【目次】資産形成・投資の極意【まとめ】

ビットコイン定期積立によるリスクヘッジとその投資方法【資本主義崩壊対策】

仮想通貨

以前、「各資産クラスの時価総額規模からわかる世界経済の置かれている状況について」において、ビットコイン(暗号資産)の可能性に触れました。

仮想通貨バブルと言われる2017年12月末、ビットコインにつけられた価格は1BTC=約220万円でした。その後、暴落や回復を繰り返し、2019年8月8日現在では1BTC=125万円程度となっています。

当該記事では、今後は、これが無価値になる可能性もゼロではないものの、最高値の約50倍である1億円以上にもなる可能性もあることを示しました。

そのため、S&P500インデックスで確実に資産を増やす傍ら、財政ファイナンス亜種を行う日銀&日本政府や、MMTを是としつつある世界の政治・経済事情を鑑み、その崩壊のリスクヘッジとして余剰資金レベルでビットコインをポートフォリオに組み込むのも1つの手だと考えます。
(当ブログのスタンス的にはそもそも余剰資金があるならS&P500がメインというのは変わりませんが。)

ということで、今回はビットコインの定期積立によるリスクヘッジ手法について紹介します。

ビットコインをはじめとする仮想通貨投資というと、一攫千金のイメージが強いかもしれませんが、本記事はそのようなスタンスではなく、確実なインデックス投資のプラスアルファとしてデジタルゴールドをポートフォリオに組み込んでみるという試みです。

ビットコインへの投資方法

短期売買は一般人では難しい

先述のとおり、ビットコイン(あるいは他の暗号資産)が基軸通貨となる可能性はゼロではなく、その可能性も無視できるものではありません。
したがい、少なからずビットコインを保有していれば、仮にそうなったときにフィアット通貨(円やドル等の法定通貨)の価値が大きく減少することに対するリスクヘッジになります。

しかしながら、ビットコインをポートフォリオに組み込むとしても、2019年8月現在のビットコインを含む仮想通貨市場は依然ボラティリティ(価格変動幅)が大きく、短期的に損する可能性が非常に高いため、投資し続けるには高い精神力が必要となります。

仮想通貨でアーリーリタイアできるほどの大きな富を築くには、テクニカル指標等を駆使した短期トレードが必須になりますが、とても一般的には推奨されないでしょう。

例えば、2017年末から2018年のコインチェック事件頃までは、「買えばだれでも儲かる」ような空気によりバブルが形成され、そして崩壊しています。
仮想通貨はゼロサムゲームですので、大儲けした人がいれば、損した人が必ずいます。

ここで、前者は誰でしょうか?
それは一部の優れたトレーダーか、機関投資家、そして古参のガチホ民が殆どと考えて良いと思います。
損した人は、言うまでもなく「買えばだれでも儲かる」ような空気でお金を突っ込んだアマチュア投資家(一般人)が大半と推察できます。
もちろん、割合はアマチュア程でないにせよ、プロのトレーダーでも数えきれない程の人が大敗したことでしょう。

これが言える理由は、2017年の億り人は331人、2018年の億り人は271人と非常に少ないことが国税庁の発表により明らかになっているためです。仮想通貨で莫大な富を築くことが如何に難しいかよくわかりますね。

長期積立がベター

では、一般人がビットコインをなるべく損せずに買うにはどうすれば良いのでしょうか?

これはよく言われている話ですが、余剰資金による長期積立です。

長期積立が効果を発揮するためには、お馴染みのS&P500インデックス等のように、価格が上下しつつも長期的に右肩上がりのトレンドであるという前提が必要です。

そして、当然右肩上がりが実現するどころか、価値がなくなる可能性も捨てきれないため、常に全損のリスクが付きまといますが、これはあくまで余剰資金であることで納得します

あとはいつもの積立のように、1つのポートフォリオとして長期積立を実行するのみです。

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ビットコインの積立方法

積立失敗の可能性

ビットコインの長期積立を実行するにあたって、具体的にどうするのが良いでしょうか?

