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理想の仕事って何だろう?

人生設計

仕事について思うことは沢山あるのでこれまでもいくつか悲観的な意見を書いてきましたが、今回はポジティブな視点から理想の仕事について考えてみたいと思います。

アーリーリタイア(FIRE)を目指している人たちにとっても、理想の仕事を考えることはとても大切です。なぜなら、FIRE達成後にそのままそれを、仕事としてであれ趣味としてであれ、実践すれば幸せな日々を過ごせると考えられるからです。

そもそもなぜFIREしたいのか?

私は常日頃からなるべく早く資産を貯めて、不労所得とちょっとした労働だけで生きていけるような経済的基盤を構築し、社会人大学を卒業したいと考えております。

これは、一日に占める仕事時間の割合が長すぎて不毛と思えることが多いのはもちろんのこと、”自分がやりたいことを自分の裁量で自由にやる”という当たり前の権利を求めてのことです。

では、もしも仕事環境が自分にとって理想的な環境であり、かつ仕事がやりたいことだったらどうでしょうか?そのような環境に身を置いたことが無いので予想でしか言えませんが、おそらく私は家族との時間のバランスを取れるのであれば、それなりに仕事に邁進すると思います。

つまり、そのような理想的な環境であれば、有事に備えた経済的自立を得るための経済基盤づくりは行うとしても、セミリタイアやらアーリーリタイアといったものは求めないでしょう。

現実は全くもってそうではないからFIREしたい病という慢性疾患を抱えているわけですが、ではどのような環境・仕事であれば主体的にやりたくなるでしょうか。

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求める理想の労働条件

一日の労働時間は4時間まで

一つ目は労働形態についてですが、労働時間は一日4時間までで十分です。今よりも給料が減ってしまうことは仕方がありませんが、それでも半日しか働いてないからといって派遣社員として超絶搾取 of 竹中待遇は断固お断りです。

昨今では公務員を中心としてワークシェアリングといった労働形態が議論されていることは私としては喜ばしい展開ですが、一方で働き口(総仕事量)が少なくなっていくことを見越した制度であるため労働者の権利がより一層低くなることが予想されますから、こんなにわがままな人間を雇う日本企業は少ないでしょうね。。

休みたいときに有給消化できる環境

次に重要なのは、休暇制度をしっかりと全消化できるのが当たり前な環境です。それだけではなく、休みたいときに休める柔軟性も重要です。そのためには、納期に追われるような仕事は務まらなくなるので、正社員でこの権利を主張するのはなかなか難しそうですね。

とはいえ、日本の大企業正社員の中では当たり前である有給切り捨てなんて海外から見たら非常識な常識ですから、日本人が如何に労働者の権利が無く、資本家に虐げられており、それに対して反発するような疑問喚起力が無い飼い慣らされたストレイシープな国民性であるががよくわかります。

ちなみに私の現在の職場では、お上から課された年内に年休5日消化義務に苦しむ人たちで溢れており、仕事はしてるけど休んだことにしちゃおうという「資本家からみた労働者の鏡」であるThe高学歴(主に東大・京大出身博士号取得者でブラック耐性も偏差値75)な人たちに囲まれております。そんな中でも、ブラック耐性偏差値35の私は定時退勤を連打したり有休もポチポチ消化したりしてますが、やはり全消化となると難しいですね。。

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得意なことに集中できる仕事内容

前段までは職場環境についてのお話でしたが、ここからは仕事内容について理想を考えていきます。

私の考える理想の仕事内容は、労働時間の大部分を得意なことに集中して取り組めることです。これは、自分にとっても企業にとってもWinWinであると思います。自分としては、専門性に磨きをかけることで市場で認められる能力が身につきますし、成果も量産できるでしょうから実績も作れます。会社としても、トガった成果を出す人材が沢山いた方が競争力が向上すると考えられます。

しかし、実態はどうかというと、実現は極めて困難です。

大企業の総合職をご経験の方はわかると思いますが、日本の伝統的な企業では、高い専門性を要する職業であってもジェネラリストとかいう調整能力に秀でた器用貧乏になることが求められます。また、出る杭は打たれて画一化が求められがちですので、得意を伸ばして苦手は他の人に任せるということの難易度が高いですね。特に若手は自らの権利を主張できない人が多いため、沢山の厄介事や雑務を任されることも多いです。

