【FP2級資格取得②】AFP認定研修でいきなり提案書を提出してみた【即日(1日)合格!最短合格法?】

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FP(ファイナンシャル・プランナー)2級の受験資格として、FP3級の合格あるいはAFP資格の取得等が必要となります。

私がFP2級を受験するにあたっては、受験資格取得のため「AFP認定研修」を受講することとしました。

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AFP認定研修において、ネット情報を探る限りでは、修了検定のうち「提案書」に苦労する人が多いようです。

今回、私がFP2級の受験取得のために受講開始したARTISのAFP認定研修(基本課程)では、いきなり提案書を出すことも可能になっていたので、受講開始日に最速で提出してみました。

結果は、92/100とそこそこ高得点で合格できたため、そのご報告です。

AFP認定研修とは?

日本FP協会によると、以下のとおりです。

AFP資格は、FPとして必要かつ十分な基礎知識を持ち、相談者に対して適切なアドバイスや提案ができるFP技能を習得した者に与えられる資格です。日本FP協会では資格認定に際して「教育」「試験」「倫理」を重視し、健全で質の高いFPの育成に努めるとともに、継続的な能力の維持向上を図っています。

出典:日本FP協会 AFP資格とは(https://www.jafp.or.jp/aim/afp/afptoha/

より信頼度の高いFP資格と考えれば良さそうです。
さらに上位の資格として、CFP資格というものも存在します。

しかし、今回私がAFPを取得する理由はあくまで「FP2級の受験資格」のためなので、必要ありません。

細かくいうと、AFP資格もAFP認定研修修了⇒FP2級合格⇒AFP資格取得(有料)という流れですので、そこまではいらないかなと考えています(趣味みたいなものですし)。

無料なら取得するんですけどね。趣味に入会金10,000円、年会費12,000円は少し高いです。

期限内(FP2級合格から翌々年度末)にそういう仕事をする機会があれば払いましょうかね。

難関?修了課題:提案書

さて、このAFP認定研修を修了するには、所定の期間の講習(1ヶ月程度~)と認定試験、修了課題(提案書の作成)の合格が必要です。
このうち、「提案書」がネットで情報を収集した感じでは難関と言われており、苦労した方が多いようでした。

提案書とは?

提案書とは何かと言いますと、ファイナンシャル・プランナーが顧客に提案するファイナンシャルプランです。

例えば、とある一家の定年後のお金の悩みを解決するため、先30年の収入・支出を明確にし、計画しているライフイベント等が実現可能かを試算したり、無理があればその改善方法を提案します。

サンプルが日本FP協会にありましたので、貼っておきます。
興味がある方は参照ください(PDF直リンク)。

https://www.jafp.or.jp/aim/afp/training/proposaltool/files/proposal_sample.pdf

作ってみた感想

修了課題で作成する提案書は、実業務程の細かさはなく色々と条件が簡略化されていますが、それでもお金の計算や税金、保険、年金、資産運用等といった分野を全く知らないレベルだと苦労しそうという印象でした。

あとは、キャッシュフロー作成はExcelで行いますが、簡単な表計算ができないと非常に面倒だと思います。

なお、私のFP的スペックは普通の会社員レベルの税金・保険・年金の知識と、ちょっとかじった資産運用の知識がある程度でした。
従って、次節以降に紹介する内容は、会社員として働き、発生するお金に興味がある人であれば実現可能でしょう。

初手で提案書を提出してみた結果

何故いきなり提案書を作ったのか

一応、研修の集大成として作成するわけなので、勉強してから作った方が効率が良いはず。
しかし、以下の2点の理由から真っ先に提案書作成に取り掛かりました。

① 採点期間が必要
理由の大半はこれです。
AFP認定研修を修了するには、提案書の合格が必須ですが、採点に最大2週間を要するとのこと。

加えて、5月に受験するためには、4月初旬の試験申し込み締め切りまでに修了する必要があります。

2月下旬にスタートした私は最大期間を要すると考えると、2,3回しかチャンスがありません。

また、試験申し込み締め切りが迫ると、他の受講者の採点も集中し、2週間で終わらない可能性も考えられます。
従い、可能な限り速やかに作成すべきと考えたのです。

② 提案書作成はFP2級試験の勉強にならない
これは、Twitter上でFP取得者の方からコメントいただいたものですが、提案書作成はFP2級の勉強にはほぼならないとのことでした。

