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	<title>ＦＩＲＥ戦略  |  理系の錬金術</title>
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	<description>理系院卒の研究者達による資産形成情報サイト　【表示】本ページではPR広告を利用しています</description>
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	<title>ＦＩＲＥ戦略  |  理系の錬金術</title>
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	<item>
		<title>似非FIREします。</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ニューロンズ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 02 Sep 2025 23:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ＦＩＲＥ戦略]]></category>
		<category><![CDATA[FIRE]]></category>
		<category><![CDATA[資産形成]]></category>
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					<description><![CDATA[ご無沙汰しております。ニューロンズです。 大変ありがたいことに、わたくしニューロンズ、この度念願であったFIREを実現する運びとなりました！いやぁ、めでたい！！ このブログを始めてはや7年ぐらいになります。開始当初は30 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>ご無沙汰しております。ニューロンズです。</p>



<p>大変ありがたいことに、わたくしニューロンズ、この度念願であったFIREを実現する運びとなりました！いやぁ、めでたい！！</p>



<p>このブログを始めてはや7年ぐらいになります。開始当初は30代前半であり、資産規模は世帯でおそらく2000万円弱（半分は妻の預金）だったと思います。記録に残っているところだと、2020年12月25日に3004万円とあります。それが、勤倹貯蓄投資を愚直に繰り返し続けたところ、時勢に恵まれたこともありあれよあれよと資産は増え続け、30代半ばで準富裕層に到達し、30代後半の現在は資産1億円を軽く超える結果となっております。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/half_millionaire_age35.html" title="30代中盤で準富裕層に到達して思うこと。" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img decoding="async" width="90" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/11/rich_1636248259.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/11/rich_1636248259.jpg 1280w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/11/rich_1636248259-300x300.jpg 300w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/11/rich_1636248259-1024x1024.jpg 1024w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/11/rich_1636248259-150x150.jpg 150w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/11/rich_1636248259-768x768.jpg 768w" sizes="(max-width: 90px) 100vw, 90px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">30代中盤で準富裕層に到達して思うこと。</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">ご無沙汰しております。理系の錬金術師ことニューロンズです。みなさま、日々お変わりなく爆上がり株高の恩恵を享受されておりますでしょうか？私は御多聞にもれず米国株と仮想通貨の爆上がりの波に乗っており、遂に総資産額が念願の準富裕層となる5...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2021.11.07</div></div></div></div></a>
</div></figure>



<p><a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/asset_market_size.html">資本主義崩壊対策として積み立てた暗号資産のビットコイン</a>を除いても十分な資産（その内98%が株）がありますので、円安とインフレの最中とはいえこれはもう十分なのではないかということで、この度会社を辞めてFIREすることとなりました。私は主にインデックス投資でお金持ちの仲間入りを果たしましたので、かねてより主張していた”インデックス投資でもお金持ちになれる”ということを身をもって証明できたかなと思います。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/10_years_fire.html" title="【爆速FIRE】平均年収の共働き正社員なら10年で早期退職可能であるという試算" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img decoding="async" width="135" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2019/12/夫婦_1576838475-e1576838487984.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【爆速FIRE】平均年収の共働き正社員なら10年で早期退職可能であるという試算</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">45歳で早期退職を募る大企業が増えてきています。また、国家公務員も45歳以上であれば早期退職募集制度によって割り増し退職金を得られます。日本を代表する大企業であるトヨタの社長は「終身雇用を守っていくことは難しい」と述べており、経団連...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2019.12.20</div></div></div></div></a>
</div></figure>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">似非FIREってなに？</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">今後の労働形態の候補</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">おわりに</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">似非FIREってなに？</span></h2>



<p>威勢よくFIREと申しましたが、いくつか注意点があります。一つ目は、公務員相当の給料を立派に得ている妻はフルタイムの仕事を続けます。つまり、世帯としては共働きだったのが片働きになるということになります。ということは、紐になります！はい、ニューロンズ、紐になります！！</p>



<p>会社を辞めるにあたって妻にも一緒に辞めるのはどうかと誘ってみたのですが、妻は仕事が好きだし成長を実感できるのが楽しいから仕事を続けたいとのことで、労働続投となりました。古い価値観ではありますが、本来は一家の主として男である私が働き続けるべきだと思いますが（年収も多いですし）、社会不適合者である私はリタイアし、労働者の鏡ともいえるメンタリティを持つ妻が仕事を続けるという情けない結果となりました。</p>



<p>ちなみに、妻はここ半年ほど国家資格試験の勉強に日夜いそしんでおり、平日は朝5時台に起きて勉強しつつ子供たちの朝の準備を完ぺきにこなし、夜は食事・団らん後の21時以降に勉強し、土日は隙あらばひたすら勉強という受験生顔負けのとんでもないバリキャリエナジーを爆裂させております。かたや私ときたら、勉強や自己啓発などといったものにはもはや全く興味がなく、暇さえあればYouTubeやネットサーフィンに明け暮れているのに、やれ仕事つらいだの、やれ疲れただのと、不平不満を垂れ流す始末です。そんなこんなで共働きの宿命かもしれませんが特にここ半年は家庭環境（主に家事）が荒れに荒れていて色々と後回しにしていたのですが、30代にして家政夫としての第二の人生が始まりますので、家庭を立て直すべく家事や育児、教育をこなして大黒柱である妻を支えていきたいと思います。</p>



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          </div>

</div>




<p>もう一つの注意点は、おそらくニューロンズもしばらくはマイペースに何かしらの経済活動（労働）を続けるということです。現在はFIREが多義語と化し、ただのセミリタイアや個人事業主へのジョブチェンジや不動産事業者でしかないじゃんということでもやれサイドFIREだのバリスタFIREだのコーストFIREだの、挙句の果てにはまだサラリーマンはやめないけど資産規模は膨らんだからFI(RE)だもん☆彡だとか、さらについ最近では”60歳FIRE”という超絶パワーワードが飛び出す始末であり、似非FIRE民らによる多義語化はとどまることを知りません。</p>



<p>FIREというと、私のイメージでは今でいう完全FIRE（そもそも元からその「完全」な状態がFIREじゃなかったの？）のことを示していると認識しておりました。その定義でいうと、残念ながら今後も細々と拝金活動を続けていきますので、ニューロンズも似非FIRE民と相成りました。はい、ニューロンズ、似非FIRE民になります！！</p>



<p>その経緯としては、保育園に通う子供を同じ保育園に通わせ続けるには両親が共働きしている必要があるためです。子供に「幼稚園に行くのはどう？楽しいよ☆彡」と、ジャンク本の乱読により培った似非心理学の知識をフル動員させて誘導してみたのですが、「大好きな〇〇ちゃんや☆☆ちゃんと会えなくなるのは嫌だ！」と激おこされてしまいました。子供を不幸にしてまで親のエゴで（完全？）FIREするのは忍びねぇなと考え直し、何らかの形で働くことと相成りました。</p>



<p>働く目的というか、やり残したことというのも確かにあって、それは新NISA枠をなるべく早く埋めきりたいという渇望があります。5年で1800万円（夫婦で3600万円）埋めきるという当初の計画は絶望的となりましたが、穴があったら入りたいのと同様に枠があったら埋めたいというのが人のサガというやつでしょう。</p>



<p>特に、新NISA枠をはるかに上回る運用資金が特定口座にあるのに、数年早く生まれてきてしまったというタイミングの妙により枠を埋めきれずに、また含み益も大きいため乗り換えもできずに指をくわえて空いた枠を眺め続けるというのはどこか気持ちが悪いものがあります。妻は働き続けるため妻の枠はいずれ埋め切れると思いますが、私の枠を埋められるのは私しかいません。ということで、新NISA枠を埋めきりたいという非本質的で不合理な欲求に駆られるがままに、<em>そぞろ</em>神のものにつきて心をくるわせたる心境で細々と埋めていこうと思います。</p>



<p>さらに、ここにきて<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-08-27/T1MKIUGP9VCZ00">新NISA拡充案</a>が出てきておりますね。その中で、子供にもつみたて投資枠を付与することを検討しているとのことです。贈与枠の縛りもあるので年間100万円程度の枠だとすると、子供が二人いる我が家では年200万円の余剰資金が必要になります。どう考えても超絶長期投資が可能な子供のNISA枠を優先的に埋めるべきなので、私の人類NISA枠補完計画はさらに遅れることになります。</p>



<p>正直、あと1年でも今の仕事を頑張っておくべきだったかと思わなくもないですが、一方で国の制度改正に踊らされていたらいつまで経っても主体的な人生を送れなくなるだけです。”FIRE”という言葉に含まれる&#8221;FI：経済的独立&#8221;とは、国や公共機関による社会福祉や公的支援に頼らずに己の力で生きていくというニュアンスも含まれており、この逞しい姿にカッコよさやロマンを感じている中二病的なこだわりもあるので、これはこれでやむなしと割り切ろうと思います。</p>



<p>今後頑張って働くつもりはないですが、それでも何らかの形で金脈を掘り当てる可能性もないことはないでしょうしね。まぁ放っておいても私の運用資産は長期的には無慈悲な指数関数上昇カーブに乗ってガンガン増えていくでしょうから、子供のNISA枠は低金利の証券担保ローンでお金を引っ張ってきて埋めようかしらね。これぞ富の移転スキームといわんばかりの富裕層合法節税ムーブですね。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">今後の労働形態の候補</span></h2>



<p>さて、それでは今後の労働形態の具体的な候補を考えていきたいと思います。似非とはいえせっかくFIRE？したのですから、フルタイム正社員で転職という線は言語道断、あり得ません。一方で、上で少し触れた保育所問題があるので、それなりの頻度で働く必要があります。また、失業給付金をいただくにはそれに対する労働時間の縛りもあります。さらに、妻が正社員として働き続けるので、そちらの社会保険上の扶養に入るのがベストです。以下に条件をまとめると、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>保育所縛り：月64時間（週16時間）以上の労働時間。求職期間中2か月は在籍継続可</li>



<li>失業給付金受給：働く意思があるが労働先がない状態。給付制限期間1-2か月あり</li>



<li>社会保険上の扶養（第三号被保険者）：年収130万円以下（<strong>失業給付金含む！</strong>）。労働週20時間未満（？）</li>
</ul>



<p>さて、上記の三つの条件、即ち”保育所に通わせる条件”、”失業給付金を受給するための条件”、”妻の会社の扶養に入る条件”をすべて満たす労働形態はあるのでしょうか？</p>



<p>結論から申しますと、若干の妥協は必要ですが解はあります。が、ここに書くと色々と良くなさそうなので、ヒントだけ書きます。まず、一定額以上の失業給付金を受給していると、定期収入とみなされるため第三号被保険者になれません。しかし、給付制限期間中は給付決定していてもまだ給付されいないので第三号被保険者になれます。また、その後失業給付の権利日を残した状態で無事再就職できた場合には、再就職手当金というものがもらえます。これは、失業給付金として本来もらえるはずであった残り日数分の給付金総額に0.7を掛けた金額が一時金としてもらえる制度です。これは一時金であるため<strong>定期収入とみなされない</strong>ので引き続き第三号被保険者として社会保険上の扶養に入り続けることができます。<br><strong>Q.E.D.</strong></p>



<p>ちなみに、今後やろうと思っていることをリストアップしてみると以下のツイートの感じになります。何やるか決めてないですが、下記リストにも囚われすぎずに色々と試しながらじっくり取り組んでいきたいと思います！</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-rich is-provider-twitter wp-block-embed-twitter"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<a rel="noopener" target="_blank" href="https://twitter.com/Singularitalian/status/1952515624959447521" title="https://twitter.com/Singularitalian/status/1952515624959447521" class="blogcard-wrap external-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard external-blogcard eb-left cf"><div class="blogcard-label external-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail external-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://s.wordpress.com/mshots/v1/https%3A%2F%2Ftwitter.com%2FSingularitalian%2Fstatus%2F1952515624959447521?w=160&#038;h=90" alt="" class="blogcard-thumb-image external-blogcard-thumb-image" width="160" height="90" /></figure><div class="blogcard-content external-blogcard-content"><div class="blogcard-title external-blogcard-title">https://twitter.com/Singularitalian/status/1952515624959447521</div><div class="blogcard-snippet external-blogcard-snippet"></div></div><div class="blogcard-footer external-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site external-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon external-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://twitter.com/Singularitalian/status/1952515624959447521" alt="" class="blogcard-favicon-image external-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain external-blogcard-domain">twitter.com</div></div></div></div></a>
</div></figure>



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          </div>

</div>




<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">おわりに</span></h2>



<p>ということで、ニューロンズ似非FIRE報告でした！</p>



<p>本ブログの更新頻度は最近だと年に数本程度でしたが、暇になるのでおそらく更新頻度は増えると思います。読書量も増えるでしょうから、投資関連本を読んだら読書感想文を投稿したりするかもしれません。これまでブログ記事には結構高めのクオリティを求めてきたのですが、今後はもうちょっとゆるい感じで隠遁生活での気づきとかを共有していけたらいいかなとも思います。</p>



<p>会社辞めたら人との繋がりがより一層希薄になりますので、本ブログはわたしにとっては社会と繋がる数少ない架け橋の一つとなります。現状は超絶放置プレイ中なためサーバ代が赤字となっておりこのままだと撤退もあり得ますが、個人的にはライフワーク的にブログ活動を続けていきたいので、今後とも是非ごひいきのほどよろしくお願い申し上げます！</p>



<p>それでは、末筆は久々にこの言葉に締めくくっていただきましょう。<br>「自分の信じる道を行け！！」（ドラゴン桜、桜木先生の言葉）</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/upper_mass_goal.html" title="資本主義ゲームの実質的ゴールは金融資産3000万円である理由" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="135" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/08/ワイン_1598862765-e1598862777788.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">資本主義ゲームの実質的ゴールは金融資産3000万円である理由</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">資産運用の目標額としてよく見るのは1億円という目標です。目標は大きければ大きい方が良いというのは真理だと思いますが、とはいえ現在1000万円もないような20代の人が1億円を目指しても、あまりの目標の遠さに目眩がするかもしれません。...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.09.01</div></div></div></div></a>
</div></figure>
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		<item>
		<title>新NISAを見据えたリタイア時のポートフォリオの検討</title>
		<link>https://www.spin-orbit.com/archives/new_nisa_portforio.html</link>
					<comments>https://www.spin-orbit.com/archives/new_nisa_portforio.html#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ニューロンズ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 03 Dec 2023 08:49:58 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ＦＩＲＥ戦略]]></category>
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					<description><![CDATA[※本記事は2023年1月初頭に下書き保存していた記事ですが、2023年12月にこの下書きを見つけたため、せっかくですのでちょっとだけ修正して公開します。従って内容や考えは2023年1月時点のものとなりますので、現在と認識 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="has-vivid-red-color has-text-color"><strong>※本記事は2023年1月初頭に下書き保存していた記事ですが、2023年12月にこの下書きを見つけたため、せっかくですのでちょっとだけ修正して公開します。従って内容や考えは2023年1月時点のものとなりますので、現在と認識や戦略にズレが生じていることもあると思いますがご了承ください</strong>。</p>



<p>ニューロンズです。<br>今回の記事では子持ちの我が家での新NISAを見据えたリタイア時のポートフォリオについて検討したいと思います。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">新NISAを見据えたリタイア時のポートフォリオの検討</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">資金計画</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">リタイア時ポートフォリオ検討</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">米国か？全世界か？</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">取崩し戦略</a></li></ol></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">新NISAを見据えたリタイア時のポートフォリオの検討</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc2">資金計画</span></h3>



<p>新NISAでは入金枠が年間上限360万円付与されますので、夫婦だと720万円です。生涯投資枠は1800万円ですので、最短で枠を埋める場合は720万円の非課税投資枠が5年間与えられることとなります。</p>



<p>私はこういうこともあろうかと、生活費の支払い口座を調整することで妻と私の保有資産がほぼ半分ずつになるように計らってきました。正社員共働きならではの小技ですね。</p>



<p>新NISAについて、特定口座からNISA口座への資金移動では、特定口座内の利益率の低いものから移すのがお得であり、非課税の恩恵を最も受けるのは新規の入金です。したがって、私は新NISAが始まってからしばらくは働くことを想定し、新規入金720万円を目標とし、なるべく特定口座を温存する方針とします。</p>



<p>NISA枠は、バランスファンドを採用することを念頭に期待リターンを4%と想定すると、NISA枠をすべて埋めきる5年経過時での運用資産の期待値は約4000万円と見込めます。従って、枠を埋めきったNISAでの運用資金が4000万円、かつ特定口座が3000万円、安全資産が1000万円、計8000万円が用意できた時点でFIRE（リタイア）と設定します。（子どものジュニアNISA、暗号資産は含めず）</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">リタイア時ポートフォリオ検討</span></h3>



<p>さて、それではリタイア時のポートフォリオについて検討していきます。</p>



<p>これまで私は、ライフサイクル投資術に倣って、リスク資産の100％を株式としてきました。これは、人生全体で見たときに資産形成期は保有資産（リスク資産）額が比較的少ないため、人生のあらゆるフェーズで株式エクスポージャーを均一に保つことを是とするライフサイクル投資術の観点からは株式100%でもまだエクスポージャーが足りないためです。また、サラリーマンは毎月の給与収入が保証されているため、人的資本の債券性も相まって株式100％が合理的と考えられます。</p>



<p>しかし、リタイア後は十分な給与所得は当然見込めませんし、運用資産額も資産形成期のように（ほぼ）右肩上がりを続けるとは限りません。従って、株式100％でも十分にやっていけるほどに十分な資産とリスク耐性が無い限り、株式100%のポートフォリオを継続することは推奨されません（株式のみの場合の最悪を想定した目安としては取崩し率3%、手取り率2.5%ぐらいですかね）。</p>



<p>そのため、暴落相場の荒波に耐えるために下落幅をマイルドにするクッション性と、シャープレシオ改善を目的として、株式と債券等をミックスさせたポートフォリオが有力な選択肢として浮上してきます。</p>



<p>これまでいくつか取崩し戦略（トリニティスタディ）に関する記事を書いてきましたが、そこでの結論は株式70：債券30でした。これを再現するファンドとしては、楽天バランスインデックス（株式重視型）がドンピシャで当てはまります。</p>



<p>楽天バランスインデックス（株式重視型）は株：債券＝70：30という理想的な配分です。しかし、いくつか難点もあります。それは、全世界に対象を拡大していることもあり実質コスト（隠れコスト込み）が0.25%と若干高いことと、債券側に為替ヘッジをつけているということです。</p>



<p>実質コスト0.25%は、一昔前の水準では頑張っていると評価できるラインですが、現在の超低コスト競争には競り負けている感があります。競合の「まるっと米国（米国株50：米国債券50で実質コスト約0.1%）」と比べるとかなり見劣りしますので、将来的には実質コスト0.2%を早い段階で下回っていってほしいと思います。もしくは今年中に「まるっと米国」と実質コストで対抗できるような商品のリリースを望みます。（金融機関関係者さま、特定口座からの大型乗り換えが始まる新NISA開始前までが勝負ですよ！うまくやれば市場を独占できるでしょうから頑張ってください）</p>



<p>二つ目の難点は、債券側に為替ヘッジをつけているということです。私は、長期的に見たら為替ヘッジをつけることに意味はないどころか、ヘッジコスト分だけリターンを押し下げるものだと考えているので、正直この点には不満があります。全世界ファンドの思想というのは、どの通貨もどの企業も平等に扱うというものであり、その心は「世界経済の動向に追随することで、特定の通貨ではなく実質購買力を価値の基準とする」ということだと考えます。そんな中で、日本円だけ特別扱いして日本円を基準とする（そのためにヘッジコストをかける）というのは果たしてどうなんだろう？？？と思ったりします。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc4">米国か？全世界か？</span></h3>



