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庶民が投機目的でビットコイン等の仮想通貨に資金投入しない方が良い理由

仮想通貨

仮想通貨(暗号資産)、特にビットコインが絶好調ですね。2020年12月28日現在、1BTC=280万円を超えています。
昨年の今頃は100万円未満、さらに一昨年は40万円を切っていましたので、凄まじい上がりっぷりです。
さらにその前(2017年)はいわゆる仮想通貨バブルで、220万円程度まで上がった年でした。

ビットコインは一昨年からの実績では年利500%、昨年から考えても年利300%弱と、日々コツコツ積立投資しているのがバカバカしくなり、仮想通貨でゴールしたいと思う方も多いかと思います。
私もできることならそうしたいです。

しかしながら、仮想通貨で大儲けしてゴールしたいといった投機目的※での仮想通貨購入は、相当なセンスと度胸と運がないと極めて難しいという認識です。

ですので、自分が庶民だと思われる方は投機目的で仮想通貨に手を出すのはやめておくべきと考えています。
仮に買ってみたい気持ちが収まらなくても、技術的・思想的にビットコインの真価を信じられるという信仰者以外は余剰資金を超えるお金を投入しないことをおすすめします。

本記事では、この理由を説明します。

※投機とは、短期的な売買で利益を得ようとすることです。簡単にいえば、安く買って高く売るということですね。

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仮想通貨は簡単に儲かる?

ビットコインといえば、多くの仮想通貨取引所がTVCMを出していた頃、持っていれば勝手にお金が増える的なことがよく言われていました。
実際に、寝て起きたら含み益が2倍以上になっているなんてことも多々あるような値動きでした。

今回の仮想通貨の上げ相場でも同じようなことが起こっています。

では、今すぐ仮想通貨を投機的に買えば儲かるのでしょうか?
そうではないと考えます。

何故なら、今は上昇相場ですが、明日さらに上昇するか、価格を維持するか、暴落が始まるかわからないためです。
つまり、ただのギャンブルでしかないということです。

価格の予想にテクニカル指標を使うという手段もありますが、これを使いこなすには相応の知識が必要ですし、有用とされている指標も、あくまで多くの人が「この指標を信じよう」と思っているから成り立っているだけということもあります。
仮にテクニカルを極めていようと、機関投資家の意向次第でトレンドは転向することでしょう。

何より仮想通貨には、現状その資産的価値を裏付ける根拠は何もありません

ブロックチェーンの技術的なイノベーションとしての価値は大きく、やがて世界中の人がその価値に気づいた時にはニーズと信頼が生まれることにより、今の値段とは比較にならないほどの金銭的価値を持つ可能性はあります。

しかし、ビットコインや今ある仮想通貨よりも遥かに技術的に優れるものが生まれたらそちらがユースケースとして使われるかもしれませんし、そもそもこのような技術的な価値に対する強い信念が無ければ、市場の値動きに翻弄されてしまい大きな果実を得ることは困難であるどころか、多くの場合には超絶下落相場で狼狽売りをしてしまうでしょう。

儲かるかもしれないし、儲からないかもしれない。

これは投資全般に言えることですが、株式であれば、ある程度長期的にみれば右肩上がりであることは歴史的な経験則でいうことができますし、そもそも企業が持つ価値ですので実態がありますが、仮想通貨にはそれがありません。
さすがに起こらないとは思いますが、明日1BTC=0円になる可能性もゼロではないということです。

さらに、仮想通貨でゴールするとして、例えば1億円手元に欲しい場合は、2億円以上相当の仮想通貨が必要です。少なくとも今の日本では、仮想通貨の利益は雑所得ですので、このレベルの儲けがあると、ガッツリ半分以上税金で持っていかれてしまいます。

そして、仮に儲かったとして、どこで売るか判断するのが極めて難しいです。
目標額を決めて、もしそこに到達したら売るといったルールを固い意思で定め、実行できるのが投機的な仮想通貨投資の最低条件かもしれません。

異常な速度で価格上昇するなかで、そのルールに則れるでしょうか?
まだ上がるかもしれないと思っていたら暴落し、一時的につけた最高値に戻ることを期待していたらさらに暴落、気付いたら損益に、などということも珍しくはないでしょう。正解はおそらくなくて、自分で作る必要があります。
これが冒頭に度胸とセンスと書いた理由です。運の方は言うまでもないですね。

以上のことから、庶民が仮想通貨投資をしても、簡単に儲けることはできないと考えています。

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タラレバを考えるのは時間の無駄

仮想通貨のチャートをみていると、思わず妄想してしまいせんか?

もし、ビットコインが38万円のときに○○円投資していれば、今頃・・・などですね。
そういう妄想は正直楽しいので無駄とは言いませんが、これからもそうなるかもしれない、と考えるのは危険ですのでやめましょう。
妄想で止めておきましょう。

また暴落していくらになったら買おう、くらいに思っておくのはありかもしれませんが、いざ暴落してみるとなかなか買えないものです。
一時は200万円以上の価値があったものが、80%オフで売っているにも関わらずです。

前述のとおり、仮想通貨に資産的価値の裏付けがないので、株式と違って自分で納得できる再上昇の根拠がないため、価値ゼロになる恐怖が邪魔することでしょう。

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リスクヘッジ資産の可能性

以前、以下の記事で、フィアット通貨が価値を失った場合のリスクヘッジ資産として、ビットコインをポートフォリオに組み込むことを検討しています。

ビットコイン定期積立によるリスクヘッジとその投資方法【資本主義崩壊対策】
【重要】2019年11月10日追記 本記事において、定期積立の難しさとその解決方法を述べていますが、コインチェックが定期自動積立サービスを開始したため、不要な悩みとなりました。 定期自動積立を行いたい場合は、コインチェックの口座を開設し...

ビットコイン等の仮想通貨については、余剰資金なら組み込み得ますが、歴史的なお墨付き等はないことから、資産形成として考えるとギャンブル要素が高いため、所持するならリスクヘッジ資産と考えて、基本的に積立投資+HOLDするのが良いという結論です。

まとめ

仮想通貨売買は、センスと度胸がないと仮想通貨で大きな利益を得るのは難しいと考えます。
どんなに短時間でお金を増やしたくても、自信がない人は愚直に株式や投資信託に積立投資をすべきでしょう。

一方で、常に暴騰の可能性を秘めていることも事実ですし、大きなリスクを背負うものの、庶民が一気にアッパーマス層、準富裕層を駆け抜けるのに有効なルートかもしれません。
そして、色々述べてきましたが、結局全てを覆す「運」という要素が最も強いのは言うまでもありませんので、誰にでも可能性はあります。
それこそ、宝くじなんかを買うより断然高い期待値です。

リスクヘッジ資産を兼ねて、余剰資金の一部で夢を買ってみるくらいなら良いのかもしれません。

短期的な投機目的で参入すべきものではなく、技術的・思想的に共鳴するところがありかつその真価を信じられるのであれば、長期積立&永続的にHODLすればいいんだと思いますが、多くの人はこの前提条件を満たさないと思いますので一般にお勧めできる投資対象ではないかなといったところです。

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