基本的には、積立NISA枠外の株式等と同じで、毎月の投資額を設定し、可能な限り日を分け、お金を等分して無感情で買い付ければ良いだけです。

しかし、これには大きな問題があります。
それは、ビットコインのボラティリティが高いことによる積立失敗の可能性です。

そう、いくら自分でルールを決めて、この日にいくら積み立てるといっても、そのタイミングで暴落していたり、高騰していると「損したくない」という気持ちから躊躇してしまうのが人間です。
ビットコインをはじめとする仮想通貨の短期的な高騰/暴落は株式等の比ではなく、感情的に狼煙売りをしてしまう可能性が高いです。

先にさらっと「余剰資金であることで納得する」と書きましたが、余程メンタルが強くないと難しいんですよね。

自動定期積立がベストだが・・・

そこで、長期積立の継続性を高めるには自動定期積立がおすすめなのですが、残念ながら国内に現在自動定期積立ができる仮想通貨取引所はありません。

かつて、ビットフライヤーやZaifといった大手仮想通貨取引所で実施可能でしたが、双方サービス停止中となっています。

一方で、海外の取引所を使えば、クレジットカード決済で定期自動積立が可能だったりしますが、取引所破綻、クレジットカードのセキュリティ、日本からのアクセス規制等々、別のリスクが高くとてもおすすめできません。

積立を継続するために

確実な積立継続は定期自動積立ですが、2019年8月現在、正攻法では難しいです。
そのなかで、少しでも積立継続確率を上げるためには、以下の方法が考えられます。

  • 生活のルーチン化する
  • プログラムの力に頼る

1つ目は、結局精神論ですが、毎日あるいは毎週の決められた曜日、時間(昼休み等)に何円分買うというのを取り決め、ダイエットや筋トレの如く継続する努力をすることです。結局最後の心の拠り所は「とはいえ余剰資金だし」です。
トレーダーからすれば「愚行の極み」でしょうけど、いっそのことビットコインの相場について全力で鈍感になるというHodl戦略も1つの手かもしれませんね。

2つ目は、サービスがないなら自分でシステムを作ってしまおうという手です。実は簡単に作れます。
例えば、PythonのCCXTというライブラリを用いれば、自動積立どころか、複数の取引所に分散して定期積立を行うようなことも可能です。それもわずか数十行のコードで。

ただし、これにはプログラムを常時動かす環境が必要であり、1日中PCを稼働させたり、サーバーをレンタルする等のコストが別途かかります。これらを普段からやっているような方におすすめです。

なお、Pythonを用いた仮想通貨の自動定期積立については、今後別途解説する予定です。

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仮想通貨に投資する余剰金の考え方

精神論でも、プログラムでも仮想通貨に投資するとした場合、いくら投資するのがベストでしょうか。
余剰金といっても、人それぞれです。

簡単な考え方は以下のとおりです。

(余剰資金)=(給与手取り額)-(生活費)-(ローン・カード等支払い分)-(つみたてNISA)-(iDECO)-(生活防衛資金の積立)-(その他娯楽等)

生活費は、日々の食費、光熱費、水道代、ガソリン代等々、生活を営む上で必須の資金です。
ローン・カードと記載したところはそのままです。

つみたてNISA、確定拠出年金(iDECO)については言うまでもありませんね。これらをせずに仮想通貨投資をするのは、一攫千金を狙ったギャンブルをしたいというわけでもなければあり得ない選択でしょう。

生活防衛資金とは、収入が無くなった際の保険です。今回は詳しく述べませんが、生活防衛資金は、生活費1年半~2年分あれば十分保守的と考えられ、また、考え方によって半年分だったり、2年分以上だったりします。
これについては、既に準備ができている方は必要ありません。

これらに、その他の娯楽等で使いたいお金を差し引くことで、ようやく余剰資金に辿り着きます。
(ある意味、娯楽等というのは余剰資金の一部ですが)

余剰資金のうち、さらに株や投信、ETF等に投資する場合はそれを差し引いた額を仮想通貨投資に回すと良いでしょう。

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まとめ

以上、ビットコイン定期積立によるリスクヘッジとその投資方法の紹介でした。

まだまだ投機(ギャンブル)対象とみられているビットコインですが、その技術は素晴らしいもので、著者は今後2017年末のバブル時の高値を大きく上回る可能性は十分にあると考えています。

あくまで可能な限り安定的に資産を築くのが目的であり、S&P500インデックスへの投資に全力なのは変わりませんが、ビットコインがデジタルゴールド(ゴールドの役割の代替手段)として認められ始めている中で、こういった息抜き?も少しポートフォリオに組み込んでみるのも面白いかもしれません。

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