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資産形成における正解とは?

FIRE戦略

資産形成と十把一絡げに言っても様々な手法がありますが、ここでは再現性の高い一般論としてこうすれば資産形成上有利であるという方法について考えていきたいと思います。

なお、本記事はあくまでも資産形成という目的を第一義とした場合の検討であって、その他の方法は良くないとか言うつもりもなければ、資産形成の為に魂を売るべきとも筆者は考えていないことを、予めお断りさせていただきます。

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労働形態の正解:DINKSで共働き正社員

一つ目のテーマは労働形態ですが、DINKSで共働き正社員が最強です。結局投資のリターンは再現性を高くしようと思えば一定値に収斂し、そのリターンは株式の配当再投資条件であっても運用コストや税金未考慮で実質リターン6.5%程度です。コストや税金を考慮すると、5%程度と考えられます。

リターンを高くしようと努めてもそれはギャンブル以外の何物でもありません。仮に、大儲けできるような手法があるとしても、あなたが第一発見者群(キャズム理論でいうところのイノベーター)でない限りは、その手法には人々が群がり、あっという間に一般的な投資の期待リターン程度かそれ以下のパフォーマンスになってしまいます。

シーゲル先生が言うように、超過リターンは「投資家が期待するリターン」と「実際のリターン」の差で決まるので、人々が群がればそれは「投資家の期待リターン」が高まっていることを意味し、元々あった超過リターンは塵と消えてマイナス圏へ突入します。投資手法版の「成長の罠」ですね。

従って、ギャンブルでなく堅実な投資を行うのであれば、結局は入金力勝負となります。その際に最強の構成が、DINKSで共働きです。大企業の正社員同士であれば社会人3~5年目には世帯年収1000万円を突破しますから、やり方さえ間違わなければ十年もあればFIRE可能域に突入できます。

次点で、子あり共働き正社員ですね。子育てがあるため、産休・育休期間に収入が途絶えることと、子の養育費および教育費は生涯を通して1000万円単位でかかってきますのでDINKSには劣後します。それでも夫婦で協力しながら正社員共働きの陣形を維持することが出来れば十分すぎる富が得られます。

さて、ここまでの話を見ると、過ぎ去りし日の学歴や職歴、結婚相手次第で資産形成が決まってしまうという身も蓋もない話だと思われるかもしれませんが、チートルートは存在します。

それは、英語です。そう、イングリッシュです。

英語力は汎用的なスキルであるにもかかわらず、多くの大企業正社員は怠惰なので自己研鑽とかあまりやりませんし、もちろん英語の勉強もまともにやりません(耳が痛い)。英語ができるだけで「優秀」とみなされるような謎評価システムが当たり前のように存在しております。従って、英語ができればそれだけで貴重な戦力になれます。

また、英語を用いてビジネスを行う外資系企業に務めることになれば、安定とは引き換えに若年層でも多額の年収が狙えます。さらに、そこで出会う人たちもイングリッシュでビズしてメイクマニーするような意識と教育レベルの高い人たちですから、経済力という観点のみで見れば結婚相手としても不足無しでしょう。なお、国内企業の海外駐在員となれば国内で同じ仕事をする場合の二倍ぐらいの年収になります。株クラにやたらと海外駐在経験者(と医者)が多いのはつまりはそういうことです。資産形成において、入金力=正義、なのです。

もしも私が何も持たない青年であれば今から何をするかと考えてみると、英語とプログラミングをひたすら勉強すると思います。英語はTOEIC860点を目標にするでしょうし、AIやブロックチェーンのプログラミングをやりこむでしょう。そして、新進気鋭のITベンチャーに転がりこむことを目指します。市場価値の醸成とストックオプションを求めて…

私は国内の理系トップ企業のいくつかで働きましたが、部署にもよりますが国内部隊ではその第一線にいてもTOEIC860点以上で英語を流暢に使いこなせる人というのは稀有でした。多くはTOEIC700点前後で、騙し騙しカタコト英語を話してお茶を濁すという感じでした。年収1500万の課長や年収2000万の部長を含めてもです(あくまで理系職でのお話ですが)。

とは言っても英語だけだと派遣社員としてコモディティ化してしまうので、何か一つ専門性が欲しいところですね。そこでプログラミングです。話が脱線しすぎているので元に戻します。(機会があればいつかまた書きます)

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消費活動の正解:倹約を極める

次のテーマは支出となります。
資産形成の方程式は、みなさんご存知以下の式です。

運用資産(N年目)={(収入ー支出)+運用資産(N-1年目)}×運用利回り

従って、資産形成期の運用資産は何で決まるかというと、親の遺産などの特殊ケースを無視すると(収入ー支出)の蓄積でほぼ決まります。資産形成期はそもそも運用資産が少ないので、年利6.5%程度では複利が大きく働く段階ではないからですね。

そして、収入は転職でもしない限り一気にあげることは出来ません。また、収入が多い人は支出も多い傾向があります。そこで、支出を最小化する節約を極めることは、資産形成においては決定的な意味を持ちます。

まず、節約はいつでも誰でも行うことができ、行った瞬間から成果が得られます。しかも、可処分所得10万円の節約は、年収10万円アップよりも1.3倍ぐらい大きな価値があります。年収が手取りになるまでには税金と社会保険費が取られますからね。