<p>これまで本ブログでは米国株（S&amp;P500）をひたすら推してきましたし、依然として米国の優位性は今後も続くと考えております。しかし、リタイアした後に私の人生は少なくとも50年は続くと考えており、その間もずっと投資を続けると想定しております。また、2024年から新NISAが始まりますが、新NISAの非課税運用期間は永久です（お国のやることですから有事の際は手のひら返しもあり得るとは思いますが）。</p>



<p>このような条件で、米国のカントリーリスクを引き受け続けるのはちょっとどうだろうかと最近思うようになってきました。米国への投資は、過去のデータでは本当に目覚ましいものがあります。過去約100年での比較では、米国株に対して全世界株は幾何平均リターンが1.2%劣後しておりました。米国株の資産効率はピカイチです。しかし、地政学的なリスクがつきまといますから、安心感という点では全世界への国際分散投資が有利でしょう。</p>



<p>また、インデックス投資を続けていたら、一時的な減少はあれど、長期で見たら時間の経過とともに資産は勝手に膨れ上がっていきます。7000万円以上の資産を用意して手取り3%ルールを敢行しながら自営業やアルバイトなどをやっていたら、どうせお金は増え続けるでしょう。</p>



<p>多額の資産をこしらえてFIREできた（る）人は、お金を集める能力が偏差値70超えのエリートと考えて間違いありません（100世帯に2世帯以下でしょうから）。そのような人間が、暴落相場時に「収入＜支出」の状態を甘受し続けるでしょうか？どう考えても、頭をひねって何らかの手段によりお金を集めるでしょう。そう考えると、2.5%ルールとかでも生活が成立するようになるのは時間の問題だと思われます。そうなったときに、重要なのは資産効率か、安心感か、どちらでしょうか？</p>



<p>私は安心感だと思います。もうこれ以上お金を増やす必要は無いとなったときに、米国の一挙手一投足によって保有資産が値動きする様を眺めるのはストレスがあるんじゃなかろうかと思われます。それだったら、多少の効率は犠牲にしても、国といった枠組みを超えて、人類の繁栄を願い、そのおこぼれに与る方が気楽かなと思うわけです。</p>



<p>また、メンタル面だけではなく金融工学からのアプローチでも、国際分散投資の安心感というのは説明できます。以下の図は、2006-2021と短い期間ではありますが、国・地域別のリスク／リターンを示しております。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="800" height="608" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2023/01/image.png" alt="" class="wp-image-12062" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2023/01/image.png 800w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2023/01/image-300x228.png 300w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2023/01/image-768x584.png 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>



<p>引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.rakuten-sec.co.jp/web/special/am_mufg/02/">楽天証券</a></p>



<p>上図から全世界株式のリスク（標準偏差）が約22.7%に対し、米国株式のリスクは約25.9%とわかります。期待リターンを幾何平均リターンとして設定すると、幾何平均リターンは中央値（上からも下からも半分の成績）よりも必ず高くなります。そして、幾何平均リターン（期待リターン）と中央値との乖離幅は、リスク（標準偏差）が主要因子となります。長期投資では、この乖離が毎年蓄積されて（拡大して）いきますので、中央値を期待リターンに近づけたければリスクを低減させる必要があります。以上の観点から、運用成績のブレ幅を小さくするためには、全世界への国際分散投資と債安全資産である債券を混ぜることが理論的には合理的な選択肢となります。</p>



<p>ということで、現在は楽天バランスインデックスファンド（株式重視型）の採用を想定しています。（2023年12月追記：現在は株式のみのオルカンで突っ走ろうかとまだ考えて（まだ悩んで）おります）</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc5">取崩し戦略</span></h3>



<p>次に、私の現在想定している取り崩し戦略についてご紹介します。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>【<strong>取崩しルール</strong>】
・定額ではなく定率取り崩し戦略！！
・最大3.5％ルール（税金、運用コスト込み）
・運用コスト（実質）0.25%、税金0.35%
　→手取り2.9%ルール</code></pre>



<p>まず、これまでトリニティスタディを参考にした記事をたくさん書いてきましたが、これらはすべてインフレ調整後「定額」取崩し戦略でした。昨年240万円取り崩した場合、例えば昨年のインフレ率が1％だったら今年は242.4万円（240万円+インフレ分2.4万円）だけ取り崩すというやり方です。</p>



<p>しかし、私はより安心できる手法として、定率取崩し戦略を採用しようと思います。定率取崩し戦略とは、毎年の運用資産に対して一定の割合を取り崩す手法です。例えば1億円持っている人が3%定率取崩しルールを採用した場合、初年度は300万円とりくずします。一年後に資産が減少して9000万円となった場合、9000万円の3%である270万円を取り崩す、という感じです。</p>



<p>この手法のメリットは、資産が尽きることが無いということです。デメリットは下落相場時には取り崩せる金額が減ることですね。ただ、上昇相場では取り崩し額が増額しますので、これは割と合理的なんじゃないかなと思います。</p>



<p>次に、最大3.5％ルール（税金、運用コスト込み）についてですが、最大と言っているのは自営業やアルバイトで多少は収入を得るようなセミリタイアを想定しているからです。必要な生活費が250万円として、アルバイト等で100万円ゲットしたら、取り崩し額は150万円で済みます。7000万円持っていたら、わずか2%ちょっとの手取り額分だけ取り崩せばそれでOKということですね。あくまでも最大で3.5%まで取り崩せますよというだけで、不要な取崩しは行わないということです。</p>



<p>なお、インデックスファンドには税金と運用コストがあります。ファンドの含み益率を＋100%と仮定して総額の3.5%を取り崩した場合、税金は利益に対して20%発生しますので、運用資産全体に対しての税金は0.35%となります（3.5% × 1/2 × 20%＝0.35%）。また、楽天バランスインデックスファンドの実質コストは0.25%程度ありますから、3.5%取崩しルールは手取りでは2.9%となります（3.5% &#8211; 0.35% &#8211; 0.25%）。NISA口座では税金がかかりませんから手取り3.3%となりますが、はじめのうちは特定口座から取り崩すので、手取りは2.9％と設定してます。（なお、実践的には夫婦で同額を取崩し、それぞれ確定申告を行って基礎控除等をぶつけて課税所得を圧縮することで税金を安くできる場合はそうする予定ですが、複雑怪奇でややこしいので一般論として分離課税で処理するケースをここでは記載してます）</p>



<p>さて、それではリタイア1年目の具体的なケーススタディを見てみましょう。<br>先述した通り、インデックスファンドの期待リターンを4%とすると、楽天バランスインデックスを720×5年積み立てると5年後に4000万円となることが見込めます。</p>



<p>また、特定口座を今後も運用（放置）することでリタイアまでに特定口座で3000万円を用意します。</p>



<p>また、安全資産を4年分用意します。ここでは年間生活費を250万円とし、安全資産を1000万円とおきます。安全資産は、その年の生活費を除いた分は日本国債の1年物に入れようと考えております。これは、途中解約可能であり、かつ幾ばくかの利息つくためです。（＊2023年12月追記：現金か米国債でもいいかなと思いなおしてます）</p>



<p>以上から、初年度の総資産は8000万円となります。手取り2.9％ルールだと約230万円が手取りとして得られますので、生活費の90％を取崩しで賄えます。</p>



<p>以下、Tipsです。（<s>説明を書くのがめんどくさくなってしまいましたすみません</s>）</p>



<ul class="wp-block-list"><li>年に一度（1月初旬など）だけ取り崩す。</li><li>その一年間でファンド価格が減少していたら、安全資産からのみ取り崩す。</li><li>ファンド価格が最後に取り崩したときの価格を超えるまでは安全資産1000万円から取り崩す（最長５年）</li><li>ファンド価格が回復したら、楽天バランスからのみ取り崩す。生活費が余ったら安全資産側に積み立てて、リバランスを目指す。</li><li>楽天バランスインデックス側から取り崩す順序は、特定口座が先で、NISAは最後。NISA側から取り崩す際は、税金がかからないため3.3%ルールでいける。</li></ul>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">まとめ</span></h2>



<p>以上、2023年1月時点で私が考えていた新NISAとFIREを見据えた運用計画でした。もう12月になっちゃいましたが、この約一年間で相場がぶちあがったため、本記事の計画からは大きな乖離が生じております。資金的な余裕が生じてきているため、債券を混ぜた楽天バランスインデックスファンドではなく、オルカンで新NISA枠を埋めて、代わりに取崩し割合を少し減らす方針でもいいかなぁと今は思っております。また、仕事の研究活動がおもしろくなってきているため、大幅に職場環境が変わったりしない限りはしばらくFIREはお預けしようと思ってます。（職場環境が激烈に悪化する予感がしてきておりますが。。）</p>
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		<title>入金力強者に捧ぐ！セルフNISA（改）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ニューロンズ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 27 Aug 2022 22:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[節税メソッド]]></category>
		<category><![CDATA[節約・節税]]></category>
		<category><![CDATA[資産管理法人シリーズ]]></category>
		<category><![CDATA[ＦＩＲＥ戦略]]></category>
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					<description><![CDATA[前回の記事では、個人の特定口座にて運用している資産を法人に移管して運用したらどれぐらい節税できてお得になるのかということについて、徹底解説しました。 今回は、前回の記事の内容がわかっていることを前提として話を進めていきま [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/individual_vs_microcompany.html" data-type="URL" data-id="https://www.spin-orbit.com/archives/individual_vs_microcompany.html">前回の記事</a>では、個人の特定口座にて運用している資産を法人に移管して運用したらどれぐらい節税できてお得になるのかということについて、徹底解説しました。</p>



<p><p>今回は、<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/individual_vs_microcompany.html" data-type="URL" data-id="https://www.spin-orbit.com/archives/individual_vs_microcompany.html">前回の記事</a>の内容がわかっていることを前提として話を進めていきますので、まだお読みでない方は先にそちらをお読みください。</p>
<div class="blogcard-type bct-prev">
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/individual_vs_microcompany.html" title="特定口座 vs 法人口座！運用資金を法人移管するといくらお得になる？" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/exam-gae07bb17b_640-e1660985814369-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/exam-gae07bb17b_640-e1660985814369-160x90.png 160w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/exam-gae07bb17b_640-e1660985814369-120x68.png 120w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/exam-gae07bb17b_640-e1660985814369-320x180.png 320w" sizes="auto, (max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">特定口座 vs 法人口座！運用資金を法人移管するといくらお得になる？</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">お久しぶりです、ニューロンズです。入金力強者の方にとって、日本の非課税投資スキーム（NISA、iDeCo）は十分な大きさではありません。多額の資金を個人の特定口座に投入しておりかつ含み益が積みかさなることは喜ばしいことですが、同時に将来の...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2022.08.21</div></div></div></div></a>
</div>
<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed is-provider-理系の錬金術 wp-block-embed-理系の錬金術">
<div>前回紹介した「特定口座から法人口座へ運用母体を移管することによる節税スキーム」は、すでに多額の含み益（利益割合40%以上）をお持ちの方には使えません。そこで、前回のスキームが適用できないけど年間入金力500万円オーバーだという入金力絶対強者の方に向けて、本記事では五年半後に法人化を目指すセルフNISA（改）をご紹介します。（以前の記事でセルフNISA法と命名した手法を紹介したのですが、その後の検討でセルフNISA法の弱点を克服した手法を編み出したので、それをセルフNISA（改）と呼ぶことにしました。）</div>
</figure></p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed is-provider-理系の錬金術 wp-block-embed-理系の錬金術"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/self_nisa.html" title="【完全合法】資産管理法人を用いた『セルフNISA』のやり方" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/08/炎_1628926596-e1628927044376.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【完全合法】資産管理法人を用いた『セルフNISA』のやり方</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">多くの投資家はNISA制度を利用しているでしょうから、NISAのありがたさは説明するまでもないでしょう。しかし、日本のNISA制度には一つ大きな弱点があります。それは、NISAの元となった英国のISA制度や米国の非課税投資制度に比べると...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2021.08.14</div></div></div></div></a>
</div></figure>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-6" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-6">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">セルフNISA（改）とは？</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">法人設立までの資金計画</a><ol><li><a href="#toc3" tabindex="0">法人への資産注入計画</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">事業承継税制による相続税対策</a></li></ol></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">資産管理法人の運営計画</a><ol><li><a href="#toc6" tabindex="0">利益重視型の運営計画</a><ol><li><a href="#toc7" tabindex="0">利益重視型の経費計上案</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">利益重視型プランによる最終的な利益の算定</a></li></ol></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">相続重視型の運営計画</a><ol><li><a href="#toc10" tabindex="0">相続重視型の経費計上案</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">相続重視型プランによる最終的な利益の算定</a></li></ol></li></ol></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">本手法の注意点</a></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">セルフNISA（改）とは？</span></h2>



<p>セルフNISA（改）の概要について説明します。本手法は、NISAやiDeCoだけでは非課税運用枠が足りないという人に向けて、資産管理法人を設立してそちらで資産運用することにより譲渡益課税を節税することを目的とした節税スキームです。</p>



<p>以前書いたセルフNISA法では、資産形成期のサラリーマンが会社に勤めながら資産管理法人を設立し、法人口座にて資産運用を行うという少しアグレッシブな手法でした。副業解禁と言われて久しいですが、民間も公務員も依然として会社を設立することはハードルが高いため、そもそも実現が困難でした。また、公務員を除くサラリーマンは、資産管理法人の代表を務めているために会社を辞めた後に再就職活動をしていれば本来はもらえるはずの失業手当がもらえないということや、サラリーマンとして他の会社に勤めながら資産管理法人で運用資産を積み立てている間も毎年10万円以上の法人維持費用が必要となります。以上から、サラリーマンが会社に隠れて法人を設立するのはリスクが高く、かつ金銭面でも負担が大きいということがセルフNISA法のデメリットでした。</p>



<p>これらの弱点を鑑み、セルフNISA（改）では、普段積み立てている銘柄とは異なる銘柄を特定口座で一から積み立てることとし、入金力の力で5年以内に必要資産2500万円を築き上げ、サラリーマンを辞めた後に資産管理法人を立ち上げて、利益割合の小さい状態で運用資産を法人に移管することで上記のデメリットを克服しようというアイデアとなります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">法人設立までの資金計画</span></h2>



<p>まずは、法人用の運用資金を捻出することですが、これには5年間かけて蓄財と資産運用を行い、FIRE（早期退職）後に半年ほど経ったころに法人設立するとします。また、本記事では年間500万円の拠出が可能な入金力強者を対象としておりますが、夫婦世帯とした場合に積み立てNISAで毎年合計80万円の非課税投資が可能ですので、残りは年420万円になります。さて、年420万円を年利5%のインデックス株式ファンドで運用した場合、運用資産は以下のように推移することが期待できます。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="752" height="452" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-17.png" alt="" class="wp-image-11474" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-17.png 752w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-17-300x180.png 300w" sizes="auto, (max-width: 752px) 100vw, 752px" /></figure>



<p>グラフを見ると、5年経過時には必要資金の2500万円を僅かにショートしていることがわかりますが、その後も5.5年に至るまでに資産が少し増加しているのが見えますね。これは、5年経過時（離職時）に退職金や離職直前のボーナス等が少なくとも100万円は余裕で見込めるでしょうし、その後法人設立までの半年の間の運用利回りだけでも65万円ほど増えることが期待利回りから見込めるので、ここから税金を引いて計150万円増額することとしているためです（若干恣意的かもしれませんがご容赦を…）。</p>



<p>以上を表でまとめると、運用資金、入金額、運用益は以下のようになります。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><td>年数</td><td>運用資金</td><td>累計入金額</td><td>運用利益</td><td>利益割合</td></tr><tr><td>0</td><td>0</td><td>0</td><td>0</td><td>0%</td></tr><tr><td>1</td><td>441</td><td>420</td><td>21</td><td>5%</td></tr><tr><td>2</td><td>904</td><td>840</td><td>64</td><td>7%</td></tr><tr><td>3</td><td>1390</td><td>1260</td><td>130</td><td>9%</td></tr><tr><td>4</td><td>1901</td><td>1680</td><td>221</td><td>12%</td></tr><tr><td>5</td><td>2437</td><td>2100</td><td>337</td><td>14%</td></tr><tr><td>5.5</td><td>2587</td><td>2250</td><td>337</td><td>13%</td></tr><tr><td>&nbsp;</td><td>&nbsp;</td><td>↑</td><td>&nbsp;</td><td>&nbsp;</td></tr><tr><td>&nbsp;</td><td>退職後の増額</td><td>150</td><td>&nbsp;</td><td>&nbsp;</td></tr></tbody></table></figure>



<p>あくまでも株式インデックス投資の期待リターン5%が毎年コンスタントに得られると仮定した場合のシミュレーション結果ではありますが、運用資金は5年間のインデックスファンド積み立て運用+退職金等150万円投入により、2587万円となりました。運用利益は337万円あるので、これを清算すると譲渡益税は約20%である約67万円がかかります。2587から約67万円を差し引くと、手元に残るお金は約2520万円となります。このうち少し余裕を持たせて20万円を法人設立資金に充てるとすると、法人に移管できる資金は2500万円となります。なお、法人設立時の最終的な運用利益割合は13%ですから、法人化により節税メリットが十分に得られる水準です。<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/individual_vs_microcompany.html" data-type="URL" data-id="https://www.spin-orbit.com/archives/individual_vs_microcompany.html">前回の記事</a>の図から該当箇所を以下に赤枠で示します。</p>



<p>●社保16.5万円削減ケースの場合</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="823" height="733" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-19.png" alt="" class="wp-image-11476" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-19.png 823w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-19-300x267.png 300w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-19-768x684.png 768w" sizes="auto, (max-width: 823px) 100vw, 823px" /></figure>



<p>●社保削減無しケースの場合</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="818" height="735" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-20.png" alt="" class="wp-image-11477" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-20.png 818w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-20-300x270.png 300w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-20-768x690.png 768w" sizes="auto, (max-width: 818px) 100vw, 818px" /></figure>



<p>&nbsp;</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">法人への資産注入計画</span></h3>



<p>次に、法人用に用意した資産をどのように法人に注入するかについて説明します。</p>



<p>子供への相続を考えない、あるいは重視しないという場合は、ご自身で900万円を出資しましょう。資本金が1000万円以上になると法人税の均等割の負担が増えますので、1000万円以下とするのがベターでしょう。そして、残りの1600万円を役員借入金として会社に貸し付ける形で注入することとします。</p>



<p>一方、相続税対策でも資本金と役員借入金の配分は同じとなりますが、子供が積極的に資本金を出資する必要があります。</p>



<p>具体的には、準備期間の５.5年で子供に現金を贈与し、そのお金で子供の特定口座にて株式運用を積極的に行います。会社設立時には、子供一人の場合は積み立てた資産を全額資本金として入れましょう。これは例えばの話ですが、5.5年間で計6回110万円贈与することにたまたまなったとすれば、660万円＋運用利益（損失）が資本金として子供の資産から注入できます。なお、贈与が計画的であるとみなされると後から贈与税が取られる可能性があるので、ここはあまり計画を立てずに成り行きにまかせて、毎年気持ちを新たに検討し、贈与するかどうかを決めましょう。</p>



<p>もしくは、将来に贈与税問題が生じるリスクを完全に排除するために、あえて少額の贈与税を支払うことも有効です。例えば毎年子供に111万円贈与した場合、贈与税申告を行えば基礎控除110万円を超えた1万円に対する贈与税は1000円となります。後で出てきますが、将来贈与できる資産は数百万円規模になり得ますから、贈与された額に対する贈与税もきちん支払ったという証明を年間1000円でゲットできるのであれば、安いものでしょう。多少手間でも私はたぶんこちらを選びます。</p>



<p>子供二人の場合は、二人で資本金900万円などとするとよいでしょう。運用資産2500万円のうち資本金で賄えない分は、先述の通り役員借入金として充当します。子供が二人以上の場合は子供の運用資金が資本金だけでは注入しきれない場合があるでしょうが、その時は子供を非常勤役員とし、子供から役員借入金として法人に資金注入するのが理論的には良いでしょう（ただし、小さい子が役員になると何かと不都合があるかもしれません。この辺、私はまだ研究不足です）。なお、代表取締役社長は親であるあなた自身が務めるべきです。</p>