そんな環境の中で、得意を封じられて、適正✕であるためにコストが高く付く苦手の克服にリソースを注がされた先に待っているロールモデルは、そのカイシャのみに最適化された市場価値の無い転職不可能な社員でしょう。

リンダ・グラットンは著書『ワークシフト』にて、約10年も前から「個の時代が来る」、「ジェネラリストは不要になりスペシャリストだけが求められる」と言っておりましたが、奇しくもCovid-19の蔓延からリモート会議や在宅勤務という新しい労働形態の普及を皮切りにいよいよその予言は現実味を増してきております。もしそのような社会が実現すれば、ジェネラリストとカイシャは大きな代償を払うことになるかもしれません。ちなみに2020年にはみんなリモートで会議するようになると書いてたと記憶してますが、その通りになりつつありますね。

今後、調整業務や雑務はAIに置き換わり、スペシャリストが重宝されるような世の中になっていくのであれば、少しはやりやすくなるかもしれません。

※なお、私は会社が在宅勤務を推奨していたため在宅連打してたら周りはみんな通勤しており「キミのことが社内でウワサになってるから在宅勤務は控えたまえ」と上司にいわれたりしたもようです。カイシャに対する民衆(ウワサ)の勝利ですね、民主主義万歳!

自分がやりたいプロジェクトを自分の意志で進められる

さて、こちらも仕事内容についてですが、専門分野の仕事に取り組むだけで十分かというと、理想としてはそうではございません。どうせやるのであれば、自分が興味があったり価値を実感しているような「やりたいプロジェクト」を行いたいですね。

現状、雇われの身でこのようなことが実現できているのは一部のプログラマー(エンジニア)か研究者ぐらいではないでしょうか?研究者の仕事にも実は泥臭いことが沢山あり、カイギとかいうお偉いさんを安心・満足させるためにあることに多くの時間を費やし、研究者としての本分である研究に費やせる時間は定時内では一日二時間程度?とかだったりします(経験者は語る)。

それでもやりたいことがカイシャのおカネで少しでもやれているのであればある程度満たされるのですが、理想の仕事像とはどうしても距離があるのが現実でしょう。

そんなもんだよねと心の中で折り合いをつけるか、或いは今の環境で理想を実現できないなら環境を変えようとあがくかは、本人の価値観次第となりますね。無論、私はあがけるだけあがきますし、そのためのFIREです。

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まとめ

理想の仕事とは?という命題で、汎用的とは言い難い、とても個人的な内容を語ってみました。

冒頭で「悲観的では無くポジティブな内容を」とか書いてましたが、ふたを開けてみたら半分ぐらい愚痴だったかもしれません。気分を害した方には申し訳ございません(^^;)

まぁ、本ブログをお読みの方であればFIREを目指している人が多いと思いますので、大なり小なり似たような理不尽な経験や葛藤を抱えているんじゃないかなぁとポジティブに考えてます。

上述した理想の仕事環境を実現する方法は唯一つ、「独立」となります。自分で事業を営めば、何をいつどこでだれとどのようにやるかは自由となります。一方で、不得意なことをアウトソーシングするおカネが無ければ自分でやらざるを得ないので、これは受け入れるしかなさそうですね。

尤も、リンダグラットンの予言通り、2025年とかまでに在宅勤務が当たり前となり、アバターでVR会議を行って、会社の看板を利用して専門分野の仕事を個(スペシャリスト)が請け負うという労働形態が普及すれば、雇われ人でもそこそこ満足の行く仕事が行えるかもしれません。

とはいえ、未来のことはどうなるかわかりませんし、本多静六先生の提唱する「職業の道楽化」への道はまだまだ遠そうですので、これからもFIREを目指して軍資金の確保、経済的独立の基盤づくりに努めていこうと思います。

【本多静六流】「職業の道楽化」の圧倒的効用とそれに至る方法
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