20年で1億円以上の資産を築くシミュレーション

本多静六氏に学ぶ現代に最適な5つの処世術

資産形成論

林学の東大教授であり、日本の林学の創始者でもあり、「公園の父」と呼ばれ、一代で巨万の富(現在価格100億円以上)を築き、そのほぼ全額を寄付した偉人、本多静六という人物をご存知でしょうか?

上記の経歴だけでもとんでもないため、多くの人は「自分には参考にならない偉人の所業だ」と思うことでしょう。

しかし、氏の書籍を読み解くと、面白い事実が浮かび上がってきます。

それは、本多静六先生は努力と継続の達人である、ということです。

代表作である「わたしの財産告白」では、東京山林学校に入学するも第一期試験に落第し、劣等感に苛まれて自殺未遂を図るところから始まります。

そこで古井戸に投身したのですが死にきれず、天から貰った命と心を切り替えて決死の覚悟で猛烈に勉強をして二学期にて最優等となり銀時計を賞与されることから物語は幕を開けます。

この経験から、落第するほど愚鈍であっても努力次第で何事も成功できるという自信を得たそうです。

晩年に氏が掲げたスローガンは、「人生即努力、努力即幸福」というほどの努力家でした。

例えば子供がひもじいと泣き叫ぶ中で一汁一菜を徹底するなど、その度肝を抜かれるストイックさには枚挙にいとまがありませんが、本多氏のその徹底した自己管理と継続力に基づく教えは現代であっても間違いなく通用します。

本多静六先生は以下の五つの事柄を20代前半から始め、隠居されてもなお継続しておりました。

本多静六の人生を通じて行った継続的努力
・四分の一天引き貯金
・一日一頁執筆の業
・職業の道楽化
・ひたすらウォーキング
・ミニマリスト

これらの内容は、今の時代に行っても効果があるどころか、高度にテクノロジーが発展した今だからこそ行えば効果が高いものが多く、まさに現代にマッチしております。

人生を極めし努力の偉人が行った、時代に風化されない処世術を学んでいきましょう!

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四分の一天引き貯金法

資本主義の世の中ですからまずは伝説の億万長者か教える資本を築き方からいきましょう。

本多先生が実践したこととして、「四分の一天引き貯金法というものがあります。

その名の通り、給料が入ったら即四分の一を貯金してしまい、そのお金はなかったことにして生活を行うというものです。

ここで重要なのは、あらゆる臨時収入は全額貯金するという鬼のルールです!

氏の並々ならぬストイックさが表れておりますね。

とはいえ実際にこれを採用する場合は、そこまでストイックにならなくてもいいと思います。

なぜなら、この業は継続してこそ初めて効果があるものであり、辛さ故に継続をやめてしまったら意味がないからです。

意志力が強くそれなりに収入も多くあり、がっつりストイックにやりたい人はボーナス等の臨時収入を全額貯金に突っ込むのが良いでしょう。

しかし、そうではない人はすべての収入の四分の一を備蓄するようにしましょう。

なお、本多先生はある程度貯蓄が貯まったら投資を行うことを勧めております。

先生の生きた時代にはまだ株が個人に公開されたばかりであったため、土地(山)やJRなどの限られた個別株を購入して財を成しましたが、投資方法としては分散投資を強く強調されております。

ありがたいことに現代ではインターネットがあらゆるものを繋いで良質なサービスを安価に提供してくれております。

長期的な投資対象としては、世界経済へと分散投資できるノーロードのインデックスファンドが最適でしょうし、もし本多氏が生きていたら同じことを言うでしょう。

一定量の貯蓄が得られた後は、ひたすらインデックスファンドを一定額ずつ積み立てることをお勧めいたします。

なお、本多氏は好景気の時はなるべく貯蓄に励み、不景気が来たら一気に投資を行い攻めるべきであると主張しております。

本多先生が言う、凡人でも大金持ちになれる方法を以下にまとめます。

凡人でも大金持ちになれる本多流資産形成法

・四分の一天引き貯金

・ある程度貯まったら巧みに投資を行う

・時節を読み、時(不景気)が来たら一気に攻める

以下の記事にて、四分の一貯蓄法の更に具体的な内容を記載しておりますので、興味がある方はこちらものぞいてみてください。

インデックスファンドを用いた長期分散投資の魅力については以下の記事をご確認ください。

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職業の道楽化

本多先生の発想は基本的に極めてロジカルです。

好きなことを仕事にするのが最高であるのは当然ですが、残念ながら幸運にも興味のある分野の仕事をしていたとしてもつまらない雑務に忙殺されるものです。

そこで彼が行った発想の転換が、「職業の道楽化」です。

これはなにかというと、つまり仕事はつまらぬものが多いが、そのつまらない仕事を面白いと思い込んでみようということです。

高杉晋作の「おもしろきことのなき世をおもしろく」と同様の発想ですね。

実際に本多氏がこれを行ってみると、はじめはウソでも面白いと思い込もうという努力が必要なのですが、だんだん脳がだまされてきて、果ては真の道楽に転化するとのことです!