<p>親が役員借入金を充当する場合は、不幸にも親が亡くなった場合に役員借入金が残っていると、その資金は相続されることになり、多額の税金がかかる恐れがあります。従って、親が元気なうちに役員借入金を会社から少しずつ返済し、計画的に子供に会社（資産）を引き継げるのが理想的です。或いは、役員借入金を夫婦で半々に分ける手もありでしょう。そのためには事前に配偶者に資金を贈与する必要があるかもしれませんので計画的な準備が必要です。前段で資本金をなるべく多く積んだ理由は、将来相続税になりうる親による役員借入金を少しでも減らすためです。</p>



<p>なお、注意点として、会社は株主（出資者）のものですので、子供が一番多くの資本金を出資した場合には、会社経営の意思決定権は完全に子供が所有することになります。もしも子供が親の資産を食いつぶすようなドラ息子・放蕩娘に育った場合には、あなたの弛まぬ努力と親心も水泡と化し、悲惨な運命をたどることになります。また、子供が結婚後に不幸があり子供が早くに亡くなったりすると、子供の所有株を相続したこの配偶者が会社経営の全権を握ることになります。このようなリスクを排除したい場合は、ご自身かご自身の配偶者が筆頭株主になるのが良いでしょうが、その場合は相続税対策が難しくなります。そのような場合の対策案を以下に示します。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc4">事業承継税制による相続税対策</span></h3>



<p>資産管理法人の100％の株式を子供に持たせる場合にはこの検討は不要ですので興味が無ければ次節「<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/selfnisa_next.html#toc5" data-type="URL" data-id="https://www.spin-orbit.com/archives/selfnisa_next.html#toc5">資産管理法人の運営計画</a>」へスキップしてください。<br>子供ではなくご自身が51％以上の株式を所有し続ける場合には、将来あなたが株式を子供に贈与・相続する際、現在の税制では贈与・相続税の優遇措置として、事業承継税制というものがあります。</p>



<p>事業承継税制とは、法人の後継者が先代の経営者などから贈与・相続により非上場会社の株式等を取得した際に、贈与税・相続税の納税が猶予または免除される制度です。</p>



<p>ただし、事業承継税制の適用対象となる中小企業の要件の一つに、資産管理法人に該当しないことという項目があります。ダメじゃん！！</p>



<p>と思いきや、おそらく使えそうな抜け道がいくつかあります。</p>



<p>一つ目は正攻法ですが、資産管理法人であっても事業実態要件を満たすことにより事業承継税制の適用対象となる方法です。事業実態要件とは以下の3つです。</p>



<p>・常時、従業員が5名以上（経営承継相続人等と生計を一にする親族以外）<br>・親族以外の従業員が勤務している事務所、店舗、工場その他の固定施設など有しているか、又は賃貸している。<br>・商品販売等の事業を三年継続して行っている</p>



<p>はい、激ムズですね！特に、親族以外の従業員5名以上が鬼門です。ということで、他の手段を検討すべきでしょう。</p>



<p>ということで抜け道の二つ目は、そもそも資産管理法人とみなされなければよいのではということで、資産管理法人の定義を確認すると、これは資産運用型会社または資産保有型会社に該当する会社を指します。それぞれの定義は以下です。</p>



<p>資産運用型会社：特定資産の運用収入 ÷ すべての資産の運用収入 ≧ 75％以上</p>



<p>資産保有型会社：特定資産の帳簿価額 ÷ すべての資産の帳簿価額 ≧ 70％以上</p>



<p>つまり、これらの要件をかわすことができればいいわけです。例えば、資産運用型会社の要件を回避するには、何か別の事業をやりつつ（たとえば適当なバイトを業務請負するなど）、相続の年に運用している投資信託の取り崩しを行わなければよいでしょう。</p>



<p>資産保有型会社の要件を回避するには、特定資産を減らせばよいです。特定資産とは、以下を指します。</p>



<p>・有価証券（資産管理会社に該当する子会社株式を含む）<br>・不動産（自社で使用していないもの）<br>・ゴルフ場その他の施設の利用権<br>・絵画・彫刻・工芸品・貴金属・宝石<br>・現預金等の資産</p>



<p>この中で狙い目は、不動産（自社で使用していないもの）という項目です。特定資産を減らすには、自社で使用している不動産を増やせばよいということになります。つまり、後継者に贈与・相続する時期が来たら、将来後継者が社宅として使用できたり不動産賃貸物件になりえるような家を事務所として購入し、事務所として利用すればよいでしょう。なお、役員社宅は特定資産に該当するので使えませんが、従業員社宅は特定資産ではないので、親族を従業員として雇い、これを使う手もあります。これらの手法により会社の全資産に対する保有投資信託の割合が30％以上減れば、資産保有型会社には該当しないことになります。運用資金は激減するでしょうが、背に腹は代えられないですね。ちなみに、贈与・相続してから5年後に実績報告を行う必要があり、後継者が株式を保有し続けていて代表権を有していることや雇用が元の8割を下回らないこと、資産管理法人に該当しないことなどの条件が再度課せられますので、それを乗り越える必要があります。</p>



<p>これらの厳しい条件を乗り越えることができれば、事業承継税制の一般措置では総株式数の最大2/3までを制限として、贈与の100％、相続の80％に対して納税猶予が得られます（2027年まで特例措置としてさらに有利な措置がありますが、これからFIREして会社を作る人には関係ないでしょうから説明を省きます）。なお、納税猶予税額が完全に免除されるには、相続税については後継者（相続人）が死亡した場合、贈与税については現経営者（贈与者）または後継者（受贈者）が死亡した場合となります。従って、生前贈与を行い、自らの生を全うし、後継者への相続税もきれいさっぱり解消するのがベストでしょう。</p>



<p>◆参考文献<br>『事業承継の際の相続税・贈与税の納税猶予及び免除制度』（中小企業庁）<br><a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/pamphlet/2012/download/130408Shoukei.pdf">https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/pamphlet/2012/download/130408Shoukei.pdf</a><br>経営承継円滑化法申請マニュアル（経済産業省）<br><a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2019/190403shoukei_manual_1.pdf">https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2019/190403shoukei_manual_1.pdf</a></p>


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<p>なお、これらの手法は税理・会計・法律のド素人である理系職の私が仕事の合間にリサーチして、思いついたアイデアをまとめたものでしかありませんので、落ち度があるかもしれませんし、専門家の手を借りればもっと良い方法はあると思います。</p>



<p>また、言うまでもありませんが税制や法律は変更していくものなので、現在通用する手法が将来通用するかどうかは誰にもわかりませんし、別の抜け道があるかどうかもわかりません（きっとあるでしょうが）。従って、私はドラ息子・放蕩娘のリスクを承知の上、子供たちに100％の株を初めから持たせることで将来の資産管理法人資産の相続税対策を不要にしつつ、賢くて良い子に育てることに全精力を捧げようと画策しています。</p>



<p>&nbsp;</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">資産管理法人の運営計画</span></h2>



<p>さて、長々とめんどくさい制度的な話が続きましたが、ここからは資産管理法人をどのように運営していくのかについて話を移しましょう。</p>



<p>なお、ここでは、現役世代（つまり創業者ご自身）が積極的に利益を享受していく利益重視型と、次世代への相続を最優先する相続重視型とに分けて、事業計画を示します。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc6">利益重視型の運営計画</span></h3>



<p>法人の作り方は<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/individual_vs_microcompany.html" data-type="URL" data-id="https://www.spin-orbit.com/archives/individual_vs_microcompany.html">前回の記事</a>をご参照いただくとして、無事に銀行口座を開設でき、証券口座を法人で持つことができたとしましょう。ここでは、2500万円のうち900万円を資本金とし、残りの1600万円を役員借入金として会社に貸し付けることとします。</p>



<p>ここでは、45歳以下の早期退職者が資産管理法人を35年間運営すると仮定します。</p>



<p>最初の20年は、少し強気に運用資金の4%を毎年取り崩すこととします。そして、20年目から35年目にかけて、年100万円ずつ法人が役員借入金を返済するとします。この返済用資金の100万円を用意するには、運用資金の利益割合に応じて法人利益が発生します。この利益額よりも運用資金の4%の方が多い場合は依然として4％取り崩すとし、法人利益が4%を超える場合はこれらの差額（黒字）による法人税を発生させないために取り崩し額＝100万円を用意するための法人利益額、とします。ちょっと難しいかもしれませんが、基本4％で取り崩すと思っていて大丈夫です。</p>



<p>なお、ここで法人の運用益は年5%ずつ増えていくと仮定します。実際は大きな変動がありますが、35年間運営した場合には一般的には期待リターンに収れんするため、概ね妥当な推計になるのではと思います。</p>



<p>以上を入力すると、シミュレーション結果は以下のようになります。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="752" height="452" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-22.png" alt="" class="wp-image-11480" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-22.png 752w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-22-300x180.png 300w" sizes="auto, (max-width: 752px) 100vw, 752px" /></figure>



<p>本グラフは縦軸が左右に二つありますが、運用資金（青線）は縦軸が左側の値に対応し、取り崩し額（オレンジ線）および役員借入金返済額（灰色線）は縦軸が右側の値に対応することにご注意ください。</p>



<p>取り崩し額は、資産増加に従って徐々に増加していき、20年経過時に122万円になります。その後、役員借入金の返済に伴い運用資金が減少していくため取り崩し額も減少していき、35年目にはついに運用資産の4%よりも役員借入金返済用資金を用意するための法人利益の方が大きくなるため取り崩し額がぴょこんと上がっております。</p>



<p>ということで、経費は最大で年間122万円となりますので、150万円までの経費計上方法を考えておけば十分でしょう。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc7">利益重視型の経費計上案</span></h4>



<p>それでは、経費150万円の内訳の案を以下に示します。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><td>代表者役員報酬</td><td>74.4</td></tr><tr><td>配偶者役員報酬</td><td>36</td></tr><tr><td>社会保険料</td><td>13.75</td></tr><tr><td>会計・決算ソフト</td><td>3</td></tr><tr><td>出張旅費・接待交際費</td><td>10</td></tr><tr><td>PC、社用車維持費等雑費</td><td>15</td></tr><tr><td>合計</td><td>152.15</td></tr></tbody></table></figure>



<p>一番大きな経費はやはり人件費（役員報酬）となります。まず、代表者役員報酬は74.4万円（月額報酬6.2万円）とします。これは、74.4万円以下とすることで社会保険料が最安となるからです。なお、給与控除は55万円なので19万円の足がでますが、これは基礎控除43万円にて相殺すると差し引き24万円の基礎控除が残ります。（ここで、役員借入金の利率を1.5%とすれば、1600万円の役員借入金がある場合は利息がちょうど24万円となり、基礎控除枠を使いきれます。本メソッドではどうしても法人の余剰利益が膨らんでいきますので、さらに社会保険料控除分の控除枠を使いきれると効率的です。経費を増やしたい場合はこの方法を利用することができますが、とりあえずこれは使わずに話を進めましょう）</p>



<p>続いて、配偶者にも会計処理等で働いてもらい、役員報酬を36万円払いましょう。ここで注意点としては、代表者の役員報酬の半分を超えると扶養に入れなくなるので、半分以下と設定します。</p>



<p>次に、法人側の社会保険料が最低13.75万円かかります。あとは、会計、決算報告ソフトの使用料が年3万円程度必要となります。残りの経費は、出張旅費（日当・宿泊費は法人では損金処理でき、受取人はなんと非課税！しかも、日当１万円、宿泊費１万円などと定額支給可能！）や仕事のための交際費で10万円を消費し、PCや社用車等の雑費で15万円使えば152万円を経費計上できます。余裕があれば、社員旅行に毎年行って福利厚生費として計上するのもいいかもしれませんね！ほかにも、住居を法人で借りて社宅として役員に貸し出すことで賃料の50％以上を法人経費とできる役員社宅制度や、自宅兼事務所の場合は家事按分なども使えます。ただし、元々はご自身のお金であり、節税が目的ですから使い過ぎに注意ですね。</p>



<p>その他の手段としては、経営セーフティ共済やiDeCo (Plus)なども候補として上がりますが、利益の先送りでしかないことに注意が必要です。社用車・不動産購入や退職金支払い時などの大きな損金が発生する際にぶつける用途が一般的でしょうか。</p>



<p>ところで、これだけ色々と頑張っても年間100万円ちょっとしか取り崩せないなんてつまらん、とお思いの方もいるでしょうが、セルフNISA（改）の目的はあくまでも特定口座の譲渡益税の節税です。また、20年目以降は取り崩し額に加えて借入金が毎年100万円プラスで返ってきますから、実質手元に入る資金は200万円程度となります。もっと収入が欲しいという人は個人資産側から取り崩すか、個人事業を頑張りましょう。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc8">利益重視型プランによる最終的な利益の算定</span></h4>



<p>計算の説明が複雑なので詳細は割愛しますが、利益重視型プランでの35年経過時の利益（譲渡益税節税額）は、391万円と見積もられました。本手法により年平均11.2万円の利益が得られたことになります。</p>



<p>さらに、もしもここから相続税・贈与税を取られることなく事業承継税制により次世代に引き継げた場合は、相続税・贈与税の節税分も含めると合計777万円の利益（節税）が得られたことになります。これは、なかなか馬鹿にはできない数字ですね。なにせ、スリーセブンですからね！？！？</p>



<p>なお、35年経過時に会社を畳む場合は、私の計算が正しければ法人運用資金は1932万円、運用益と積算経費との差額（つまり法人の見込み利益）は942万円となります。この利益をそのまま清算した場合は、法人税を約25%とすると235万円の税金が取られる計算となりますが、代表取締役（ご自身）に退職金を払えば事情はがらりと変わります。</p>



<p>退職金控除額は、現行の税制によると勤続年数20年までは１年あたり40万円分、勤続年数20年以降は１年あたり70万円分の控除が与えられます。従って、35年間務めた場合、退職金控除額は1850万円となります。でかい！</p>



<p>一方で、適正退職金の目安は、最終報酬月額×在籍年数×功績倍率（代表取締役は通常3倍）となりますので、最終年度のみ役員報酬を月10万円とでもすれば、適正報酬額は1050万円となります。これは、退職金控除額以下であり、かつ法人清算時の法人利益942万円以上であるため、きれいさっぱり節税しきることが可能となります。もしも運用がうまくいきすぎて、もっと多額の運用益が得られた場合には、ご自身と奥さま等ご親族の役員報酬額を計画的に増加しておき、全員分の退職金を支払えば高確率で利益を損金で相殺しきることができるでしょう。</p>


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<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc9">相続重視型の運営計画</span></h3>



<p>相続重視型プランでは、標準的な家族世帯として、子供二人の４人家族を想定します。本プランでも、資本金は900万円とし（子供二人が出資）、1600万円を役員貸付金で注入することとします。本プランの評価の前提条件は利益重視型プランと概ね同様ですが、取り崩し戦略が異なります。</p>



<p>というのも、本プランではなるべく多くの資産を次世代に残すことを最優先するため、取り崩し額は最小限となります。</p>



<p>まず、トリニティスタディからわかることとして、株式100％の運用の場合、鉄壁となる取り崩し率は以下の図の左上の端を見ればわかるように3%です。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p>&nbsp;</p><p><img decoding="async" src="https://i0.wp.com/earlyretirementnow.com/wp-content/uploads/2016/11/swr-part1-table1.png?resize=764%2C500&amp;ssl=1" alt="swr-part1-table1"><br>Success Rates for different SWRs, by equity share and retirement horizon (1871-2015)</p><p>出典：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://earlyretirementnow.com/2016/12/07/the-ultimate-guide-to-safe-withdrawal-rates-part-1-intro/">Early Retirement Now</a></p></blockquote>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed is-provider-理系の錬金術 wp-block-embed-理系の錬金術"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/how_much_do_you_need_for_fire.html" title="【出口戦略の結論】FIRE（アーリーリタイア）にはいくら必要か？" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="110" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/05/EXIT_1588588358-e1588588380367.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【出口戦略の結論】FIRE（アーリーリタイア）にはいくら必要か？</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">原油価格の暴落により、80年間減配を行わなかった実績を誇るロイヤルダッチシェルが遂に減配に転じました。しかも、66%の大幅減配です。80年の実績が脆くも崩れ去ったことを目の当たりにし、株式投資は本当に難しいと思った方も多いと思います。こ...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.05.05</div></div></div></div></a>
</div></figure>



<p>一方で、代表者家族の社保削減も念頭に置いた法人経営において最低限必要となる運転資金は年75万円です。このことから、2500万円を用意して取り崩し率3％である75万円の運転資金でスタートすることは理に適っております。</p>



<p>なお、利益重視型プランと取り崩し方針で大きく異なる点は、<strong>運転資金が増えても取り崩し額を増額しない</strong>ということです。つまり、相続重視型プランでは、取り崩し額は75万円でしばらく固定します。そして、25年経過時に十分に運転資金が増やしてから、役員借入金を年間160万円ペースで34年目までの10年間にわたり返済していきます。</p>



<p>役員借入金返済時期には運用資金の利益割合が高いため、法人の利益ゼロを維持しつつ返済金160万円用意するためには最大で300万円程度の取り崩しおよび損金化が必要となります。なお、役員借入金返済額は損金計上できないため、役員借入金返済期間中には運転資金内の利益割合が著しく増加し、それに付随して取り崩し額も激増します。</p>



<p>資産推移のシミュレーション結果は以下のようになります。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="752" height="452" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-24.png" alt="" class="wp-image-11483" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-24.png 752w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-24-300x180.png 300w" sizes="auto, (max-width: 752px) 100vw, 752px" /></figure>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc10">相続重視型の経費計上案</span></h4>



<p>それでは、本プランの大半の期間を占める経費75万円の内訳をご紹介します。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><td><strong>75万円経費計画</strong></td><td>&nbsp;</td></tr><tr><td>&nbsp;</td><td>&nbsp;</td></tr><tr><td>代表者役員報酬</td><td>55</td></tr><tr><td>社会保険料</td><td>13.75</td></tr><tr><td>会計・決算ソフト</td><td>3</td></tr><tr><td>その他雑費</td><td>3.25</td></tr><tr><td>合計</td><td>75</td></tr></tbody></table></figure>



<p>代表者役員報酬は、給与控除額と同等の55万円とするのがよいでしょう。社会保険に入るならもっと増やした方が良いという意見もありますが、55万円でも現状問題無い水準です。あとは、社会保険料（会社負担分）、会計・決算ソフト、その他雑費で表に示す通り75万円となります。</p>



<p>なお、給与55万円のうち、社会保険料の個人負担分が13.75万円差し引かれますから、手取り額は41.25万円となります。また、法人住民税の7万円が別途かかりますが、これは損金には算入できないためこれも手取りから引くとすると、最終的な手残りは34.25万円となります。</p>



<p>次に、取り崩し額が最大となる34年度目ですが、この時に法人の利益を相殺するための経費は約300万円必要となります。この際にどうすればよいかというと、150万円の経費については利益重視プランと同様とし、残りの分は経営セーフティ共済にて損金を作るのが一案となります（34年後にこのような制度があるかどうかはわかりませんが）。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><td>代表者役員報酬</td><td>74.4</td></tr><tr><td>配偶者役員報酬</td><td>36</td></tr><tr><td>社会保険料</td><td>13.75</td></tr><tr><td>会計・決算ソフト</td><td>3</td></tr><tr><td>出張旅費・接待交際費</td><td>10</td></tr><tr><td>PC、社用車維持費等雑費</td><td>15</td></tr><tr><td>経営セーフティ共済</td><td>147.85</td></tr><tr><td>合計</td><td>300</td></tr></tbody></table></figure>