①のとおり、早く作るべきと思いつつも、多少知識を頭に入れないと面倒なだけかなと思っていました。
しかし、上述のいただいたコメントより、提案書の作成はFPの勉強にならないということは、逆に知識0スタートでも何とかなるだろうと考えました。

そういうわけで、いけるという確信とともに初手で提案書に取り組みました。

なお、実際に作成した結果、税金や年金、保険等、断片的に役立つ知識の習得はありましたが、基本は作業です。試験勉強であれば、ひたすら過去問⇒解説のサイクルを回した方が良いでしょうね。

提出結果

冒頭で述べた通りですが、92/100というそこそこの点数で合格しました。

よって、AFP認定研修の「提案書」作成はFP初学者でも初日に完成可能ということが言えます。

合格ラインの提案書の作り方

前提として、お金の計算や保険、年金、資産運用等といった分野にアレルギーがあると少し時間がかかるかもしれませんが、講習テキストをよく読めば何とかなりますので、諦めずにやりましょう。

問題をよく読む

まずは問題をよく読むことです。

依頼人は家族構成(年齢等も)や加入している保険の種類等々、実務に近いレベルで設定されているかと思います。

見落としがあると年金をはじめ、将来の収入計算に大きな影響が出ますので、焦らず確認しましょう。

詳しくない知識はネットで勉強

提案書では、キャッシュフローの改善のため、様々なオリジナリティある提案が必要となります。

保険関係の解約等についてはわかりやすいですが、資産運用をどうするか等、一定の知識がないと厳しいものもあります。

例えば、退職金の使い道として、安定資産とリスク資産に分ける場合、どうしたら良いかという状況であれば、安定資産として純金や国債投資、リスク資産として米国ETFへの投資等を考えられるといったところですが、知らないとどうしようもありませんね。

こんな時に役立つのが投資系ブログ等です。

退職金、安定資産、リスク資産等で検索して参考にしてみましょう。

なお、私はこの辺りの知識は以前自分で記事として書いていたため、悩むことはありませんでした。
つまり、ネットにそういう情報はいくらでも転がっているということです。

休日に一気にやる

提案書は長くとも1日で仕上げましょう。

正直、FP関係の知識が定着していない状態で作成する場合、一気に終わらせないと毎回忘れます。
当然、ミスの原因になりますので、多少辛くとも1日覚悟を決めましょう。

ARTISのAFP認定研修(基礎課程)はおすすめ

今回、私はARTISのAFP認定研修(基本課程)を受講していますが、ARTISは価格が業界最安値であるにも関わらず、提案書作成のポイント等が非常にわかりやすく記載されていました。

通常の講義に至っても、私が最高率と考える過去問(模擬問題)⇒ 解説というパターンの勉強法を実行しやすいインターフェースです。

現状、私もまだFP2級に合格したわけではないので強くおすすめはできませんが、価格の割に十分と言えるでしょう。

>>ARTISのAFP認定研修(基本課程)を申し込む<<

まとめ

以上、AFP認定研修において、最初に提案書を提出した結果の報告でした。

FP2級の試験申し込みが際どくても、提案書は1発合格可能ですし、研修開始日に提出まで持っていくことも可能です。

  • 提案書はFP知識0からでも即日作成可能
  • 困ったときはテキストの他、ネット情報が有効
  • 休日を1日確保して一気に片付ける
  • 少なくともAFP認定の通信講座は格安のARTISで十分であり、おすすめ
  • 頑張りましょう。

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