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節約と長期投資の考えかたの矛盾点と、それを解消する方法

積立投資

資産形成の鉄則を端的に述べると、勤労により賃金を得て、節制倹約により余剰資金を生み出し、それを適切に投資し、配当金が出たら再投資することにより資産を膨らましていくことにあります。

しかし、実際にこれをやろうと試みてみると、色々と問題が生じます。

そのうちで最も大きい問題の一つは、節約家思考と長期投資家思考とのミスマッチではないでしょうか?

このミスマッチがなぜ起こるのか、またそれを解消する方法について解説します。

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節約家と長期投資家の内部矛盾とは?

なるべく多くの投資資金を捻出するために、節約家思考を身に着けることは資産形成を行う上で非常に重要です。

節約家の特徴を一言で述べると、少しの損得にも敏感であることといえるでしょう。

目の前の10円や100円を拾い集めるゲームとも表現できそうです。

一方で、長期投資家が持つべきマインドはどのようなものでしょうか?

それは、景気後退時に一時的に総金融資産が20%減少したりしても、10年や20年後という長期目線ではやがて増えると考え、売らずにむしろ買い増し続けるという明鏡止水の境地にあることです。

ここで、勘のいい読者の方は気づかれたかもしれませんが、節約家と長期投資家のマインドには矛盾が生じます。

それは、節約家としては目の前の10円や100円の損得に敏感である一方で、長期投資家としては金融資産の20%や30%減少(数百万円や数千万円の変動)にも無関心でいなければならないということです。

完全なる矛盾ですね。。

この内部矛盾にどうやって折り合いをつければよいのでしょうか?

節約家と長期投資家の矛盾の解消法

上記の矛盾もさほど気にならないような老練した合理的思考力や感情のコントロール能力をお持ちの方は問題ないのですが、意を決して始めた長期投資を多くの方が下落相場で諦めてしまうのにはこの矛盾が大きな理由の一つでしょう。

この問題に折り合いをつける方法は、どちらもほどほどにという中庸的手法です。

節約であれば、1円や10円を拾うようなところまで徹底すると生活満足度が下がることでストレスがたまり、そのストレスがやがて例の矛盾に対する大きな反発力として返ってきてしまいます。

従って、節制倹約としては支出の7~8割を占める固定費削減をメインとし、流動費は外食を控え自炊を中心とするぐらいで十分でしょう。念のために付け加えますが、ガチの節約家であっても矛盾によるストレスを感じていない方は、徹底的な節約ライフを今後も楽しんで行い続けるのがベストです。

投資の中庸策としては、自分の手を介さずに積立可能である完全自動積立の仕組み化を導入することがベストだと思います。これにより、上昇相場時に値段が高いからという理由で買い付けを行わないということによる機会損失や、下落時に評価額の激減により積立を解消してしまうということを防ぐことができます。

積立投資の完全自動化を行ってしまえば、買い付ける機会をうかがう必要がなくなりますから、やがて評価額を頻繁に確認しなくても大丈夫になります。長期投資家は短期的な市場の綾に無関心でいることが重要ですから、評価額を確認するのは半年に一度ぐらいのリバランス時のみで十分でしょう。なお、積立銘柄は、分配金を出さずに自動で再投資してくれる銘柄にしておけば、再投資の手間も省けるのでおすすめです。

徹底的にアホールドを決め込むことは投資の最適解ではないかもしれませんが、市場平均には勝てないという諦念からインデックス長期投資を選択した人にとっては、過去の期待リターンを得るためのベターな解だと思います。

私はeMAXIS Slimの米国株式(S&P500)と先進国株式を毎月ひたすら自動積立しております。

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まとめ

現在の米中貿易戦争による調整相場を過ごして、みなさんはどのように感じたでしょうか?

もしも、日々減少していく評価額を確認してはため息をついていたり、早く評価額が回復してくれと祈るような心境でいたとしたら、それは黄色信号です。

今回の下落は現在のところ調整レベルでしかなく、暴落とはいえません。

やがてリセッションが来た際には、30%程度の暴落は覚悟が必要です。

そうなった場合にも愚直に積立投資を続けられるよう、今のうちに自動積立を導入し、日々の変動に気を留めないような仕組みづくりをお勧めします。

また、行き過ぎた節約により日々の満足度を大きく下げてしまったり家族に迷惑をかけてしまっては元も子もありません。

長期投資を志すのであれば、持続可能性を念頭に置いた人生設計と生活最適化が肝要ですね。

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