<p>もしも35年目に代表取締役に退職金を支払う場合、退職金による損金と、運用資金を取り崩した際の運用利益との差額分（損金）に対しては、経営セーフティ共済を解約して蓄えた益金をぶつけましょう。なお、経営セーフティ共済はいつでも解約できますが、納付月数が40か月未満の場合は受け取れる金額が掛け金総額を下回るため、取り崩し額が上昇して通常の経費では損金が追い付かなくなった時期から積み立て始めるなどの対策をしておくとよいでしょう（合計800万円まで積み立てられます）。</p>



<p>なるべく多額の資産を次世代に残したいということであれば、退職金は支払わずに経営セーフティ共済への積立金も解約することなく後継者に引き継げばよいですね。</p>



<p>繰り返しになりますが、30年後に税制がどうなっているかもどのような制度があるかもわかりません。しかし、益金の先送りをする手段ならいくらでもありますので、そのときになってから柔軟に対応すればよいと思います。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc11">相続重視型プランによる最終的な利益の算定</span></h4>



<p>相続重視型プランにて創業者が直接的に享受する利益は約100万円となります。2500万円を投じて35年経ってたったの100万円しか得しないのならやる意味がないと思われた方もいるでしょう。</p>



<p>しかし、本プランの目的は可能な限り多くの資産を相続することでした。そして、社長への退職金を払わない場合、本プランの相続も入れた利益（節税額）は743万円となり、引き継ぐ法人の運用資金は約3218万円となります（これまた私の計算が正しければですが）。そもそも法人設立時には子供の出資額（1000万円以下）しか引き継げてなかったものが、35年を経て3200万円にもなるとは複利のバカヂカラですね。</p>



<p>そして、創業者が100万円しか利益を享受していないということは、次世代が643万円もの利益を得られるということを意味します。特定口座で運用した場合に比べてこれだけお得に次世代へ相続できるとなれば、話が変わってくるのではないでしょうか？</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc12">本手法の注意点</span></h2>



<p>最後に、細かな注意点や考えられるリスクを列記します。</p>



<p>・運用の期待利回りが5%で取り崩し率が3 or 4%なので、うまくいけば法人の将来計上すべき含み益は膨れ上がっていきます。一方で、必要最低限しか取り崩さない場合には、取り崩し額に対する利益率分しか含み益は吐き出されませんので、毎年損金が出る（つまり赤字になる）ことになります。毎年の損金分だけ利益を吐き出すために多めに取り崩して利確し、買い戻すことで運用を続けるのが一案ですが、法人は損金を9年間繰り越せますので、数年に一度大きく取り崩して過去数年分の損金に相当する含み益を利確するなどの対応ができます。</p>



<p>・本試算で示した創業者が得られる利益の求め方は、「会社での取り崩し額×譲渡益税率20％＋社保費削減額16.5万円－法人維持費10万円－移管時発生譲渡益税の繰り延べ効果」の各年の総和として求めました。</p>



<p>・次世代に引き継ぐ際の利益とは、法人での運用利益が全て損金として非課税化できた場合に得られる節税額を含みます。</p>



<p>・本手法が使えなくなるリスクとして、投資信託が「有価証券（その他）」に該当しなくなるリスクと、投資している投資信託の解消リスクがあります。前者はそうならないことを祈りつつそうなった場合の出口戦略を考えておくしかないですが、後者については人気が無くなってきた銘柄を運用していたら運用益を吐き出して損金にぶつけるタイミングで別の銘柄に少しずつ入れ替えることや、初めから同種の銘柄に分散させる（例えば米国株式であればeMAXIS Slim全米株式 (S&amp;P500)、iFree S&amp;P500、SBIバンガードS&amp;P500、楽天全米株式等）といった方法が考えられます。</p>



<p>・言うまでもないですが、期待した運用利回りが得られないことにより本手法が機能しない可能性もあります。ただし、米国株式であれば、過去100年程度のリターンを見る限り、本手法での35年存続確立は極めて高いと言えます（特に3％ルールを用いる相続重視型プラン）。</p>



<p>・本手法は先述の通り、税務・会計・法律の非専門家が10日ぐらい考えて構築したものなので、認識の誤りが含まれる可能性があります。実践をお考えの方は、まずご自身で十分にお調べになり、専門家とご相談の上で実践されることを推奨します。（質問等あれば、私でよければ聞いていただければわかる範囲でお答えします）</p>



<p>・本記事の手法のごく一部（おまけで書いた事業承継制度の抜け道案）を切り取って脱税ではないかという批判が見られますが、節税と脱税は明確に異なるものです。本手法は法律というルールに則った合法的な節税手法であり脱税の要素は一ミリも含みません。事実と意見を区別する癖を持ちましょう。</p>



<p>・多分計算が若干おかしいですが（どこかで何かが１年ずれてる？）、全体への影響は極めて軽微であり本筋は変わらないと思われます。間違いが見つかったら修正し、この記載を削除します。ここが変だとお気づきの点があればご指摘いただけると幸いです。</p>


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<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc13">まとめ</span></h2>



<p>年間500万円以上の入金力をほこる方に向けて、5年後の早期退職を見据えて特定口座で資産運用し、早期退職後に資産管理法人を設立して法人口座で資産運用することにより、譲渡益課税の節税を図るセルフNISA改について説明しました。</p>



<p>節税対策としても十分なメリットがありますが、特に相続対策としては極めて効果が高い手法であることを示せたと思います。なお、前半はかなり込み入った話が多かったと思いますので、必要なところだけをつまみ食いしていただき、改めて理解が必要になったら再度お読みになるなど、柔軟にご活用いただければ幸いです。</p>



<p>本記事を書いている折に、<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB2344X0T20C22A8000000/" data-type="URL" data-id="https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB2344X0T20C22A8000000/">金融庁がNISA枠の拡大や期間の恒久化を来年度にも目指している</a>というニュースが投資界隈を駆け巡りました。特に、NISAとつみたてNISAが併用可能になり年間300万円もの非課税枠が得られるかもしれないことと、子供がつみたてNISAをできるようになるかもというニュースが衝撃的でした。これは非常に喜ばしいことですし、もしもこの金融庁の彼岸が将来的に適えば、本記事に示したセルフNISAなどというものは殆どの人にとってそもそも必要なくなるでしょう。本記事にとっては何とタイミングの悪いビッグニュースでしょうか？</p>



<p>ただし、この画期的なNISAスーパー拡大案がスムーズに通るとは限りません。というのも、以前からNISA恒久化等を金融庁は何度も打診しており、そのたびに政府に突っぱねられてきた経緯があるからです。</p>



<p>また、現行の岸田政権は、新しい資本主義と題し、可能な限り税収を増やそうとしていることがこれまでの経緯からわかります。先日の「<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.bbc.com/japanese/62590431" data-type="URL" data-id="https://www.bbc.com/japanese/62590431">税収のために若者に飲酒を奨励する</a>」というこれまた衝撃的なニュースなど、将来のこの国を支える若者の健康よりも現行制度（高齢者への社会保障）を維持することを優先しているようにも見え、事態は切迫していることが伺えます。</p>



<p>従って、たとえNISA枠が拡大したり使い勝手が改善したとしても、代わりに前々から検討されている譲渡益課税の増税（当面は25％、将来的には30%も視野）を課してくるようなことは、普通に考えられます。</p>



<p>そうなった場合には、入金力強者の方々には本手法の節税メリットがより一層大きなものとなりえます。そのような背景もあり、私は今のうちに打てる手段は無いものかと、<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/individual_vs_microcompany.html" data-type="URL" data-id="https://www.spin-orbit.com/archives/individual_vs_microcompany.html">前回の記事</a>も含めたこれらの手法の検討を進めてまいりました。</p>



<p>NISAスーパー拡大案が出てきたことで本手法の出鼻をくじかれた感はありますが、個人投資家としてはスーパーポジティブニュースであることは間違いないですし、どちらに転んでもいいように準備をしておくことが重要と考えます（セルフNISA実現には5年ほどかかりますから、それまでにNISAスーパー拡大の決着はつくでしょう）。それに、本手法は社保削減や相続対策といった側面からみれば十分に有効な手段と思います。</p>



<p>本手法構築にあたって、法律や制約条件を調べてどのように対応していくか考えることや資産計画を検討することはエンジニアリング業務に似ていて面白かったです。皆様もより良いアイデアや改善点を思い付いたらコメント欄等でご共有いただけると幸いです。</p>



<p>また、色々と調べて考えを巡らせながら思ったことは、タックスヘイブン国家に移住出来たらどれだけ楽かということですね。</p>



<p>次回は、資産管理法人を持つ家族持ちFIRE民にとって大きなメリットである厚生遺族年金の衝撃についてご紹介します。不幸にもご自身が早期に亡くなった場合に、人によっては残された遺族が年間100万円を積み増した遺族年金を受け取ることができます。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed is-provider-理系の錬金術 wp-block-embed-理系の錬金術"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/izokukouseinenkin.html" title="404 NOT FOUND  | 理系の錬金術" class="blogcard-wrap external-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard external-blogcard eb-left cf"><div class="blogcard-label external-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail external-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/e1f9f07c3bc74ccf8ecf4210b53a0a2e.jpg" alt="" class="blogcard-thumb-image external-blogcard-thumb-image" width="160" height="90" /></figure><div class="blogcard-content external-blogcard-content"><div class="blogcard-title external-blogcard-title">404 NOT FOUND  | 理系の錬金術</div><div class="blogcard-snippet external-blogcard-snippet">理系院卒の研究者達による資産形成情報サイト　【表示】本ページではPR広告を利用しています</div></div><div class="blogcard-footer external-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site external-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon external-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com/404" alt="" class="blogcard-favicon-image external-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain external-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div></div></div></a>
</div></figure>



<p>Have a Nice TAXATION !</p>



<p>※これをお読みの出版業界の方へ<br>本ブログ『理系の錬金術』は、計算に基づく再現性の高いお得な手法をブログで紹介しており、現在これらのブログコンテンツの書籍化を検討しております。</p>



<p>書籍化にご興味のある方は是非お声がけください。（稟議通すの大変だと思いますが頑張ってください！）</p>


<p>&nbsp;</p>]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>特定口座 vs 法人口座！運用資金を法人移管するといくらお得になる？</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ニューロンズ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 20 Aug 2022 22:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[節税メソッド]]></category>
		<category><![CDATA[節約・節税]]></category>
		<category><![CDATA[資産管理法人シリーズ]]></category>
		<category><![CDATA[ＦＩＲＥ戦略]]></category>
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					<description><![CDATA[お久しぶりです、ニューロンズです。入金力強者の方にとって、日本の非課税投資スキーム（NISA、iDeCo）は十分な大きさではありません。多額の資金を個人の特定口座に投入しておりかつ含み益が積みかさなることは喜ばしいことで [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>お久しぶりです、ニューロンズです。<br>入金力強者の方にとって、日本の非課税投資スキーム（NISA、iDeCo）は十分な大きさではありません。多額の資金を個人の特定口座に投入しておりかつ含み益が積みかさなることは喜ばしいことですが、同時に将来の多額の徴税をも意味します。</p>



<p>以前、セルフNISAと題して、資産管理法人を立てることによりこれからの積立金を非課税化するメソッドをご紹介しました。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed is-provider-理系の錬金術 wp-block-embed-理系の錬金術"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/self_nisa.html" title="【完全合法】資産管理法人を用いた『セルフNISA』のやり方" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/08/炎_1628926596-e1628927044376.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【完全合法】資産管理法人を用いた『セルフNISA』のやり方</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">多くの投資家はNISA制度を利用しているでしょうから、NISAのありがたさは説明するまでもないでしょう。しかし、日本のNISA制度には一つ大きな弱点があります。それは、NISAの元となった英国のISA制度や米国の非課税投資制度に比べると...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2021.08.14</div></div></div></div></a>
</div></figure>



<p>これを読んでいただければ、個人の特定口座に今後投入する分を代わりに法人口座にて積み立てることにより節税が可能であることがおわかりいただけると思います。（その後の検討により大きな改善点がいくつかあるので次回にでもセルフNISA（改）をご紹介します）</p>



<p>鋭い読者の方であれば、今後の積み立て金が非課税化できるのだとしたら、これまでに積み上げてきた特定口座での運用資金を法人に移管したら同様の恩恵を受けられるのではと思われるかもしれません。これは、「個人の特定口座での含み益を法人口座移管時に一度吐き出す際にかかる税金（およびその税金が将来生み出すであろう運用益、即ち税の繰り延べ効果）」と、「その後法人口座で運用することにより得られる節税額から法人維持費を差し引いたもの」とを比較することで判断できます。</p>



<p>ということで今回は、資産管理法人を設立し、すでに含み益がある個人の特定口座から法人口座に運用母体を移す場合にどういう条件であればどれぐらいお得になるのかということについて検討したいと思います。投資対象は、法人にて売買目的の有価証券とは見做されないため含み益を課税されないインデックス投資信託になります。</p>



<p>なお、前段では本メソッドの背景にある少し込み入った話が長々と続きます。要点のみを確認したい方は目次よりお好きな場所へ飛ぶか、前半は図表だけ確認して雰囲気をつかんでいただければと思います。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-8" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-8">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">特定口座から法人口座に移す際の費用の算定</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">譲渡益税の評価</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">法人設立費用と維持費の評価</a></li></ol></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">運用を特定口座から法人口座に移すことによる利益の算定</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">社会保険料の削減額を加えた検討</a><ol><li><a href="#toc6" tabindex="0">単身世帯の場合</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">夫婦世帯の場合</a></li></ol></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">各パラメータを変化させた場合</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">特定口座から法人口座に移す際の費用の算定</span></h2>



<h3 class="has-medium-font-size wp-block-heading"><span id="toc2">譲渡益税の評価</span></h3>



<p>個人の特定口座から法人口座に運用銘柄を直接移管することは残念ながらできません。いくら個人と法人の社長が同一人物であっても、個「人」と法「人」は別「人」格として扱われるからです。</p>



<p>特定口座の運用資金を一度現金化する際には、その含み益に20.315%の譲渡益税がかかります。ここでは簡単化のために、譲渡益税率を20%とします。</p>



<p>また、一般的には含み益率といえば、元本と比較した含み益の百分率（％）で表されますが、今回はより整理しやすいように、運用資金を元本割合と利益割合で分けます。</p>



<p>例えば、特定口座で1000万円を運用している人の元本が800万円、含み益が200万円であれば、通常の含み益率の表し方では25%（=200/800）となりますが、今回は運用資産1000万に対する利益割合20%（=200/1000）として表します。<span class="red">（※ここは重要なので、覚えておいてください）</span></p>



<p>当然ですが、どちらの場合も同額の譲渡益税40万円（=200*20%）となります。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>特定口座での譲渡益税＝運用資産額×利益割合×0.2</code></pre>



<p>また、注意点として、税金が将来生み出すであろう運用益も、法人運用と比較した場合には隠れコストとして掛かってきます。年間の平均運用利回りを固定すると、譲渡益税の繰り延べ効果は以下のように表せます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>譲渡益税の繰り延べ効果＝譲渡益税×平均運用利回り×（1－税率20％）</code></pre>



<p>特定口座での譲渡益税は、法人口座への移管時のみに一度だけ発生する費用ですが、譲渡益税の繰り延べ効果は初年度だけでなく隠れコストとして発生し続けます。（上式で税率20％分差し引くかどうか悩みましたが、複利効果の導入はめんどくさすぎるので本評価で除くためにあえて引きました。異論は認めます。）</p>



<h3 class="has-medium-font-size wp-block-heading"><span id="toc3">法人設立費用と維持費の評価</span></h3>



<p>さて、次に法人に関する費用の評価に移ります。<br>資産管理法人（マイクロ法人）には、設立の候補として株式会社と合同会社があり、それぞれに特徴があります。詳しい特徴については興味があればググっていただきたいと思いますが、ざっくりと特徴をいうと株式会社は使い勝手が良い代わりに設立費用と維持費が少し高く、合同会社は使い勝手が若干劣るも設立費用と維持費が安いという違いがあります。</p>



<p>株式会社、合同会社の設立費用を以下に示します。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="552" height="335" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image.png" alt="" class="wp-image-11413" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image.png 552w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-300x182.png 300w" sizes="auto, (max-width: 552px) 100vw, 552px" /></figure></div>


<p>厳密にいうと株式会社の公証人手数料は資本金により変動し、資本金100万円未満だと3万円、300万円未満だと4万円、それ以上は5万円となります。これは私の個人的感想ですが、資産管理法人設立最大のハードルは銀行口座開設であり、資産管理法人であるにもかかわらず資本金が100万円未満だと本当に資産管理をするつもりがあるのか怪しまれて口座開設ができないおそれがあると考えてます。従って、資本金を300万円以上は入れるべきだと思います。</p>



<p>なお、自分の会社とはいえ会社には資本金を出資者に返す義務がなく、また資本金を1000万円以上いれると色々と不利になるので、残りの運用資金は役員借入金という形で利子無しで会社に貸し付けて運用するのがベターだと考えます。最初は役員借入金の利率をゼロにしておいて、軌道に乗れば利子をつけることにより法人の損金が作りやすくなったりしますしね（利子所得は個人には雑所得となり総合課税されますので、社長の役員報酬は社会保険料が最安となる55-74万円とし、利子所得は基礎控除で相殺するイメージです）。ただし、相続を念頭に置く場合、相続時に役員借入金が沢山あると多額の税金が発生しますので、計画的に返済するべきです。</p>



<p>他に注意を要する項目としては、特定創業支援事業による支援を受けると登録免許税は半額になります。これは大きいので、是非とも支援を受けましょう。</p>



<p>この支援を受けるには、各市区町村にて原則四回以上の指導（セミナー）、一か月以上の期間をかけての指導を受けて、市区町村に当該事実を証明する証明書の交付してもらう必要があります。この事業は、経営、財務、人材育成、販路開拓の全ての知識が身につく事業だそうなので、受けて損はないと思われます。一か月以上の時間がかかるので、早期退職する人なら失業給付期間中に再就職の意思を持って就職活動を行いながら、同時並行で法人設立も検討を進め、結果として支援を受けられれば効率的ですね。（銀行の口座開設が難しい理由は信用の問題だそうなので、特定創業支援事業による支援証明書を銀行に持参したら口座開きやすくなるかもという淡い期待もあります）</p>



<p>次に、維持費と手続き上の特徴を以下にまとめます。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="563" height="279" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-1.png" alt="" class="wp-image-11414" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-1.png 563w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-1-300x149.png 300w" sizes="auto, (max-width: 563px) 100vw, 563px" /></figure></div>


<p>会社の維持費は赤字または利益0の場合には法人住民税の均等割り7万円が必須でかかります。また、株式会社では役員の任期が最大10年であるのに対し、合同会社には任期がありません。従って、株式会社では最低でも10年に一回は役員登記費用1万円が追加でかかりますが、合同会社には不要です。</p>



<p>他には、株式会社では決算の公告義務があり、官報に乗せると数万円かかりますが、自身のHPに電子公告するのであれば0円で済みます（合同会社には公告義務はありません）。なお、株式会社では義務とはなっているにもかかわらず、99.9%の株式会社がこの義務を果たしておらず、ペナルティもないという現状です。つまり、大企業以外は殆どの会社が無視しているというのが実態のようです。</p>



<p>会社運営にかかる経費の仕分けや決算申告の方法としては、会計士に丸投げするか自分でやるかの二択があります。本メソッドで設立する会社は資産運用法人（マイクロ法人）であり、ランニングコストはなるべく下げて資産運用に関する節税コストをより多く享受したいというのが目的であるため、経費の仕分けも決算報告も自分でやる方針とします。経費といっても、最初のうちは役員報酬の支払いと年に数回（理想は一度）の運用資金の一部取り崩し（人によっては＋配当金）という最低限のものしかありませんので、都度必要な情報を調べる能力があれば素人でも自力でできる範囲だと思いますし、そのような労力をかけたくない人には本手法は向いてないでしょう。</p>



