか、米国雇用保険申請は11週間の累計で4000万人を超えており実体経済は崩壊間近だとか、米国で端を発した警察による黒人暴行殺害事件に関して世界中で横行するデモが暴徒化してきていて国々は軍隊の出動を迫られており国家崩壊の一途を辿っているだとか、実は第三次世界大戦は既に始まっているだとか、中国が香港に対して国家安全法を強行して事実上の支配下に置こうとしていたりだとか各国領海内に侵略を繰り返していたりだとか、2021年のダボス会議では資本主義の「リセット」を議論するだとか、政治的な色々な(それはもう色々な)問題がごった返しておりますが、自動積立株式インデックス投資家の様子はどうでしょうか?

そう、我々に出来ることと言えば、毎月愚直に積立を行うのみです。

とはいえ、自動積立株式インデックス投資信者の私であっても、この狂乱相場を禅僧のように眺めていたわけではありません。3月の大幅下落時には購入資金を増加させ、以下の通りブル3倍ETFをブログ収入で購入したりもしました。

【運用開始】レバブログポートフォリオを構築
随分前になりますが、「ブログの錬金術」と題して以下の記事を書きました。 この記事の中でS&P500のブル三倍ETFであるSPXLを紹介し、ブログ収益から月5000円をSPXLに投入すれば、うまくすれば30年後には億万長...

さらに、以下の記事の購入計画に基づき、CAPEレシオが高いために数年単位で分散して投入予定であったプール金から数百万円を計画よりも前倒しに投入しました。

【資金管理手法】下落相場でのシステマティックな購入戦略の検討
暴落が来たら株を買おうと思っていても、いざその時になってみるといつ買えばいいのかわからないものです。 この理由は、下落相場の最中にあっては株価がどこまで下がるのかは誰にもわからず、下がれば下がるほど「まだまだ下がるのでは」と恐怖感を覚...

しかし、結局のところ投資先の90%以上はインデックス投資です。日本株ではずっと欲しかった優待銘柄を買い、海外株では下落の早い段階でロイヤルダッチシェルを10万円分ほど購入して痛い目を見ました(現在プラマイゼロです(^^;)。超高配当株式の超絶怒涛の魅惑に目が眩みました。。)

ということで、私の場合は狂乱相場の祭りにも多少便乗したとは言えなくもないですが、ほんの少し火遊び(ファイアアート)をしただけで、実態は傍観者であったというに尽きるでしょう。多くの積立インデックス投資家は似たような感じだと予想します。

今回のコロナショックのような歴史的な狂乱相場にあっても、芸もなくできることといえば「いつもより多めにインデックスを買うこと」と三倍界王拳の活用ぐらいであり、歴史的な事象を傍観者として見届けることしかできない(することがない)という退屈さが、自動積立株式インデックス投資の最大のデメリットだろうと痛感した次第です。

これは、逆に言えば冒頭で述べたようなリソースの観点から言えばメリットではあるのですが、お祭りがあっても雰囲気を楽しむ程度であるということが人によっては大きなデメリットになりえると思います。

現在の株価は高値圏にあり、第一次コロナショックを耐えた多くの人は報われているでしょうが、この株価は中央銀行らの超絶異次元量的緩和によるバブリーな買い支えによるものですが、そのツケは今後インフレ(通貨価値の希釈)などといった形で世界市民が払う必要があるのは周知の事実です。

また、実体経済が悲鳴を挙げ始めており、これから特に中小企業にはより一層阿鼻叫喚な世界が待っていることは疑う余地が無く、真の恐慌はこれからだろうと個人的には考えております。

そうであっても、どこまで中央銀行が買い支えるのかはわからず、それにより株価は変幻自在に変わり得るわけであり、株価の予想は凡人の私にはできませんので上がっても下がっても自動積立株式インデックス投資を愚直に行い続けるということには変わりありません。

このように、100年に一度とかそういうレベルの狂乱相場にあっても、やることがほぼ変わらないという退屈さ、ハンターハンターのクロロ団長風に言うと、

もう一度言ってやろうか?オレにとってこの状態は昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらない平穏なものだ

というセリフに集約されるような、「ハレとケ」でいうところの永遠の「ケ」感にアンニュイしてしまうということがデメリットと言えそうです(メンタル状態は平穏なんてことなく、やることが変わらないという意味です)。

「ハレ」があるからこそ砂を噛むような日常である「ケ」に勤しむことができると言われますが、自動積立株式インデックス投資家にとっての収穫祭である「ハレ」は10年後とかなので、それまではそれこそ禅僧が愚直に只管打坐を行うように、業を全うする必要があるのかもしれませんね。

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まとめ

自動積立株式インデックス投資のデメリットについて、コロナショックでの実体験も交えて説明しました。

自動積立株式インデックス投資には、ハンターハンターでいうところの「制約と誓約」があります。つまり、はじめからタイミング投資を放棄して頭と尻尾はくれてやるという「制約」と、健やかなるときも病めるときも積み立て続ける事を誓いますという「誓約」を基に、美味しい身の部分、即ち「成長の果実」をいただくという手法になります。

テンバガーを狙うというようなものとは違い、大きく勝つことは出来ないというデメリットはありますが、長期的にはそこそこのリターン(年間実質リターン6.5-7%)が見込める再現性の高い手法が自動積立株式インデックス投資になります。とはいえ名目リターンだと9-10%とかですから、決してバカにできない数字ですね。

今回のコロナショックで大きく儲けられた人にとっては不要な手法ですが、そうでない圧倒的多数の人にとっては有用だと個人的には思います。特に今回のコロナショックで損をしてしまった方は、デメリットもご理解いただいた上で検討していただければと思います。

※本手法の一番の難点は、ブログに書く記事のネタが無さすぎるということに尽きます・・・

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