何事も面白いことを見出そうと努力してみると面白いことが見つかるということですね。

そして、職業(仕事)の道楽化に成功すれば、「好きこそものの上手なれ」により成果が量産できるため周りからも認められ、出世することで給料もうなぎ上りとなり、幸福感が上がり続けます。

この考え方は、リンダ・グラットンが「ワークシフト」で今後訪れると力説した、好きなことを仕事にするという個の時代、大企業は潰え、人々はフリーランスで生きていくという時代にマッチしている考え方でもあるでしょう。

とはいえ、ノルアドレナリン主導のモチベーション維持を長期間行うような、ワーカホリックからの青い鳥症候群だけには気を付けつつ、人生の三分の一から半分ぐらいの時間を費やす仕事を楽しんでいきましょう!

ドーパミン型とノルアドレナリン型の脳科学的なモチベーションの説明と、それらの上手な使い方に関しては以下をどうぞ。

一日一頁執筆の業

いわずもがな、時代にマッチした行いが「一日一頁執筆の業」です

これは読んで字のごとく、一日に一ページ以上の執筆作業を行うということです。

なお、書けない日は次の日に二ページ書けばOKであり、初めはノルマに追われていたがやがては前倒しをしまくったそうです。

その経験から、仕事に追われるのではなく仕事を追いかけ、先にやっつけることの大切を学んだとか(どんだけ努力したら気が済むのでしょうか)。。

本多氏はこの執筆の業を「アルバイト」と呼んでおりました。

アルバイトですからただ日記を書くのではなく、世に出しても恥ずかしくないような価値あることを書くということです。

本多氏が生きた当時は書籍はあれども現代と比べるとまだまだ出版される本の数も少なく、執筆家となるのは容易ではなかったでしょう。

そんな中で本多氏は20代のころから執筆活動を毎日続け、晩年には多くの書籍を発行しました。

そのたゆまぬ業のおかげで、私のような21世紀の凡庸な市民がありがたいことに世代を超えて教えを学べているのです。

それが、現代はいかがでしょうか?

ブログやアフィリエイト記事を書けば収益が得られ、Kindleなどの電子書籍であればだれでも書籍を出版できる時代です!!

これほど執筆活動の収益化に恵まれた時代は無いですね。

一日一頁の執筆活動をライフワークにすることで10年も継続できれば、多くの人は間違いなくWeb上の活動のみで生活費を賄うことができるようになるでしょう。

本多氏の教えが現代こそマッチしていると私が主張する理由の一つです。

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ひたすらウォーキング

ロジカルシンキングの猛者である本多氏ですから、当然肉体面にも抜かりはありません。

研究が煮詰まった時は、ウォーキングをしながら考えることを徹底したそうです。

また、晩年であっても亡くなられる直前まで毎日数時間単位で山を越えて歩いていたとか(^^;)

ピンピンコロリ運動に余念がなかったそうです。

なお、現代科学においては歩くことで脳内物質のセロトニンが大量に分泌されるため幸福度が高まるとともに、長距離であれば脳内麻薬であるエンドルフィンが放出されることで突飛なアイデアが浮かびやすくなることが分かっております。

また、脳内物質であるBDNFが放出されることで海馬と灰白質に新生細胞が作られることがわかっており、これにより記憶力が増強され、高レベルな認知機能も高まります。

更に、ストレスホルモンであるコルチゾール濃度が低下することでストレス解消となるとともに、うつ病になりにくい脳を形成することが出来ます

脳科学が未発達な時代であっても、本多氏はウォーキングの重要性を実体験を通じて理解しており、日々歩き続けたのでしょう。

近代の脳科学の発展(というか脳内スキャン技術の発展)によりその効果は立証されているわけですから、生活習慣に取り入れない手はないですね。

かく言う私も氏を見習って、毎日40分ほどお昼にウォーキングを行っております(短い、、)。

ミニマリスト

足るを知る。これです。

本多氏は大金持ちであるにもかかわらずミニマリストを貫き通しました。

節制と倹約は、貧乏時代のみに仕方なしに行うという人が世の中では多いでしょう。

それが、大金持ちになっても倹約家であり続けたという人は稀有なのではないでしょうか?

現代の有名人でいうとオードリーの春日さんぐらいでしょうか?(余談ですが私は春日ファンです)

偉大なる意志力の強さを感じずにはいられません。

とはいっても、資産形成本のバイブルである「となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則」には、億万長者は倹約家が多いということがデータとして書かれております。

大金持ちに対する我々のイメージは、マスコミに作られた虚像と言ってもよいのでしょう。

現に、盛者は油断すると必衰します。

宝くじで云億を手にした人の殆どが破産するという事実は、お金持ちであり続けるにも資質というか器が必要であるということを物語っております。

大金持ちになるためには、倹約的である大富豪のマインドを身に着ける必要がありそうですね。

そのようなマインドを身に着けた人たちがシンプルライフを貫き通すミニマリストなのでしょう。

間違いなく現代にも生きる処世術ですね。

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 まとめ

偉人・本多静六氏の現代にも生きる教えをまとめました。

要約を以下に示します。

・職業の道楽化:フリーランス・個の時代にマッチ

・一日一頁執筆の業:ブロガー・アフィリエイターのはしり

・四分の一天引き貯金法:投資の最適解、インデックス投資法との相性抜群

・徒歩三昧:脳内物質放出三昧

・ミニマリストのはしり

過去の偉人から人生訓を学ぶことで、より良く生きていきたいですね!

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