<p>なお、売買目的の有価証券は期末に含み益を利益計上してその分の税金を毎年払わなければならないため投資信託による本メソッドのような法人運用は不可という意見をたまに見かけますが、国内投資信託は有価証券（その他）に分類されており、<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.dir.co.jp/report/research/introduction/financial/intro-fcpac/20210312_022156.pdf">時価の変動による差額を当期の損益として計上せず貸借対照表の純資産に計上 (全部純資産直入法)すればよい</a>ということが調べればわかります。従って、年度ごとに含み益分の税金を払う必要がないということは素人でも調べる能力があればわかりますし、その際の具体的な仕分けについてもググればすぐにわかります。調べた上で、なお不安であれば税務署や自治体に聞きに行けばよいでしょう。マイクロ法人とはいえ会社経営ですから、そういうことが自分でできることが前提となります。ただし、私は実践に備えて簿記二級ぐらいは取っておきたいと思ってます。</p>



<p>なお、自分で会計処理と決算報告を行う場合にも、経費の仕分けを行う会計ソフトと決算報告用ソフトが必要であり、最低3万円程度かかります。決算まですべて自分でやるのは不安という方は、初年度のみ決算報告を会計士にお願いして（最低費用は5万円程度）、次年度以降はそれにならって自力で行うのもありですね。</p>



<p>また、法人から役員に報酬を与える場合は、報酬額に応じて社会保険料がかかります。これは、40歳以上だと最低でも年間約27.5万円かかります。国民保険料との比較は後程行います。</p>



<p>株式会社と合同会社のどちらを選ぶかは費用や目的、将来的な方針によりますが、私は株式会社を選ぼうかと思ってます。その理由は、合同会社に比べて信用度がより高いため銀行口座が開設しやすいと言われており、「代表取締役社長」を名乗れて妻や子供を非常勤役員に入れやすく、かつ将来株券による相続が容易だからです。なお、費用は別途かかりますが両社は途中変更可能です。</p>



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          </div>

</div>




<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">運用を特定口座から法人口座に移すことによる利益の算定</span></h2>



<p>それでは、本メソッドによる利益の算定に移りましょう。</p>



<p>まず運用利回りを設定します。本記事では、トリニティスタディを参考にインデックス投資の取り崩し戦略を想定します。なお、取り崩し戦略は基本的には株式と債券の比率を固定して運用を行いますが、株式の方が期待利回りは大きいため将来的には節税効果がより大きくなるということから、株式100%で運用することとします。債券や無リスク資産は個人で所有し、個人と法人とを統合した運用資産をトリニティスタディに倣って取り崩すということですね。また、株式インデックス投資にはETFを使うものと投信を使うものがありますが、ETFはドルと円の為替処理や配当の会計処理がめんどくさいので、投信での運用を想定します。</p>



<p>なお、たとえある年度に期待利回りを超えてこなかったり暴落したりしても、将来的に取り返せれば会社は存続できるので、さほど問題はありません。基本的に、会社からの取崩しは運用資産の3-4%を想定します（会社の利益はその中のごく一部ですから、役員報酬等の会社経費とぶつけて利益ゼロとするために相応の大金を一度売って再度買いなおすイメージです）。</p>



<p>以上から、運用利回りの例として、ここでは株式インデックスファンドのトータルリターンとして標準的な5％を想定します。</p>



<p>すると、法人口座に移管することにより節税可能となる金額は以下の式で求まります。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>法人運用節税額＝（特定口座での運用資金－譲渡益税）×平均運用利回り×譲渡益税率
　　　　　　　＝特定口座での運用資金×（1－利益割合×0.2）×0.05×0.2
　　　　　　　＝特定口座での運用資金×（1－利益割合×0.2）×0.01</code></pre>



<p>つまり、法人口座での運用資金の1%が毎年享受できる節税額になります。上の式を見ればわかる通り、法人口座での運用資金は、特定口座での利益割合に応じて変わります。ということで、運用利回り5％、法人登記費用15万円、法人維持費10万円で、社会保障費が法人化前と後でかわらない場合に、特定口座での運用資金と利益割合をパラメータとして変化させた場合の初年度収支シミュレーションを以下の表に示します。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="315" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-2-1024x315.png" alt="" class="wp-image-11415" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-2-1024x315.png 1024w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-2-300x92.png 300w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-2-768x236.png 768w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-2.png 1276w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p></p>



<p>だめだこりゃ、真っ赤っかやないかーーい！</p>



<p>傾向としては、特定口座の運用資金と利益割合が大きいほど赤字はかさみます。当然の結果ですね。なお、運用資金は5000万円までしか評価しておりませんが、その理由としては、せっかく運用がうまくいって利益が沢山出ても会社の損金とバッティングしきれなければ、残った利益には最終的に会社を廃業したり相続する際に税金が発生するため、運用資金が多すぎるのも問題だからです。</p>



<p>気を取り直して、次年度以降の年間損益の評価に移ります。</p>



<p>複利効果を無視して、運用資金が二年度以降も変わらないと仮定すると、法人の運用資金による節税額は上で求めた式と同じ式が使えます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>法人運用節税額＝特定口座での運用資金×（1－利益割合×0.2））×0.01</code></pre>



<p>一方で、運転コストは法人登記費用の15万円と法人維持費の10万円、それから譲渡益税の繰り延べ効果の以下の式が入ります</p>



<pre class="wp-block-code"><code>譲渡益税の繰り延べ効果＝譲渡益税×運用利回り×（1－税率20％）</code></pre>



<p>以上の内容を計算すると、次年度以降の年間損益は以下のようになります。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="268" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-3-1024x268.png" alt="" class="wp-image-11416" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-3-1024x268.png 1024w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-3-300x78.png 300w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-3-768x201.png 768w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-3.png 1282w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>わしゃ、みどりすっきゃねん！</p>



<p>ということで、特定口座での運用資金がそこそこあってかつ利益割合が少ない場合、法人口座に移管し、かつ法人維持費を10万円に抑え込むことができれば毎年十数万円はお得になるという試算です。</p>



<p>次に、初年度の赤字を二年目以降の利益で割ることにより、初年度の損失を何年間で回収できるのかを以下の表に示します。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="289" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-4-1024x289.png" alt="" class="wp-image-11417" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-4-1024x289.png 1024w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-4-300x85.png 300w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-4-768x217.png 768w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-4.png 1282w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>ゲンジツテキィイイー！</p>



<p>人生100年時代とは言いますが、法人化後10年程度までには損失を回収したいというのが人情でしょう。となると、この条件だと特定口座の運用資金が3000万円ある場合でも利益割合20%までが法人化の限界といえるのではないでしょうか。</p>



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</div>




<h2 class="has-medium-font-size wp-block-heading"><span id="toc5">社会保険料の削減額を加えた検討</span></h2>



<p>社保の削減について、話を後回しにしておりました。</p>



<p>ここでは、国保加入者と比較して健康保険料、年金保険料がどうなるかを独身の場合と夫婦の場合で比較します。</p>



<h3 class="has-medium-font-size wp-block-heading"><span id="toc6">単身世帯の場合</span></h3>



<p>国保加入者の場合、所得をゼロ（住民税非課税世帯）とすると、国民健康保険料は7割削減されるため約2万円、国民年金保険料は一律で約20万円、合計で22万円の保険料がかかります。一方、資産管理法人から74万円以下の役員報酬を払う場合には、社会保険料は前述の通り個人・法人負担併せて27.5万円となります。つまり、社会保険に入る方が5.5万円の損となります。さらに、国民年金は住民税非課税世帯なら全額免除ができますが、その代わり免除期間においては将来の年金支給額が半額分のみの加算となります。これでもよいのであれば国民健康保険料の2万円のみの社会保険料負担でよいので、わざわざ資産管理法人を作って譲渡益税の節税を頑張るメリットはないでしょう。法人から役員報酬を払わないことにより社保加入を避ける手もありますが、資産運用で得た利益をぶつけるための損金を作る手段は限られており、役員報酬が使えないとなると利益が積み重なることでかえって将来的に大きな法人税を取られる恐れがあります。</p>



<p>以下、国民年金保険加入者が社保に入るケース（社保増額5.5万円）と、国民年金保険全額免除者が社保に入るケース（社保増額25.5万円）を参考までに示します。</p>



<p>●国民年金保険加入者が社保に入るケース（社保増額5.5万円）</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="749" height="668" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-25.png" alt="" class="wp-image-11498" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-25.png 749w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-25-300x268.png 300w" sizes="auto, (max-width: 749px) 100vw, 749px" /></figure>



<p>●国民年金保険全額免除者が社保に入るケース（社保増額25.5万円）</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="749" height="668" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-26.png" alt="" class="wp-image-11500" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-26.png 749w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-26-300x268.png 300w" sizes="auto, (max-width: 749px) 100vw, 749px" /></figure>



<p>以上から、単身世帯の住民税非課税世帯の場合は特定口座の利益割合が10％程度かそれ以下でないと勝負できないことがわかります。特に国民年金全額免除者に資産管理法人を設立するメリットは残念ながらありませんね（事業所得が大きい場合は別です）。</p>



<h3 class="has-medium-font-size wp-block-heading"><span id="toc7">夫婦世帯の場合</span></h3>



<p>単身世帯では残念な結果となりましたが、夫婦世帯では話が変わってきます。なぜなら、国民健康・年金保険は扶養という概念がないのですが、社会保険はパートナーを扶養することにより一人分の金額で二人分をカバーできるからです。お子様がいるなら、お子様分の健康保険料もカバーできます。</p>



<p>夫婦の場合、国民年金保険料の全額免除を受けない場合は最安でも国民健康保険料は約4万円、国民年金保険料は約40万円、合計44万円が毎年かかります。これが、資産管理法人を設立して社保に入ってパートナーを扶養することにより、27.5万円の負担に収まります。従って、社保削減効果は16.5万円となります。</p>



<p>この場合の法人化による損失回収期間は以下となります。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="749" height="668" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-7.png" alt="" class="wp-image-11420" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-7.png 749w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-7-300x268.png 300w" sizes="auto, (max-width: 749px) 100vw, 749px" /></figure>



<p>みどり・・・好きだ、、、</p>



<p>この条件なら、特定口座の利益割合が40％までなら法人化検討の余地があります。</p>



<p>なお、夫婦世帯であっても国民年金保険料を全額免除している場合はその限りではありません。というのも、二人分の国民健康保険料約4万円の負担のみですから、法人化により社保は23万円も増加してしまうため、単身世帯年金保険料全額免除パターンの元の木阿弥と相成ります（約一人分の年金保険料を追加して、結果として一人分多く年金がもらえることになるので正確には損はしてないですが）。</p>



<p>ということで本メソッドは、国民健康保険を全額払う意思のある人か、事業所得が大きい人のみ（つまり保険料が安くなる人）に有効な手段となります。</p>



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<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc8">各パラメータを変化させた場合</span></h2>



<p>ここまで、標準的なケースを一通り見てきました。結論としては、社会保険料を安くでき、かつ特定口座の利益割合が低い人ほど有利だということがわかりました。</p>



<p>最後に、社保削減額を16.5万円で固定し、運用利回りと法人維持費を変化させた場合についてみていきたいと思います。<br>まずは、最悪ケースとして運用利回り3%、法人維持費20万とした場合です。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="749" height="668" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-8.png" alt="" class="wp-image-11421" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-8.png 749w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-8-300x268.png 300w" sizes="auto, (max-width: 749px) 100vw, 749px" /></figure>



<p>利回りが低く法人維持費が高いので、特定口座の利益割合が10%程度でないと旨味がない結果となりました。これを、法人維持費10万円で頑張ると、以下のようになります。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="740" height="676" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-9.png" alt="" class="wp-image-11422" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-9.png 740w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-9-300x274.png 300w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></figure>



<p>運用利回り3％という厳しい想定であっても、特定口座の利益割合が30%までなら検討の余地ありとなりました。おそるべし、ランニングコスト！</p>



<p>続いて、運用利回りを7％にした場合の同様の2ケースを見ていきましょう。まずは法人維持費20万のケースです。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="749" height="668" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-10.png" alt="" class="wp-image-11423" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-10.png 749w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-10-300x268.png 300w" sizes="auto, (max-width: 749px) 100vw, 749px" /></figure>



<p>戦える！俺はまだ、闘えるっ！！</p>



<p>市況の追い風のおかげで法人化のメリットを享受できております。<br>では、最後にここから法人維持費を頑張って10万円に下げた場合を見てみましょう。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="749" height="668" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-11.png" alt="" class="wp-image-11424" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-11.png 749w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/image-11-300x268.png 300w" sizes="auto, (max-width: 749px) 100vw, 749px" /></figure>



<p>知りてぇ！敗北の味とやらをよぉ！！</p>



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</div>




<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">まとめ</span></h2>



<p>今回は、資産管理法人を設立し、すでに含み益がある個人の特定口座から法人口座に運用母体を移す場合にどういう条件であればどれぐらいお得になるのかということについて検討しました。</p>



<p>結論としては、運用利回りとランニングコスト次第では特定口座の利益割合が30%~40%でも法人口座移管により利益が見込める結果となりました。しかし、インデックスファンドの運用利回りは操作不可能な運ゲーでなので、<span class="marker-under">法人維持費と社会保険料を含むランニングコストを如何に下げるかの勝負</span>であることがわかりました。（ちなみに私は敗北しました、残念）</p>



<p>あまり調べてないですが、たぶんネット上では初公開の内容だと思います。Webサービスとして本内容の詳細評価をコンテンツ化したりコンサルティングサービスを一緒にやりたいという方や、個別に評価してほしいという方は<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/%e3%81%8a%e5%95%8f%e3%81%84%e5%90%88%e3%81%9b" data-type="URL" data-id="https://www.spin-orbit.com/%e3%81%8a%e5%95%8f%e3%81%84%e5%90%88%e3%81%9b">お問合せフォーム</a>よりご連絡ください（TwitterのDMとかでもOKです）。間違いのご指摘等も大歓迎です。</p>



<p>次回は、特定口座の利益割合が高いから本手法は使えないけど今後年間500万円ほど入金可能だという層に向けて、「入金力強者に捧げるセルフNISA（改）」をお届けします。相続税対策としても激強ですよ！（一体何人に需要があるんだろう…）</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed is-provider-理系の錬金術 wp-block-embed-理系の錬金術"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/selfnisa_next.html" title="入金力強者に捧ぐ！セルフNISA（改）" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/shakedown-gd670fb698_640-e1661607160264-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/shakedown-gd670fb698_640-e1661607160264-160x90.png 160w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2022/08/shakedown-gd670fb698_640-e1661607160264-120x68.png 120w" sizes="auto, (max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">入金力強者に捧ぐ！セルフNISA（改）</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">前回の記事では、個人の特定口座にて運用している資産を法人に移管して運用したらどれぐらい節税できてお得になるのかということについて、徹底解説しました。今回は、前回の記事の内容がわかっていることを前提として話を進めていきますので、まだ...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2022.08.28</div></div></div></div></a>
</div></figure>



<p>家族持ちFIRE民が資産管理法人を所有することによる大きなメリットの一つに厚生遺族年金の受給資格があります。残された遺族が年間100万円以上積み増して遺族年金を受給できる可能性があります。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed is-provider-理系の錬金術 wp-block-embed-理系の錬金術"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/izokukouseinenkin.html" title="404 NOT FOUND  | 理系の錬金術" class="blogcard-wrap external-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard external-blogcard eb-left cf"><div class="blogcard-label external-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail external-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/e1f9f07c3bc74ccf8ecf4210b53a0a2e.jpg" alt="" class="blogcard-thumb-image external-blogcard-thumb-image" width="160" height="90" /></figure><div class="blogcard-content external-blogcard-content"><div class="blogcard-title external-blogcard-title">404 NOT FOUND  | 理系の錬金術</div><div class="blogcard-snippet external-blogcard-snippet">理系院卒の研究者達による資産形成情報サイト　【表示】本ページではPR広告を利用しています</div></div><div class="blogcard-footer external-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site external-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon external-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com/404" alt="" class="blogcard-favicon-image external-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain external-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div></div></div></a>
</div></figure>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://www.spin-orbit.com/archives/individual_vs_microcompany.html/feed</wfw:commentRss>
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			</item>
		<item>
		<title>【完全合法】資産管理法人を用いた『セルフNISA』のやり方</title>
		<link>https://www.spin-orbit.com/archives/self_nisa.html</link>
					<comments>https://www.spin-orbit.com/archives/self_nisa.html#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ニューロンズ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 14 Aug 2021 09:00:52 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[資産管理法人シリーズ]]></category>
		<category><![CDATA[ＦＩＲＥ戦略]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.spin-orbit.com/?p=11181</guid>

