普通の人がお金持ちになるために必要なたった1つの気質とは?

各種考察

本ブログをお読みの方や金融リテラシーが高い方は既にお気づきだと思いますが、幸運にも今の時代に生きる日本人であれば、例え普通の人であっても誰でもお金持ちになれます。

やり方は簡単で、まともな会社で働いて平均給与を得て、倹約節制に勤めることで可能な限り余剰資金を生み出し、それをインデックス投資などのプラスサムゲームの投資対象に投入することを愚直に20~30年間繰り返すだけです。

なお、正社員同士の共働きだとより短期間(20年以内)でお金持ちになれます。

しかし実態はというと、富裕層の条件である金融資産1億円以上を持つ世帯は、日本ではわずか2.3%しかおりません。

なぜこんなにもお金持ちになれる人は少ないのでしょうか?

お金持ちになるために必要なことは、何があるでしょうか?

私が考える、お金持ちになるのに必要な項目は以下の3つです。

・高年収
・時間
・頭脳

お金持ちになり、億を超える金融資産を維持していくためには上の3つの項目があれば有利であるということはご理解いただけると思います。

しかし、たとえ現状でこれらのどれかが不足していても、それを補えるたった一つの能力があります。

普通の人がお金持ちになるうえで必要となる最重要事項、それは「意志力」だと私は考えます。

本記事ではその理由を説明していきます。

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お金持ちになるのに有利な3つの項目

それでは、お金持ちになりやすくなるための三つの項目を一つずつ見ていきましょう。

高年収

最初の項目は、高年収です。

当然ですが年収が高ければ高いほど、お金持ちになりやすいですね。

しかし、多くの宝くじ当選者や高収入のアスリート、芸能人たちは、高収入が途絶えると高確率で破産します。つまり、その高年収を維持できるようでない限り、普通の人は生活レベルを上げにあげて、結果的には金融資産のほぼ全てを失うのです。

また、年収1億円などといった超高年収でない限り、すぐにお金持ちになることはできません。

年収1千万円程度では、少し贅沢をすれば簡単に散財してしまいますし、節制しても手元に残るのは年に数百万円です。

普通の年収の人だと、一年で生み出せる余剰資金は頑張っても200万円から300万円程度でしょう。

時間

金融資産1億円以上の富裕層になるためには、節制して余剰資金を生み出し、投資に回すことで資産を膨らませる必要がありますが、富裕層になるまでには長い時間がかかります。

従って、二つ目の項目は時間(投資期間)です。

安定的に高パフォーマンスを誇ってきた米国株式市場へのインデックス投資による利回りは平均すると年間6~7%程度であるため、複利により大きな効果を得るには10年単位の長期期間が必要です。

投資には「72の法則」というものがあります。

これは、年利をx%とした場合に投資資産が二倍になるまでの期間は72/x年であるという法則です。

例えば年利6%である場合、投資額が二倍になるまでの所要期間は12年間です。

従って、年間数百万円程度の投資余力では、総資産が1億円を超えるまでには相応の時間がかかるのです。

頭脳

三つ目の項目は頭脳です。

科学技術が高度に発展し、情報が世界中を瞬く間に行き交う現代社会では、高IQホルダーがお金を集めやすくなっております。

ITの発展のおかげで、インターネット上で容易にビジネスが行えるようになりました。ネットビジネスを始める際の参入障壁は低く、在庫はいらず、初期投資も最低限で済みます。投資環境も整備されてきており、ワンクリックで世界中に格安な手数料で投資できます。

このような恵まれた環境下では、頭の良い人たちが儲かるビジネスモデルを考案し、サービスを提供し、簡単にお金持ちになれるようになりました。

とはいえ、そのようなニーズの大きい画期的なサービスを提供できる人は極わずかです。

しかし、多少の頭脳があれば、再現性の高いお金持ちになる方法には行きつきますし、その内容も理解できます。

今この文章をお読みの方のほとんどは、お金持ちになるのに必要な頭脳レベルを満たしていると思われます。このページにたどり着いていることこそが、その証左です。

つまり、なるべく収入の大きい会社に勤め(家庭をお持ちなら共働きがベター)、節制倹約により余剰資金を生み出し、株式インデックス投資を行い、時間をかけることによりお金持ちになれるということを理解できるかどうかです。

また、収入が上がっても生活レベルを上げないということにも、それなりの思考レベルが必要です。

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お金持ちに必要な最重要項目:意志力

さて、上の三つの項目は、あればあるほど良いけど一つ二つぐらい多少欠けていても、お金持ちにはなれるでしょう。

しかし、それはあなたに意志力さえあればの話です。上位約2%の富裕層に普通の人が入るには、強い意志力が要求されます。

逆に言うと、上の三つの事柄は、強い意志力があれば補えるということです。

例えば、もしあなたの年収が現在十分な水準にない場合でも、意志力があれば高収入を得るための努力を淡々と実行できるはずです。この努力を愚直に続ければ、平均年収程度には十分達することが出来るでしょう。

もしあなたに投資期間があまり残っていないとしても、意志力をもってすれば収入を上げたり、より大きな利回りを得るためのポートフォリオを構築することにエネルギーを注ぐことにより、最短時間で資産を膨らますことが出来るでしょう。

もしあなたの頭脳が高いとは言えなくても、より多くの時間を情報収集に使い、可能な限り考え抜くことで、多少のタイムロスはあってもやがては米国株式市場へのインデックス投資という「普通の人がお金持ちになる方法」にたどり着き、腹落ちさせることができるでしょう。また、金融リテラシーも着実に上がっていくことにより、適切な投資行動を選べるようになるでしょう。

意志力があれば、多くの人が行うような消費活動、即ち目の前の快のためにお金を使うのではなく、将来のために節約し、投資に回すことをひたすら愚直に続けることができます。

米国株式市場におけるリターンは、過去200年以上に渡って実質リターン6.7%のラインを行ったり来たりしながら伸び続けてますが、投資を始めてからこの平均リターンに収れんするまでには15年以上の月日がかかります。何故なら、株価は変動幅(ボラティリティ)が大きく、周期的に好景気と不景気(リセッション)を繰り返すからです。

長い投資生活の間には、リセッションにより元本割れを起こすこともあるでしょうし、それまでに積み重ねてきた含み益の多くを吐き出すようなこともあるでしょう。現に、リーマンショックの際には、平均株価は一時的に半減しました。

そこで積立投資をやめてしまってはおしまいです。次の好景気にそのリセッションの恩恵(安値での仕込み)を得られなくなるため、平均年利6.7%を得ることはできません。

そして、多くの投資家がリセッション時に積立投資を辞めてしまうのです。そのため、富裕層は日本にわずか2%程度しか存在しないのです。

つまり、お金持ちになるために本当に必要なものは、自分で考え、気づき、そこで見出した最適解を信じ、愚直に継続し続ける意志力なのです。

この能力は、たとえ高年収でもたとえ若くてもたとえ頭が良くても補えません。

諦めないことが、普通の人が富裕層になるたった一つの最重要事項だと考えます。

意志あるところに道は拓けると、私はそう信じてます。

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まとめ

お金持ちになるために最も必要なものは偉大なる意志の力であるということを説明いたしました。

こんなことを偉そうに語っている私はどうなのかというと、現在30代前半でお金持ちへの道半ばであり、まだまだ道のりは遠いです。

しかし、40歳までに準富裕層になり、45歳には富裕層になるという実現可能な計画を立て、愚直に行動を行っております。

自分自身が資産1億円を実現することで、本ブログの内容を体現していきたいと思います。

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