それに、節約により生活費をコンパクトにおさめる事ができれば、いざリタイアしたいとなった際に必要な金額を抑える事ができます。つまり、アーリーリタイアやセミリタイアを目指すFIREラーにとっては、節約は資産運用の原資を生みかつ目標金額を下げるという意味で二度おいしいのです。

究極的には、格安戸建て物件を300万円程度で買い、節約を極めて月5万円生活ができるようになれば、生活保護でもリッチに生きていく事ができますからそもそも資産形成なんて必要ないのかもしれません。流石にこのレベルは覚悟と根性が要りますので一般論からは外れますが、こういう生き方もあるでしょうね。

投資の正解:インデックス投資

最後に資産運用(投資)についてです。

これは、色々な意見があるとは思いますが、株式を中心としたインデックス投資が万人にお勧めできる最適解の一つに落ち着くでしょう。

一般論では再現性の高さが重視されるからですね。誰でも同じやり方でそこそこの利益を得られるという手法がインデックス投資です。そこそこと言っても投資のプロの8割以上の人たちに勝てますから、まさに最適解にふさわしいと個人的には思います。

インデックス投資と一口に言っても色々な手法がありますが、その中でも再現性の高さを重視すれば国際分散投資となるでしょう。その上で、アセットクラスも分散させるというのが現代ポートフォリオの示す解です。

とはいえ、学問としてはまだまだ醸成されていない分野であるため現代ポートフォリオ理論が正しいのかというと結構怪しいです。単年度ベースでは無く10年、20年の長期投資を前提とした評価だとまた景色が変わってくる(米国株式一本槍も善戦し得る)ものだと個人的には思ってます。

しかし、誰にも安心して勧められる投資方法としては、単年度ベースでシャープレシオが高くなるように、株式を中心として相関関係が負となるような各種アセットにも幅広く分散させた国際分散投資が最大公約数的な解となります。

この手法では、幾何平均実質リターンは年間3~5%程度となります。
最高効率と謳われる米国株集中投資でも上述の通り6.5%ですから、いかに若いうちに投資を始め、いかに多くの資金を市場に投入するか、これが資産運用の全てだと考えられます。

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まとめ

我々は、資本主義社会に生きています。

資本主義社会は、文字通り資本を主義(最優先)として掲げた社会です。従って、資本をより多く集めた人がこの社会のピラミッドの上へと登ります。

残念ながら、お金を恐ろしいほど沢山持っている人達は何をやっても許されるという非倫理的な事象がこの社会では横行しています。この手の問題は主要メディアには載りません。何故なら、メディアも資本主義社会に組み込まれているからですね。

資本主義社会は資本家に優しく貧乏人(賃金奴隷労働者)に厳しい社会であることは、国の税制を見ればわかります。ピケティの仕事を引用するまでもなく、持つ者と持たざる者との間の格差は恐ろしいほどの勢いで拡大の一途を辿っているのが現状です。

さて、こんな残酷で不平等な社会で、あなたはどう生きていきますか?

これをお読みの方の中には、調べれば調べるほどあまりに無慈悲で残酷な、おそらく知らない方が良いであろう事実の数々を知るごとに精神が打ちのめされ、心が荒んでいったという経験を持つ人もいると思います。私も15年ほど前から度々経験してます。しかし、ここで愚痴を言っても何も始まりません。

幸運にも、今を生きる日本人であれば、ほぼ全ての人が資本主義社会のヒエラルキーのトップ層にあたる資本家の仲間入りをする可能性があるという「資本家の卵チケット」を持って生まれてきます。

このチケットは、あくまで適切に行動すれば資本家になれる可能性がありますよというチケットです。生まれながらにしてこの可能性すら持てない人達が歴史的にも圧倒的大多数でした。有史以来、99.9%以上の人間がこのチケットとは無縁だったでしょう。

今を生きる日本人は、人類史上0.1%に入るぐらい幸運な環境に生きていると言えます。もちろんこの数字は根拠のない適当なものですが、あなたが日本に生まれた日本人であれば、それはとてつもなく幸運であるということに変わりはありません。先に述べた社会システムの残酷さを差し引いてもです。

前回の記事で紹介したように、食うに困らない程度の収入を得るのは実は非常に簡単であり、社会インフラが整っており、治安も良く、おいしいご飯が安価で食べられて、低コストで世界中の証券へとアクセス可能な投資環境が日本では万人に開かれております。

選民思想チックで胸焼けするかもしれないのでこれ以上は辞めますが、これが一体どれだけ幸運なことであるか、今一度噛み締めて欲しいと思います。

過去を悔いる必要も現状を嘆く必要もなく、なるべく最適解に近い行動をとり、やるべきことを淡々とやり続けてひたすら攻略ルートを突っ走るだけです。キーワードは勤倹投資です。とはいえ、ストイックになりすぎる必要はありません。持続可能なペースで長期間続けることで、道は拓けると私は信じております。

そして、十分な資産形成を行いFIREした後は、健康寿命までに残された膨大な自由時間を用いて、自分が思い描く理想の人生を歩むためにFIRE(完全燃焼)するだけです。

そこからが本当の”はじまり”かもしれません。

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