					<description><![CDATA[多くの投資家はNISA制度を利用しているでしょうから、NISAのありがたさは説明するまでもないでしょう。しかし、日本のNISA制度には一つ大きな弱点があります。 それは、NISAの元となった英国のISA制度や米国の非課税 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>多くの投資家はNISA制度を利用しているでしょうから、NISAのありがたさは説明するまでもないでしょう。しかし、日本のNISA制度には一つ大きな弱点があります。</p>
<p>それは、NISAの元となった英国のISA制度や米国の非課税投資制度に比べると、<strong>付与される非課税投資枠の規模が圧倒的に小さい</strong>ということです。</p>
<p>独身の方だと、つみたてNISAならたったの年40万円しか枠がなく、一般NISAの場合でも年間120万円で5年分だけです。これは、10年程度の短期間でFIREを目指す人たちにとってはあまりにも小さすぎます。</p>
<p>家族持ちが夫婦で一般NISAを利用しても年間240万円×5年です。これまではジュニアNISAで子供一人当たり年80万円の枠が付与されましたが、これも5年間しか新規枠は与えられませんし、2023年度を最後にジュニアNISAの新規購入枠の付与は終了します。</p>
<p>私は使ってませんがiDeCoを利用したとしても、個人事業主でなければ雀の涙です。</p>
<p>そんなわけで、NISAやiDeCoでは非課税投資枠が小さすぎるという入金力強者の方に向けて、本記事では<strong>資産管理法人を利用することにより投資の利益を疑似的に非課税化するセルフNISA法</strong>について説明します。</p>
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</p></div>
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  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-10" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-10">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">サラリーマンの法人設立方法</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">シミュレーション</a><ol><li><a href="#toc3" tabindex="0">共働き夫婦が年500万円をつみたてNISA＋特定口座で積み立てる場合</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">セルフNISA法を利用する場合</a></li></ol></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">特定口座の場合とセルフNISA法とで総コストを比較</a><ol><li><a href="#toc6" tabindex="0">特定口座での総コスト</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">セルフNISA法での総コスト</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">総コストの比較</a></li></ol></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">サラリーマンの法人設立方法</span></h2>
<p>本手法を実践する上で最重要にして最大のハードルは、<strong>サラリーマンのうちになるべく早く資産管理法人を設立する</strong>ということです。</p>
<p>入金力が大きなサラリーマンのうち（できれば資産形成開始初期）から本手法を実践することで、より多くの投資額が疑似的な非課税枠となります。</p>
<p>ところで、サラリーマンが会社を作るなんてことはできるのでしょうか？</p>
<p>副業を推奨している企業にお勤めの方であれば、問題なくできるでしょう。しかし、以下のアンケートによると、副業を行っている人の中で、無条件で副業ができるという人は20%しかおりませんでした（私のフォロワーさんというバイアスは入ってます）。※2022年追記：ツイート削除してしまいました、サーセンw</p>
<blockquote class="twitter-tweet">
<p dir="ltr" lang="ja">副業をしているサラリーマンの方に質問です。FIRE済みの方はサラリーマン時代の副業について教えてください。（回答者の特定は出来ませんのでご安心ください）</p>
<p>&#x26a0;&#xfe0f;途中経過のスクショを下に載せるので、回答が見たい方はそちらをご覧下さい</p>
<p>— ニューロンズ@自分の信じる道を行け！ (@Singularitalian) <a rel="noopener" target="_blank" href="https://twitter.com/Singularitalian/status/1425016053789192194?ref_src=twsrc%5Etfw">August 10, 2021</a></p></blockquote>
<p><script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
<p>また、アンケートを見ると、会社に隠れて副業を実施しているという人が7割もおられます。副業解禁時代などと名ばかりですが、こればかりは仕方がありません。</p>
<p>そうなると、起業のやり方としては二つあります。一つは、よく言われるやり方ですが、奥さんやご家族に社長になってもらうというやり方です。これであればお勤め先に足がつくことはないため、起業がばれません（もちろん、奥さんやご家族が主体として会社を経営する必要があります）。</p>
<p>もう一つの方法は、自分が会社の社長となるが、役員報酬（給与）をゼロにするというやり方です。役員報酬がゼロであれば住民税がお勤めの企業の計算結果と変わりませんので、登記情報などを調べられない限りばれることはありません。</p>
<p>登記情報も、お勤めの会社に届け出ている住所で設立した会社を登録していなければ、検索のしようがないのでばれないでしょう（当社調べ）。</p>
<p>なお、もし万が一ばれた場合のダメージは深刻である可能性もあります。本記事ではあくまでも私が情報収集・机上検討した内容について知的好奇心を満たすための情報として書いているだけであり、本手法の実践は推奨しませんし、もしこの情報を使う場合は十分に調べたうえで自己責任でお願いします。</p>
<p>さて、会社の起業まではできたとして、次に必要なのは銀行口座です。証券口座を開設するには銀行口座がマストで必要となります。</p>
<p>しかし、昨今は詐欺対策やマネーロンダリング対策などにより資産管理法人に対する銀行口座の門戸が狭くなってきているようですので、できれば他の事業を継続的に行っておき、銀行口座開設の際はそちらの事業をメインで書きつつ、最後に資産管理業務も兼ねる的な感じでいければよさそうです。</p>
<p>とはいえ、ネットバンクやゆうちょ銀行など、銀行口座開設のハードルが低い銀行もありますので、まぁなんとかなるんじゃないですかね。（ゆうちょ銀行は預入金額の上限が1300万円なのが難点です）</p>
<h2><span id="toc2">シミュレーション</span></h2>
<h3><span id="toc3">共働き夫婦が年500万円をつみたてNISA＋特定口座で積み立てる場合</span></h3>
<p>さて、それではお待ちかねのシミュレーションを行っていきます。</p>
<p>投資条件としては、共働き夫婦が年間500万円を積み立てて、10年でFIREを目指す場合について考えます。夫婦でつみたてNISAを使うとして、非課税枠は年80万円とします。すると、特定口座で積み立てる分は年420万円となります。</p>
<p>10年間の元本は特定口座分が4200万円、つみたてNISAが800万円となります。年平均7%(米国株式の超長期幾何平均リターンと同等)とすると、10年間で投資元本に対して約＋50%の利益が得られます。その場合、ざっくり計算で特定口座分は6300万円、NISA分は1200万円となり、合計資産額は7500万円となります。</p>
<p>これに二人分の退職金を足せば8000万円はいくでしょうから、8000万円を3.5%ルールで取り崩すと年間280万円使えるため、節約家なら家族世帯でも十分FIREが狙えますね。</p>
<p>しかし、特定口座から取り崩すと税金が発生します。とはいえ、非課税枠の取崩しは温存した方がお得なので、特定口座から取り崩すのが正しいスタイルです。</p>
<p>今回のケースだと、280万円取り崩した場合にはそのうちの1/3が利益確定分となり、20%（簡単化のためキリ数）が税金としてかかります。つまり、税額は280/3×0.2=18.7万円です。取り崩し額280万円に対して税額18.7万円引かれるので、実際の手取りは261万円となります。</p>
<p>今回は運用資産額が元本+50%としてますからこの程度ですが、もしも元本+100%だったら280万円取崩した場合の税額は28万円となるので、儲かっている人ほど税負担は増えます。</p>
<h3><span id="toc4">セルフNISA法を利用する場合</span></h3>
<p>次にセルフNISA法を利用した場合の計算を行います。</p>
<p>セルフNISA法では、特定口座で積み立てる代わりに法人にて積み立てを行います。上記の例で、投資1年目から法人口座で420万円を毎年積み立てる場合、10年で元本は4200万円、法人口座の資産額は元本+50%条件で6300万円とします。</p>
<p>さて、法人口座を使って年280万円を取り崩す場合、法人の利益はもちろん取り崩し額のうちの投資利益に対してかかってくるため、280万円×1/3＝93.3万円となります。この利益分を事業経費等でゼロにできれば、税金はかからないことになります。</p>
<p>つまり、特定口座で積み立てていたらかかるはずの税負担18.7万円が0円になります（法人住民税と社会保険料、法人維持費は別途かかりますが、後で計算します）。</p>
<p>それでは、取り崩した280万円はどのように分配すればよいでしょうか？以下に一案を示します。</p>
<ul>
<li>給与（自分）　：月8.2万円、年98.4万円</li>
<li>給与（配偶者）：月4万円、 年48万円</li>
<li>社保・厚生年金：月1.26万円、年15.1万円</li>
<li>家賃　　　　　：月4万円、年48万円</li>
<li>水道光熱電話代：月0.5万円、年6万円</li>
<li>出張経費　　　：年10万円</li>
<li>交際費　　　　：年5万円</li>
<li>その他　　　　：年50万円</li>
</ul>
<p>まず、自分に給与を月8.2万円を払います。この金額なら所得税・住民税ともにゼロ円です。また、これは東京都の場合ですが、標準報酬額が月8.2万円であれば、健康保険料と厚生年金保険料が月1.26万円、年間15.1万円で済みます（会社負担分）。</p>
<p><a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/shared/hokenryouritu/r2/ippan/r2030113tokyo.pdf">令和2年3月分（4月納付分）からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表</a></p>
<p>次に、配偶者を非常勤役員に入れて役員報酬として月4万円、年間48万円払います。</p>
<p>非常勤役員である配偶者（同一世帯）の役員報酬がご自身の役員報酬の半分以下であれば配偶者を扶養に入れることができますので、一人分の健康保険・厚生年金保険料を払えば配偶者も健康保険証を持つことができ、年金も満額もらえます。</p>
<p>アパートを事務所兼住まいにして家賃や水道光熱費、電話料金などの半分を経費で落とせばそこそこの額になります。あとは、出張時の出張経費を年10万円ほど支払ったり、交際費に5万円を充てたり、社用車や車両保険やガソリン代、PCや什器、消耗品や法人維持経費などを年50万円充てれば280万円をきれいに使い切ることができるでしょう。</p>
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</p></div>
</div>
<h2><span id="toc5">特定口座の場合とセルフNISA法とで総コストを比較</span></h2>
<p>ここまでの話を踏まえて、法人をつくらずに特定口座で積み立てる場合と、法人化してセルフNISA法を採用した場合とで総コストを比較します。</p>
<p>ここでいう総コストとは、特定口座の場合はFIRE後の社会保険料として夫婦二人分の国保と国民年金を払う分を含め、セルフNISA法の場合は法人設立費および維持費を含めて求めます。</p>
<h3><span id="toc6">特定口座での総コスト</span></h3>
<p>特定口座の総コストは、280万円を取り崩した場合の税金18.7万円と、世帯収入が33万円以下の場合は夫婦の健康保険料が7割引きで二人分約4万円、国民年金が二人分で39万円（全額免除しない場合）となります。以上から、年間の総コストは61.7万円となります。</p>
<h3><span id="toc7">セルフNISA法での総コスト</span></h3>
<p>セルフNISA法では、まず会社設立費が約21万円かかります。その後、法人住民税7万円と、会計ソフト等で年間約2.2万円かかります。</p>
<p>参考：<a rel="noopener" target="_blank" href="http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1926.html">資産管理会社の維持コスト （たわら男爵さんのブログ）</a></p>
<p>FIREする前の最初の10年間は、サラリーマンを行いつつ自分に給与を払わなければ社保は発生しませんので、ざっくり計算でFIREするまでに120万円の法人設立・維持費用がかかります。</p>
<p>FIRE後は、法人維持費約10万円のほかに、上述した社保・年金が個人・法人合わせて年30万円ほどがかかります。</p>
<p>以上から、法人設立・10年維持コストが120万円、FIRE後は年間約40万円がかかります。</p>
<h3><span id="toc8">総コストの比較</span></h3>
<p>それでは、最後に特定口座と法人口座での損益分岐点を求めてみましょう。</p>
<p id="gkUVBTq"><img loading="lazy" decoding="async" width="907" height="510" class="alignnone size-full wp-image-11201 " src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/08/img_6117a5a883ba8.png" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/08/img_6117a5a883ba8.png 907w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/08/img_6117a5a883ba8-300x169.png 300w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/08/img_6117a5a883ba8-768x432.png 768w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/08/img_6117a5a883ba8-120x68.png 120w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/08/img_6117a5a883ba8-160x90.png 160w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/08/img_6117a5a883ba8-320x180.png 320w" sizes="auto, (max-width: 907px) 100vw, 907px" /></p>
<p>最初は法人設立費用と維持費の10年間積算分により、総コストはセルフNISA法の方が高くつきますが、FIRE後6年目には総コストが逆転し、その後は差が開く一方となります。15年目時点では総コストはセルフNISAの方が200万円ほどお得となります。</p>
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</p></div>
</div>
<h2><span id="toc9">まとめ</span></h2>
<p><div id="rinkerid8214" class="yyi-rinker-contents  yyi-rinker-postid-8214 yyi-rinker-img-m yyi-rinker-catid-421 yyi-rinker-catid-419 ">
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				                											</ul>
					</div>
	</div>
</div>
</p>
<p>法人にて積み立て投資を行うことにより株式投資の譲渡益税の節税化を図るセルフNISA法について説明しました。</p>
<p>本記事の試算では、年間500万円（つみたてNISAに80万円、特定口座に420万円）を投資する共働き夫婦の場合、法人設立後10年で8000万円をためてFIREし、3.5%ルールで資産を取り崩すとその後15年で200万円お得になるという結果となりました。</p>
<p>本手法を使える人は非常に限られると思いますが、うまく使えればFIRE後に大きな利益をもたらす可能性が示唆されたといえそうですね。</p>
<p>以下、補足を列記します。</p>
<p>・本試算では簡単化のために運用利益を+50%で固定しておりますが、実際は広く分散させたインデックス株式投資であれば高確率で利益率は増加していきますので、より一層コスト差は広がることになります。</p>
<p>・本試算では特定口座を利用する場合には、FIRE後には働かずに国保・国民年金保険を二人分払う想定になっているため、セルフNISA法との差が大きくなるケースとなります。国民年金を全額免除したり、アルバイトして社保に入ったりしたら、結果は大きく変わってきます。</p>
<p>・サラリーマン時代に起業すると退職後に失業保険がもらえないということを失念しておりました。。失業保険が得られない公務員以外の方は、この点も考慮に入れて損益分岐点を求める必要があります。（Twitterでパンダックさんにご指摘いただきました。）</p>
<p>・取り崩し額を増加させるとやがて経費化が追い付かなくなって社保費用や法人税が嵩みますが、各種制度をうまく活用すれば年間利益が400万円程度であれば相殺可能だと思われます。というのも、橘玲氏の「黄金の羽の拾い方」には、個人事業主になることにより年収400万円分程度は節税可能だと書かれていたと記憶してます（当時と今とで税法は変わっているでしょうが）。</p>
<p>・本手法では積立投資を行う母体は法人となりますから、子や家族に法人を引き継ぐことができれば、法人が存続する限り未来永劫に節税による利益を享受できる可能性があります（相続税も含めたらより大きな節税になるかも？）。</p>
<p>・本記事では触れませんでしたが、早めに法人を作っておけば、どこかでリーマンショックやコロナショックレベルの大暴落が訪れた際に個人の特定口座で積み立てた分を法人口座に安い税金で移動させることができるというメリットもあります。なお、NISA、特定口座、法人口座（セルフNISA分）の残金がある場合の取崩し優先順位は、①特定口座、➁法人口座、③NISA、の順となります。</p>
<p>・本記事を書くにあたり、<a rel="noopener" target="_blank" href="http://tawaraotoko.blog.fc2.com/">たわら先進国株でベンツを買うブログ</a>の『<a rel="noopener" target="_blank" href="http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-category-39.html">資産管理会社を作る</a>』カテゴリを大変参考にさせていただきました。本記事で紹介した手法に興味がある方はぜひ氏のブログも読み込んでください。（私が指摘するまでもなく超絶おすすめブログです）</p>
<p>・冒頭にも述べましたが、本記事はあくまでも私が情報収集・机上検討した内容について知的好奇心を満たすための情報として書いているだけであり、副業禁止の会社に勤めている人に本手法の実践は推奨しませんし、もしこの情報を使う場合はご自身で十分に調べたうえで自己責任でお願いします。</p>
<p>Have a Good FIREMENT!!</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://www.spin-orbit.com/archives/self_nisa.html/feed</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【オールカントリー】トリニティスタディ全世界版爆誕！【4%ルール】</title>
		<link>https://www.spin-orbit.com/archives/all_over_the_world.html</link>
					<comments>https://www.spin-orbit.com/archives/all_over_the_world.html#comments</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ニューロンズ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 04 Jul 2021 08:00:22 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[トリニティスタディシリーズ]]></category>
		<category><![CDATA[ＦＩＲＥ戦略]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.spin-orbit.com/?p=11118</guid>

					<description><![CDATA[FIRE民に朗報です。 株や債券を毎年一定額だけ取り崩す場合に、どの程度の期間に渡って資産が持つかということを研究したトリニティスタディ（4%ルールで有名）では、米国の有価証券のみを対象としたものでした。 そこで、より分 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>FIRE民に朗報です。</p>
<p>株や債券を毎年一定額だけ取り崩す場合に、どの程度の期間に渡って資産が持つかということを研究したトリニティスタディ（4%ルールで有名）では、米国の有価証券のみを対象としたものでした。</p>
<p>そこで、より分散を利かせた全世界版の方が価格変動リスクが低減されるため、取り崩しに向いているのではという疑問が多くのFIREerの頭の中に浮かんでいたことと思います。</p>
<p>この疑念に決着をつける論文が2021年に発表されているのを発見したので、本記事では全世界版トリニティスタディ（取り崩し戦略）について解説します。</p>
<p>論文：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=3783047">The Sustainability of (Global) Withdrawal Strategies</a></p>
<p>結論としては、残念ながら（？）米国版の圧勝でございます。</p>
<p>[ad]</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-12" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-12">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">トリニティスタディ全世界版の概要</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">トリニティスタディ全世界版の概要</span></h2>
<p>本記事で紹介する論文には、二つのトピックスがあります。</p>
<p>一つ目は、最重要である全世界版取り崩し戦略の持続可能な取崩しラインの評価です。二つ目は、取り崩し戦略実践中に、現在の水準で取崩ししても破産しないかどうかを確認するための指標の策定です。</p>
<p>本記事では一つ目の内容について記載しますが、もしモチベーションが湧けば後者の内容も別記事にまとめたいと思います。</p>
<p>さて、それでは結論からまいりましょう。以下の図は、左側が全世界版、右側が米国版での各取崩し割合（IWR）において、株-債券比を80-20、60-40、50-50、40-60、20-80と変動させた場合に、破産せずに30年間持続する確率の評価結果です。調査期間は1900-2019年の120年間となります。</p>
<blockquote>
<p id="iBnwujR"><img loading="lazy" decoding="async" width="640" height="646" class="alignnone size-full wp-image-11147 " src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/07/img_60e138268d340.png" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/07/img_60e138268d340.png 640w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/07/img_60e138268d340-297x300.png 297w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/07/img_60e138268d340-150x150.png 150w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2021/07/img_60e138268d340-100x100.png 100w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>引用元：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=3783047">The Sustainability of (Global) Withdrawal Strategies</a></p></blockquote>
<p>なお、ここでいうIWR（取り崩し割合）は、初年度の取崩し額に毎年インフレ率分だけ追加する実質購買力レートでの評価となります。</p>
<p>右側のUSAのIWR:4％、株・債券比60-40がよく言われる4%ルールのエビデンスとなる結果で、破産確立（F：Failure late）は5%以下である4.4%となっております。一方、全世界版の同条件での評価は、なんと破産確立が22%となっております！</p>
<p><span class="bold red"><strong>つまり、全世界版では4%ルールは成立しません！！</strong></span></p>
<p>全世界版では、IWR：3%で株・債券比60-40のときに失敗確立は3.3%となっているので、<strong>全世界版だと3%ルール以下を採用する必要があります</strong>。これは、過去100年ほどの幾何平均リターンが米国に対して全世界が1.2%劣っていたこととつじつまが合いますね。</p>
<p>全世界に分散させることによるリスク低減効果よりも、長期間に渡って好調が続く米国株式の大きなリターンの方に軍配が上がったということですね。</p>
<p>[ad]</p>
<h2><span id="toc2">まとめ</span></h2>
<p>FIRE民として待ちに待った全世界版取り崩し戦略調査に関する文献についてまとめました。</p>
<p>論文：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=3783047">The Sustainability of (Global) Withdrawal Strategies</a></p>
<p>結論としては、残念ながらトリニティスタディに代表される株-債券を用いた取り崩し戦略では、全世界版の方が米国版よりも劣後する結果となりました。</p>
<p>これはあくまでもここ120年間での結果ですので今後どうなるかはもちろんわかりませんが、その辺のエコノミストらの主観に基づく相場観（という名の感想文）よりはずっとエビデンスレベルが高いでしょう。</p>
<p>世界分散投資を推奨する現代ポートフォリオ理論も、所詮は多くの（少し無茶な）仮定を置いた場合に導かれる結論であり、科学領域の理論と比較すると、理論と呼ぶにはすこし無理があるような代物です。</p>
<p>それでも、エコノミストらの感想文に比べれば一理どころか十理ぐらいあるものですし、現代の投資理論（？）としては最も価値があるものだと私は考えておりますが、真に重要なのは長期のデータ（真実）です。そして、現在入手可能な最長レベルの長期データに基づく分析がシーゲル先生による<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/the_most_important_graph.html">宝の地図</a>であり、<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/why_sp500.html">ピケティのR＞G</a>であり、<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/how_much_do_you_need_for_fire.html">トリニティスタディ</a>であり、本記事でご紹介した論文です。</p>
<p>ということで、私は今後も米国株式を中心としたポートフォリオで行こうと気持ちを新たにしました。（個人の感想です）</p>
<p>米国株で行こうか先進国株で行こうか全世界株で行こうかはたまた日本株か、人それぞれに悩むと思いますが、結局結論は以下に集約されます。</p>
<p>「自分の信じる道を行け！」（ドラゴン桜、桜木先生より）</p>
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			</item>
		<item>
		<title>10年でFIREを目指す場合の手取りに対する年間投資率は何％必要？</title>
		<link>https://www.spin-orbit.com/archives/10years_fiirement.html</link>
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		<dc:creator><![CDATA[ニューロンズ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 15 Dec 2020 09:00:33 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[セミリタイア戦略]]></category>
		<category><![CDATA[ＦＩＲＥ戦略]]></category>
		<category><![CDATA[FIRE]]></category>
		<category><![CDATA[シミュレーション]]></category>
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					<description><![CDATA[資産形成している人は、日々の暮らしの中で現状の満足度と将来への希望とを天秤にかけながら、可能な限り多くの入金を株式市場に対して行っていることと思います。 FIREを目指している人は特にこの傾向が顕著であり、現在を犠牲にし [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>資産形成している人は、日々の暮らしの中で現状の満足度と将来への希望とを天秤にかけながら、可能な限り多くの入金を株式市場に対して行っていることと思います。</p>
<p>FIREを目指している人は特にこの傾向が顕著であり、現在を犠牲にしてでも遮二無二入金マシーンと化している人が一定数いらっしゃるでしょう。はい、私もです！</p>
<p>若くしてFIREを目指す人達は、何度も何度も入金ペースと利回りのシミュレーションを行い、ああでもないこうでもないとExcelの数値を少し変えてみてはニヤニヤすることを無限に繰り返していることでしょう。はい、私です！</p>
<p>このような人たちにはもうわかりきっている話だと思いますが、10年程度の短期間のFIREを志すのであれば、年間貯蓄率はバビロンの大富豪で推奨された手取りの10%とか、本多静六先生の提唱する1/4天引き貯蓄法とかいった値では不可能です。</p>
<p>では、どれぐらいの貯蓄率（投資率）が必要でしょうか？</p>
<p>4%ルール適用条件でかつ貯金を全部株式市場に投じて年利5%で運用すると仮定した場合、その答えでは66%です！</p>
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/zittotewomiru.html" title="【FIRE到達期間】経済的自由に到達するまでの期間はどれぐらい必要か？" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2019/07/img_5d249633c132e-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2019/07/img_5d249633c132e-160x90.png 160w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2019/07/img_5d249633c132e-120x68.png 120w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2019/07/img_5d249633c132e-320x180.png 320w" sizes="auto, (max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【FIRE到達期間】経済的自由に到達するまでの期間はどれぐらい必要か？</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">アーリーリタイアを目指しているFIRERのみなさま、ENJOY FIREMENTしてますか？アーリーリタイアするべく日々努力をつみ重ねていることと思いますが、苦労に対する成果のあまりの小ささに絶望したり、FIREまでの途方もない距離...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2019.07.10</div></div></div></div></a>
<p>貯蓄率（投資率）が手取りの2/3だなんて頭おかしいんじゃないの？と思われるかもしれませんが、実はそれなりの条件を満たせば実践可能です。</p>
<p>ということで、単身者の場合と家族持ちの場合に分けて、どうすれば2/3天引き投資法が行えるかについて考えていきたいと思います。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-14" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-14">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">単身者の場合</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">家族持ちの場合</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">単身者の場合</span></h2>
<p>単身者の場合は実はハードルは高くありません。なぜなら、自分の希望次第で自由に支出をコントロール出来るからです。</p>
<p>とはいえ、手取りの33%で生活する必要があるため、普通の正社員程度の年収は必要でしょう。ということで、ここでは正社員の平均年収400万円を条件に考えてみます。</p>
<p>まず、<a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="https://www.musashi-corporation.com/wealthhack/annual-income-net-income">年収400万円の人の手取り年収は315万円</a>とのことです。これはボーナス込みですが、月平均に均すと26.25万円となります。これの1/3は8.75万円です。つまり、月に87,500円が生活費となります。</p>
<p>いくら単身者でもそれは無理でしょ・・・</p>
<p>と思われたらそれは間違いで、世の中には月3万円生活を敢行している猛者たちがちょこちょこ居ます。彼らの多くは持ち家で住居費がほぼゼロ円だったりするのですが、3万円のアパートを借りたとしても月6万円生活が可能ということになります。</p>
<p>しかし、月3万円生活を行っている人たちは、節約業界でも一目置かれるほどの猛者ですので、そのレベルを要求するのは酷でしょう。ということで、以前別の記事にも書きましたが、ちょっと余裕を持たせたプランが以下となります。</p>
<div class="memo-box common-icon-box">家賃：月3万円<br />
食費：月1.5万円<br />
水道光熱費：月1万円<br />
通信費：月5千円<br />
その他雑費：月2万円<br />
趣味：月5000円<br />
合計：月85,000円</div>
<p>なんと、雑費と趣味代に2.5万円を使えます！<br />
もしも会社にもっと安い寮があれば、それを使えば更に生活に余裕が出ます。</p>
<p>自炊がマストにはなりますが（ふるさと納税も！）、私的には上のプランは普通に実現可能なレベルどころか、むしろ余裕アリだと思います。これを見てイケるかも！と思われた方には、きっと実現可能でしょう。</p>
<p>たとえこの水準が無理でも、月10万円生活であれば多くの方が実践可能なんじゃないですかね？仮に月10万円生活を行うとしたら、手取りに対する生活費の割合は38%、つまり貯蓄率は62%となります。</p>
<p>手取りの62%を毎月株式市場にぶち込む生活を続けた場合、私の計算だと投資による年利が5%だとFIREまで12年、年利6%で11年となります。</p>
<p>[ad]</p>
<h2><span id="toc2">家族持ちの場合</span></h2>
<p>次は家族持ちの場合についてです。</p>
<p>家族持ちといっても家族構成は多様ですから、ここではケーススタディとして4人家族で未就学児が二人という設定で行きたいと思います。</p>
<p>このような環境下で2/3天引き投資法を実践するには流石にかなりの好待遇が条件となります。具体的には、片働きの場合には年収1000万円プレーヤー、共働きの場合でも二人とも正社員で世帯年収1000万円が要求されます。</p>
<p>税制上不利である片働き1000万円プレーヤー（妻扶養）の手取り年収を採用すると、手取り年収は750万円程度とのことです。これを月額に均すと62.5万円となり、この1/3を生活費とすると月約21万円となります。</p>
<p>月21万円で4人家族の生活は営めるでしょうか？</p>
<p>結論から言うと十分可能です。根拠は、私です！割と好きにお金を使っておりますが、我が家は大体これぐらいです（奨学金返済分を除く）。</p>
<p>モデルケースとして、月21万円生活の内訳をご紹介します。</p>
<div class="memo-box common-icon-box">家賃：月6.5万円<br />
食費：月4.5万円<br />
水道光熱費：月1.5万円<br />
通信費：月1万円<br />
教育費：月3万円<br />
その他雑費：月3万円<br />
レジャー：月1万円<br />
車維持費：月5千円<br />
合計：月21万円</div>
<p>教育費に3万円もかけてもレジャーに月二回ぐらい行けますし、軽自動車でかつネット保険月2千円以下の契約でかつユーザー車検を通せれば車も持てます。</p>
<p>さらに、児童手当が毎月入りますから、未就学児二人分で月二万円以上が得られます。（扶養控除をすり替えて恩着せがましい名前をつけただけの制度でしょうから何もありがたくはないのですが）</p>
<p>また、昨年あたりから保育園・幼稚園無料化も始まりましたので（これはありがたいです！）、未就学児であれば実際の教育費はそんなにかかりません。我が家はおもちゃ代と、大量の紙とペンとプリンタインク代ぐらいですかね。</p>
<p>四人家族で食費月4.5万円というのも結構余裕があります。自炊が前提ですが食品の産地や調味料にこだわったり、わりと好き放題買ってもこれぐらいですね。</p>
<p>家賃については住む場所によって相場が変わりますし、アパートかマンションか戸建てか社宅かそもそも持ち家かによっても大きく変動しますが、賃貸の場合は会社の家賃補助制度や借り上げ制度を使えば大体これぐらいでいけるんじゃないですかね。都心は厳しそうですが…</p>
<p>ちなみに我が家は贅沢の限りを尽くして新築戸建て賃貸に住んでいるのですが、それでも住宅手当分を差し引くと田舎ですからこんなもんです。</p>
<p>今回のケースでは年収1000万円を前提としましたので、2/3天引き貯金法でもそこそこゆとりのある計画となりました。ちゃんと節約すれば、月15万円生活も可能でしょう。その場合の手取り年収は540万円が必要になるので、額面年収に戻すと750万円あれば十分となります。</p>
<p>とはいえ、生活費は家族の問題ですので、なかなか自分の意見を押し通して節約生活を敢行するというのも難しいです。従って、上のプランぐらいの固定費削減をメインとするゆるい節約がよい落としどころなんじゃないかなと思います。</p>
<p>特に共働きパワーカップルについては節約しすぎないことを推奨します。子育てや家事に割ける時間が少ないので、お金で解決すべき部分も出てきますし、どうしても妻への負担が大きくなりがちです（反省）。</p>
<p>10年とはいえ長期戦ですから、重要なのは持続可能性ですね。</p>
<p>[ad]</p>
<h2><span id="toc3">まとめ</span></h2>
<p>10年程度でFIREを目指す場合の手取り年収に対する目標貯蓄率（＝投資率）とその具体的な生活費の内訳について、単身編と4人家族編について考えてみました。</p>
<p>評価の条件として、取り崩し期にはちょっと心許ないですが一般的である4%ルールを適用し、投資の年間リターンを5%と固定した場合、2/3天引き投資法を行えば10年でFIRE達成可能となります。</p>
<p>これを満たすような収入条件と生活費の内訳は以下となりました。</p>
<div class="memo-box common-icon-box">・単身者：正社員の平均年収400万円で、月生活費87,500円<br />
・4人家族：世帯年収1000万円で、月生活費21万円</div>
<p>4%ルールじゃ不安だからもっと必要だとか余剰資金を全額投資するなんて無理だとか、子供が大きくなると教育費がずっと大きくなるとか保険に入らないのはいかがなものかとか独立後は社会保険料が追加でかかるとか家賃補助がなくなるとか、色々な意見があるとは思いますが、とはいえ退職金もありますしセミリタイアという形で足りない分だけ働くということも可能ですから、あくまで一例ということでご理解ください。</p>
<p>10年間での爆速FIREというと超絶高給取りでなければ実現不可能というイメージがあるかもしれませんが、意外と手が届くところにあるんだということが伝われば幸いです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>FIREまでにかかる期間に関するシミュレーション記事はこちら↓</p>
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/zittotewomiru.html" title="【FIRE到達期間】経済的自由に到達するまでの期間はどれぐらい必要か？" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2019/07/img_5d249633c132e-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2019/07/img_5d249633c132e-160x90.png 160w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2019/07/img_5d249633c132e-120x68.png 120w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2019/07/img_5d249633c132e-320x180.png 320w" sizes="auto, (max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【FIRE到達期間】経済的自由に到達するまでの期間はどれぐらい必要か？</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">アーリーリタイアを目指しているFIRERのみなさま、ENJOY FIREMENTしてますか？アーリーリタイアするべく日々努力をつみ重ねていることと思いますが、苦労に対する成果のあまりの小ささに絶望したり、FIREまでの途方もない距離...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2019.07.10</div></div></div></div></a>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>セミリタイア到達度を求めよう</title>
		<link>https://www.spin-orbit.com/archives/progress_rate.html</link>
					<comments>https://www.spin-orbit.com/archives/progress_rate.html#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ニューロンズ]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 26 Aug 2020 22:30:09 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[セミリタイア戦略]]></category>
		<category><![CDATA[投資哲学・考え方]]></category>
		<category><![CDATA[計算・シミュレーション]]></category>
		<category><![CDATA[ＦＩＲＥ戦略]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://www.spin-orbit.com/?p=10417</guid>

					<description><![CDATA[FIREを目指している人であれば、何らかのきっかけにより今からセミリタイア生活を始めるということになった場合、どのような暮らしが見込めるか知っておくことは重要です。 現在の進捗度をある程度正確に見積もることが出来れば、夢 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>FIREを目指している人であれば、何らかのきっかけにより今からセミリタイア生活を始めるということになった場合、どのような暮らしが見込めるか知っておくことは重要です。</p>
<p>現在の進捗度をある程度正確に見積もることが出来れば、夢のセミリタイア生活が少しだけ現実味を増すかもしれません。</p>
<p>ということで、本記事ではケーススタディを交えてセミリタイア到達度の確認方法について説明します。</p>
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  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-16" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-16">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">前提条件</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">アルバイト</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">Web活</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">ポイ活</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">運用資産の取り崩し</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">最低生活費</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">セミリタイア到達度</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">前提条件</span></h2>
<p>本記事では、単身者の場合と世帯持ちの場合を併記していきます。</p>
<p>なお、世帯持ちの場合は、パートナーも単身者と同様の取り組みをすることとします。セミリタイアということですから、本記事ではガッツリとアルバイトをするのではなく、時間効率がよく緩いバイトをすることとします。</p>
<h2><span id="toc2">アルバイト</span></h2>
<p>アルバイトの候補としては、新聞配達が挙げられます。超早起き生活を選択できるのはセミリタイア者ならではの特権です。超早起きをするだけで、労働負荷に対するリターン（時給）が高いのが新聞配達の魅力です。</p>
<p>ということで、時給1000円の新聞配達を平日毎日早朝2.5時間行うことにしましょう。すると、新聞配達による月の収入は5万円（2.5時間×20日×時給1000円）となります。</p>
<p>世帯持ちの場合は、パートナーにも新聞配達をしてもらいましょう。これで、労働収入が世帯で10万円得られます。一人当たり月5万円の収入レベルであれば、非課税世帯という社会システムの抜け道を歩むことができます。</p>
<p>単身者でもっと稼ぎたいという人は、住み込みバイトがおすすめです。リゾート地や旅館などに住み込んでスタッフとして働くというものですが、寮や食事が提供されるため生活費はほとんどかかりません。</p>
<p>時給が安く拘束時間が長いことがデメリットですが、生活費がタダに近いというのはそれを補って余りあるほどのメリットがあります。とはいえ、あくまでセミリタイアですから、年に3か月だけガッツリ働いて、非課税所得の範囲内に抑えるという勤務体系が想定されます。</p>
<p>流石に夫婦で住み込みバイトを行うのは困難でしょうから、これは単身者のみの選択肢となりそうですね。</p>
<h2><span id="toc3">Web活</span></h2>
<p>新聞配達だけでは一人当たり月5万円しか収入がないため、持ち家でもない限りこれだけで生活することは困難です。一方で、新聞配達は早朝の時間を有意義に使うものであり、午前7時以降には自由な時間が沢山あります。</p>
<p>ということで、本ブログでは何度もお勧めしていることですが、YouTubeやブログの運営をメインとしたネットビジネスをぜひ行いましょう。これは、社会との繋がりが希薄になりがちなセミリタイアラーにはとても相性が良い活動です。</p>
<p>Web活で重要なことは、継続的にアウトプットを行うということです。ブログやYouTubeを毎日投稿していれば、多くの人は一年もすれば月数万円単位の収益を得ることができるようになるのではないでしょうか。</p>
<p>この「継続する」ということが、特に時間の制約が大きい社会人には非常に困難なのですが（すみません、言い訳です）、時間を取りやすいセミリタイアラーであれば、生活もかかってますしやる気さえあれば継続することができるでしょう。</p>
<p>ブログはオワコンとは最近いろんな所で聞きます。やがてYouTubeもオワコンと言われる日が来るでしょう。それでも、ネットビジネスで月数万円を稼ぐ程度であれば全然いけると思います。</p>
<p>と言ってもいきなり月５万円とかは無理があると思いますので、まずは月1万円を目指しましょう。楽しみながら続けられるとベストですね！</p>
<p>世帯持ちの場合は、パートナーにもネットビジネスに参加してもらいましょう。手先が器用であれば、YouTubeで料理や裁縫などの趣味系のチャンネルを開くのもありかもしれませんね。</p>
<p>もし私が女でかつ声が可愛ければ、おっさんをターゲットにした解説系の動画チャンネルを作るでしょう。Twitterを見てればいかにおっさんがレディに弱いかよくわかりますよね！</p>
<p>Web活は女性枠がまだまだガラガラに空いているのが現状でしょう。</p>
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</p></div>
</div>
<h2><span id="toc4">ポイ活</span></h2>
<p>ポイ活とは、本来はポイントを集める活動を指しますが、ここでは広義の意味として各種キャッシュバックや割引キャンペーンなども含めます。</p>
<p>十分な用意が出来ていない状態で始めるセミリタイア生活では、少しの収入でも大きな意味を持ちます。2019年あたりから始まった電子決済サービスのプラットフォームシェアの争奪戦は凄まじく、PayPayの100億円キャンペーンを筆頭に大量の現金やポイントがばら撒かれました。</p>
<p>この手のキャンペーンを拾っていくことは決してバカには出来ません。セルフバックキャンペーンなども活用すれば、月1万円分ぐらいのポイントサービスは簡単に得ることが出来るでしょう。<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/bitmax.html">前々回の記事</a>でも紹介しましたが、時給換算で5千円ぐらいはわりと簡単にいく案件がゴロゴロあります。</p>
<p>多少の手間はかかりますし、情報収集も必要ですが、暇な時間に案件を探してポチポチとクリックするだけで月１万円以上が得られるのであれば、やらない手はありません。</p>
<p>特に収入条件が厳しいセミリタイアラーであれば、時給換算1000円以上は全力で拾っていくべきだと個人的には思います（クレカ案件はあまりお勧めしませんが）。実際にやってみて気づいた点があれば、それを解説する記事を書けばWeb活にも繋がりますね。</p>
<p>単身者は月1万円目標にし、パートナーがいれば世帯で月2万円を目指しましょう。</p>
<h2><span id="toc5">運用資産の取り崩し</span></h2>
<p>セミリタイアを目指すFIREラー達はほぼ全員が資産運用を行なっていることでしょう。セミリタイア生活では、当然ですが運用資産を取り崩して生活費の充てにします。</p>
<p>ではどの程度取り崩すのかというと、それはポートフォリオに依存するため個人で異なりますが、インデックス投資で一般的に採用されている4%ルールをここでは用います。</p>
<p>運用資産の4%までを取り崩してもOKというのがいわゆる4%ルールですが、利益に対しては税金をを納める必要があり、さらにインデックス投資家の場合は隠れコスト込みのトータル運用コストが年間0.5%程度ですから、結論として実質の手取りは運用資産の年3～3.5%となります。</p>
<p>保守的に3%を想定すると、1000万円を運用しているのであれば、年30万円、月2.5万円まで使えます。2000万円で月5万円ですので、最低でもこのラインは欲しいところですね。</p>
<p>ここまでをまとめると、収入は以下のように求まります。</p>
<div class="memo-box common-icon-box">・アルバイト<br />
単身者：月5万円、世帯持ち：月10万円<br />
・Web活<br />
単身者：月1万円、世帯持ち：月2万円<br />
・ポイ活<br />
単身者：月1万円、世帯持ち：月2万円<br />
・資産取り崩し<br />
1000万円毎に月額2.5万円<br />
・合計<br />
単身者：月7万円＋取り崩し額、世帯持ち：14万円＋取り崩し額</div>
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</p></div>
</div>
<h2><span id="toc6">最低生活費</span></h2>
<p>次に、最低生活費について考えてみます。</p>
<p>持ち家を所有している人は引っ越す必要は無いでしょうが、もしも月々のローンが大きい場合は物件を売るか、もしくは住宅ローンから不動産投資ローンに切り替えてローン返済額以上の家賃で物件を貸し出し、自分は格安物件に引っ越すということが必要になるかもしれません。</p>
<p>賃貸住まいの人であれば、収入減に応じて安い物件に引っ越す必要が生じます。各人で許容できる最低ラインの家賃を想定してみましょう。</p>
<p>なお、現在東京やその他大都市圏に住んでいる人は、田舎の物件相場を見ると驚かれることと思います。例えば、関東圏であれば千葉県柏市とか茨城県つくば市なんかが激安物件が多いわりに東京にもアクセス可能であるため個人的にはお勧めです。</p>
<p>ワンルームではありますが、シャワールームか風呂、トイレ付きの築30年物件であってもネット利用料込みで家賃は月3万円程度だったりします。東京ではあり得ない超絶激安水準ですね。国内版地理的アービトラージです！</p>
<blockquote>
<p id="JddmOpf"><img loading="lazy" decoding="async" width="716" height="336" class="alignnone size-full wp-image-10432 " src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/08/img_5f4642ca40212.png" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/08/img_5f4642ca40212.png 716w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/08/img_5f4642ca40212-300x141.png 300w" sizes="auto, (max-width: 716px) 100vw, 716px" /></p>
<p id="zGPGYJM"><img loading="lazy" decoding="async" width="931" height="439" class="alignnone size-full wp-image-10433 " src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/08/img_5f464324b09f8.png" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/08/img_5f464324b09f8.png 931w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/08/img_5f464324b09f8-300x141.png 300w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/08/img_5f464324b09f8-768x362.png 768w" sizes="auto, (max-width: 931px) 100vw, 931px" /></p>
<p>出典：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://suumo.jp/">SUUMO</a></p></blockquote>
<p>家族世帯で住む場合は、3DKのアパートや団地となるでしょうが、UR都市開発機構の団地や公団であれば築古とはなりますが月4万円程度で住むことが可能です。</p>
<blockquote>
<p id="zatVpSD"><img loading="lazy" decoding="async" width="710" height="577" class="alignnone size-full wp-image-10434 " src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/08/img_5f4645ac30c2c.png" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/08/img_5f4645ac30c2c.png 710w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/08/img_5f4645ac30c2c-300x244.png 300w" sizes="auto, (max-width: 710px) 100vw, 710px" /></p>
<p>出典：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.city.tsukuba.lg.jp/kurashi/oshirase/1012724.html" class="broken_link">つくば市ホームページ</a></p></blockquote>
<p>ということで、ここでは単身者は家賃を月3万円、世帯持ちは月4万円とします。</p>
<p>次に食費ですが、これは節約ブログを見れば一人当たり月1万円でも十分やっていけることが理解できます。が、いきなりこの水準は厳しいものがあると思いますので、単身者は月1.5万円、世帯持ちは子供もいることを想定して月3万円とします。</p>
<p>水道光熱費は単身者は月1万円、世帯持ちでも月1.5万円もあればお釣りが来るでしょう。通信費は、ネット使用料無料の物件に住めば不要ですし、そうでなくてもRakuten UN-LIMITを持ちいれば一年間はタダでいけます。</p>
<p>とはいえこれがずっと続くわけではないので、ネット代3000円、スマホ代2000円、合計月5000円とします。世帯持ちであれば格安SIM一人あたり2000円追加で考えましょう。</p>
<p>あとはその他雑費ですが、一人当たり2万円もあれば十分暮らしていけるでしょう。</p>
<p>ここで、最低限必要な生活費をまとめます。</p>
<div class="memo-box common-icon-box">・家賃<br />
単身者：月3万円、世帯持ち：月4万円<br />
・食費<br />
単身者：月1.5万円、世帯持ち：月3万円<br />
・水道光熱費<br />
単身者：月1万円、世帯持ち：月1.5万円<br />
・通信費<br />
単身者：月5千円、世帯持ち：3千円＋2000円×スマホ人数<br />
・その他雑費<br />
単身者：月2万円、世帯持ち：2万円×人数<br />
・合計<br />
単身者：月8万円、世帯持ち：8.8万円＋2.2万円×人数</div>
<p>ということで、単身者は最低生活費が月8万円、四人家族だと17.6万円程度です。あくまで最低生活費という評価ですが、どう思われるでしょうか？</p>
<p>個人的には単身者については大分余裕がある生活費だと思いますが、四人家族はお子さんの教育費がかかる時期だと非常に厳しいと思います。個人の状況によって異なる命題ですから、ここではあくまで参考程度とし、似たようなプロセスでご自身により最低限必要な月額を計算してみてください。</p>
<h2><span id="toc7">セミリタイア到達度</span></h2>
<p>最後に、セミリタイア到達度を求めます。</p>
<p>セミリタイア到達度は、<strong>見込み収入／必要生活費×100[%]</strong> として求めます。</p>
<p>例えば、運用資産額が1000万円で、必要生活費が少し余裕を持たせて10万円である単身者の場合、月の収入は9.5万円ですからセミリタイア到達度はなんと95%(=9.5万円／10万円 ×100)となります。必要生活費が少なければ、実は1000万円程度の運用資産であっても最低限の生活はほぼ成り立つという衝撃的な結果ですね。</p>
<p>4人家族で運用資産は3000万円あるが、教育費のかかる子供がいるため必要生活費がどんなに切り詰めても月25万円という家庭の場合はどうなるでしょうか？</p>
<p>上で想定した収入源を全て得た場合の月収が21.5万円ですから、セミリタイア到達度は86%(=21.5万円／25万円 ×100)となります。この人は、あと月額3.5万円増やせればセミリタイア可能となるため、これを運用資産で補おうとすると必要額はあと1400万円、運用総資産は4400万円となります。</p>
<p>もちろん、Web収入などが多く見込める場合はその限りではありませんし、逆にWeb収入が全く見込めないという場合は月5.5万円が足りないため、運用資産があと2200万円追加で必要となります。この場合は5200万円もの運用資産が必要ということです。Web収入やポイ活による細かな収入が如何に大きな意味を持つかがよくわかりますね。</p>
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</p></div>
</div>
<h2><span id="toc8">まとめ</span></h2>
<p>皆様のセミリタイア到達度はいかがだったでしょうか？<br />
単身者であれば意外にもセミリタイア可能ラインに近いと感じるでしょうし、子持ちの家族世帯であればまだまだセミリタイアはできないなと思ったかもしれません。</p>
<p>ちなみに私は、子持ち家族世帯であり将来的には月20万円の生活費は最低見ておきたいですが、月々の想定収入はなんと月20万円を超えてきそうです。</p>
<p>あれ、ひょっとして、すでにセミリタイアできるんじゃね？（悪魔の囁き）</p>
<p>子供が大きくなったら大きな教育費がかかりますし、また妻が新聞配達をしなくても良くなるまではまだまだ働きますが、もしリストラされても生きていくことができそうだと安心できました。</p>
<p>以下、関連記事です。</p>
<p>セミリタイアではなく完全アーリーリタイアとなるとまた話が変わってきます。</p>
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/how_much_do_you_need_for_fire.html" title="【出口戦略の結論】FIRE（アーリーリタイア）にはいくら必要か？" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="110" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/05/EXIT_1588588358-e1588588380367.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【出口戦略の結論】FIRE（アーリーリタイア）にはいくら必要か？</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">原油価格の暴落により、80年間減配を行わなかった実績を誇るロイヤルダッチシェルが遂に減配に転じました。しかも、66%の大幅減配です。80年の実績が脆くも崩れ去ったことを目の当たりにし、株式投資は本当に難しいと思った方も多いと思います。こ...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.05.05</div></div></div></div></a>
<p>以前行ったセミリタイアラインの計算では、単身だと2500万円、世帯だと5000万円と見積もられました。</p>
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/single_semi-retire_strategy.html" title="【単身編】現実的なセミリタイア手法と必要な金額【2500万円】" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="135" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2019/11/薔薇色_1573217958-e1573217970451.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【単身編】現実的なセミリタイア手法と必要な金額【2500万円】</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">本記事では最も合理的と思える単身者向けのセミリタイア手法と、それに最低限必要な金額を整理しました。以下の条件に当てはまる場合は、本手法を用いることで安定したセミリタイア生活が望めます。セミリタイア手法の必要条件と必要資金生活費　：月1...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2019.11.09</div></div></div></div></a>
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/semi-retire_strategy_with_family.html" title="【家族編】現実的なセミリタイア手法と必要な金額【5000万円】" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="135" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2019/11/幸せ_1574244404-e1574244421996.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【家族編】現実的なセミリタイア手法と必要な金額【5000万円】</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">本記事では、家族持ち世帯の場合に最も合理的と思えるセミリタイア手法と、それに必要な金額を整理しました。以下の条件に当てはまる場合は、本手法を用いることで安定したセミリタイア生活が望めます。セミリタイア手法の必要条件と必要資金家族持ち世...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2019.11.20</div></div></div></div></a>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://www.spin-orbit.com/archives/progress_rate.html/feed</wfw:commentRss>
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			</item>
		<item>
		<title>【出口戦略シリーズ】取り崩し額を増加させる方法【年金と二つの小技】</title>
		<link>https://www.spin-orbit.com/archives/exit_paradise.html</link>
					<comments>https://www.spin-orbit.com/archives/exit_paradise.html#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ニューロンズ]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 27 Jul 2020 22:30:15 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[トリニティスタディシリーズ]]></category>
		<category><![CDATA[ＦＩＲＥ戦略]]></category>
		<category><![CDATA[出口戦略]]></category>
		<category><![CDATA[年金]]></category>
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					<description><![CDATA[これまで出口戦略シリーズを色々と書いてきました。 まだ他の記事をお読みでない方は、以下の記事を先にお読みください。 【出口戦略の結論】FIRE（アーリーリタイア）にはいくら必要か？原油価格の暴落により、80年間減配を行わ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>これまで出口戦略シリーズを色々と書いてきました。</p>
<p>まだ他の記事をお読みでない方は、以下の記事を先にお読みください。</p>
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/how_much_do_you_need_for_fire.html" title="【出口戦略の結論】FIRE（アーリーリタイア）にはいくら必要か？" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="110" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/05/EXIT_1588588358-e1588588380367.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【出口戦略の結論】FIRE（アーリーリタイア）にはいくら必要か？</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">原油価格の暴落により、80年間減配を行わなかった実績を誇るロイヤルダッチシェルが遂に減配に転じました。しかも、66%の大幅減配です。80年の実績が脆くも崩れ去ったことを目の当たりにし、株式投資は本当に難しいと思った方も多いと思います。こ...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.05.05</div></div></div></div></a>
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/running_cost_for_exit_rules.html" title="【出口戦略シリーズ】インデックス取り崩し戦略は手取りでは0.5%差し引いて考える必要あり" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="135" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/ルール_1594033266-e1594033280121.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【出口戦略シリーズ】インデックス取り崩し戦略は手取りでは0.5%差し引いて考える必要あり</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">インデックス投資にて世界的に有名な出口戦略として、4%ルールというものがあります。4%ルールとはトリニティスタディにより得られた結論であり、株式：債券=50：50で保有していれば、取り崩し開始時の運用資産の４％（インフレ調整後）ずつ取り...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.07.08</div></div></div></div></a>
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<p>さて、本ブログではお馴染み株式：債券＝75：25にて3.5%ルール（インフレ調整後で取り崩し開始時運用資産の3.5%を毎年取り崩す戦略）を採用する場合、税金と運用コスト計0.5%を考慮すると手取りでは3%となります。</p>
<p>より安全を期して、一時的には初期資産割れは許容するが<strong>60年後には資産が減らない</strong>という条件を課すと、3.25%ルール以下を採用する必要があり、この場合の<strong>手取り率は年間2.75%</strong>となってしまいます。</p>
<p>安全性と取り崩し額の増額とはトレードオフの関係ですから、絶対安全を求めるとそれ相応に少ない取り崩し率に減少してしまいます。</p>
<p>このようなトレードオフの関係を理解していても、それでも何とか少しでも増額させたいというのが人情でしょう。ということで、本記事ではちょっとした小技による増額方法を紹介します。<br />
更に、年金を考慮した場合にどの程度の増額が見込めるかについても併せて紹介します。</p>
<p>これらを組み合わせることで、人によっては0.5%もの増額を見込むことが出来ます！</p>
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</p></div>
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  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-18" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-18">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">取り崩し割合を増加させる小技①：現金玉法</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">取り崩し割合を増加させる小技②：「精神と時の部屋」修行法</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">理系の錬金術式：精神と時の部屋で現金玉修行法</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">年金の効果</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">取り崩し割合を増加させる小技①：現金玉法</span></h2>
<p>出口戦略については、取り崩し割合を増加させるために一つの小技があります。この技を用いることにより、<strong>3.5%ルールであるにも関わらず3.25%の場合と同等の安全域を確保</strong>できます。</p>
<p>その小技とは、<span class="marker-under"><strong>バッファとして0.75年分の生活費を別途現金で用意しておき、1年目から5年目にかけて段階的に0.25, 0.20, 0.15, 0.10, 0.05年分を生活費に当てるという手法</strong></span>です。これによる効果は、中央値で0.244%分、つまりほぼ0.25%分だけ取り崩し割合を下げた場合と同等となります。</p>
<p>なお、様々な手法による取り崩し率増加の効果を示した以下の図の一番下の行（5Y transition 75-100%）がこの手法に相当するのですが、取り崩し開始時に20&lt;CAPEだと0.2%分以下の効果に限定される点には注意が必要です（20&lt;CAPEかつ取り崩し率&lt;4%だと約0.1%の増大効果しか見込めません）。</p>
<blockquote>
<p id="aTpOhkT"><img loading="lazy" decoding="async" width="735" height="193" class="alignnone size-full wp-image-10287 " src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f1e66bb287be.png" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f1e66bb287be.png 735w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f1e66bb287be-300x79.png 300w" sizes="auto, (max-width: 735px) 100vw, 735px" /></p>
<p>引用：<a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2920322">Safe Withdrawal Rates: A Guide for Early Retirees</a></p></blockquote>
<p>例えば、年3.5%の取り崩し割合とする場合では、年間生活費の0.25年分を１年目に現金から使用して残りの0.75年分を取り崩し、2年目には0.2年分を現金で当てて残りの0.8年分を取り崩す、3年目には0.15年分を現金で当てて残りの0.85年分を取り崩す、というように0.05年分ずつ段階的に運用資産からの取り崩し額を増やして行き、6年後に初めて丸々1年分を運良資産から取り崩すという戦略です。</p>
<p>取り崩し額は固定して取り崩し割合を0.25%下げようとしたら、運用資産は以下の表の通り概ね生活費2年分かそれ以上の資金が本来必要となりますが、それが0.75年分の費用で同等の効果が得られるということは特筆すべきことでしょう。退職金が多く見込める方は、全額を資産運用に回さずに0.75年分は生活費として現金で維持しておくことを推奨します。</p>
<style type="text/css"><!--td {border: 1px solid #ccc;}br {mso-data-placement:same-cell;}--></style>
<table dir="ltr" border="1" cellspacing="0" cellpadding="0">
<colgroup>
<col width="100">
<col width="100">
<col width="100"></colgroup>
<tbody>
<tr>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;取り崩し割合&quot;}">取り崩し割合</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;0.25%下げた場合&quot;}">0.25%下げた場合</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;必要な資金\n（年間生活費換算）&quot;}">
<div>
<div>必要な資金<br />
（年間生活費換算）</div>
</div>
</td>
</tr>
<tr>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:0.04}" data-sheets-numberformat="{&quot;1&quot;:3,&quot;2&quot;:&quot;0%&quot;,&quot;3&quot;:1}">4%</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:0.0375}" data-sheets-numberformat="{&quot;1&quot;:3,&quot;2&quot;:&quot;0.00%&quot;,&quot;3&quot;:1}">3.75%</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;1.67 年分&quot;}">1.67 年分</td>
</tr>
<tr>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:0.0375}" data-sheets-numberformat="{&quot;1&quot;:3,&quot;2&quot;:&quot;0.00%&quot;,&quot;3&quot;:1}">3.75%</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:0.035}" data-sheets-numberformat="{&quot;1&quot;:3,&quot;2&quot;:&quot;0.00%&quot;,&quot;3&quot;:1}">3.50%</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;1.9 年分&quot;}">1.9 年分</td>
</tr>
<tr>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:0.035}" data-sheets-numberformat="{&quot;1&quot;:3,&quot;2&quot;:&quot;0.00%&quot;,&quot;3&quot;:1}">3.50%</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:0.0325}" data-sheets-numberformat="{&quot;1&quot;:3,&quot;2&quot;:&quot;0.00%&quot;,&quot;3&quot;:1}">3.25%</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;2.2 年分&quot;}">2.2 年分</td>
</tr>
<tr>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:0.0325}" data-sheets-numberformat="{&quot;1&quot;:3,&quot;2&quot;:&quot;0.00%&quot;,&quot;3&quot;:1}">3.25%</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:0.03}" data-sheets-numberformat="{&quot;1&quot;:3,&quot;2&quot;:&quot;0%&quot;,&quot;3&quot;:1}">3%</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;2.56 年分&quot;}">2.56 年分</td>
</tr>
<tr>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:0.03}" data-sheets-numberformat="{&quot;1&quot;:3,&quot;2&quot;:&quot;0%&quot;,&quot;3&quot;:1}">3%</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:0.0275}" data-sheets-numberformat="{&quot;1&quot;:3,&quot;2&quot;:&quot;0.00%&quot;,&quot;3&quot;:1}">2.75%</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;3.03 年分&quot;}">3.03 年分</td>
</tr>
<tr>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:0.0275}" data-sheets-numberformat="{&quot;1&quot;:3,&quot;2&quot;:&quot;0.00%&quot;,&quot;3&quot;:1}">2.75%</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:0.025}" data-sheets-numberformat="{&quot;1&quot;:3,&quot;2&quot;:&quot;0.00%&quot;,&quot;3&quot;:1}">2.50%</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;3.64 年分&quot;}">3.64 年分</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h2><span id="toc2">取り崩し割合を増加させる小技②：「精神と時の部屋」修行法</span></h2>
<p>取り崩し割合を増加させる二つ目の小技は5年間修行僧のように生活費を実質レートで2%ずつ切り詰める「精神と時の部屋」修行法です。</p>
<p>FIREを目論む人であればリタイア時にはすでにそれ相応に生活費を切り詰めているでしょうから、そこから更に10%ほどガツンと出費を下げることはキツいですが、年間2%ずつ改善していくことなら出来そうな気がしてきます。</p>
<p>これによる効果は、先ほどの0.75年分余分に現金を用意する方法よりも二倍以上大きいです。先ほどと同じ以下の図の下から2行目（5Y-no-COLA (-2% real)）に対応します。</p>
<blockquote><p><img loading="lazy" decoding="async" width="735" height="193" class="alignnone size-full wp-image-10287 " src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f1e66bb287be.png" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f1e66bb287be.png 735w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f1e66bb287be-300x79.png 300w" sizes="auto, (max-width: 735px) 100vw, 735px" /></p>
<p>引用：<a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2920322">Safe Withdrawal Rates: A Guide for Early Retirees</a></p></blockquote>
<p>本図を見るとわかる通り、All Monthsでは取り崩し率を増加させる効果の中央値は0.5%にも上ります！20&lt;CAPEであっても、0.3%以上の増加効果が期待できます。</p>
<p>5年間で生活費を10%も落としているので当然と言えば当然ですが、年間2%であれば多くの人に削減可能なのではないでしょうか？ちなみに、実質レートで年間2%削減する必要があるので、インフレ率が2%であれば名目では合計4%ほど毎年削減する必要があることに注意が必要です。</p>
<p>ちなみに、上表にはその他の手法として、COLA=CPI-1.0%とCOLA=CPI-0.5%というものが記載されております。これは、それぞれ実質レートで1%または0.5%ずつ毎年生活費を削減する作戦で、高い効果が期待できます。</p>
<p>しかし、ちょっと考えればわかることですが、毎年生活費削減を数十年続けるのは至難の業ですし、理想のリタイア生活とはかけ離れていることでしょう。ということで、私はおすすめしません。</p>
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</p></div>
</div>
<h2><span id="toc3">理系の錬金術式：精神と時の部屋で現金玉修行法</span></h2>
<p>さて、それでは実際に私はどうする計画かというと、上二つを組み合わせた「精神と時の部屋で現金玉（げんき（ん）だま）修行法」にて5年間修行を行います。ネーミングセンスの悪さを差し置いてもよく意味が分からないと思いますので、手法を説明します。</p>
<p>まず、生活費の0.75年分の現金（余剰金）を用意します。そして、この現金を5年の間、毎年少しずつ生活費に充てていくのは現金玉法と同じなのですが、これと同時に毎年の生活費を実質レート（インフレ調整後）で2%ずつ削減していきます。</p>
<p>これにより、上記二つの手法の取り崩し率増加効果を両取りしようという作戦です。</p>
<p>わかりにくいと思いますので、具体的に毎年何割分の生活費を現金玉から補填し、何割を投資資産から取り崩すのかを以下に示します。</p>
<style type="text/css"><!--td {border: 1px solid #ccc;}br {mso-data-placement:same-cell;}--></style>
<table dir="ltr" border="1" cellspacing="0" cellpadding="0">
<colgroup>
<col width="119">
<col width="100">
<col width="100">
<col width="100">
<col width="100">
<col width="100">
<col width="100"></colgroup>
<tbody>
<tr>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;経過年数&quot;}">経過年数</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;1年目&quot;}">1年目</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;2年目&quot;}">2年目</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;3年目&quot;}">3年目</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;4年目&quot;}">4年目</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;5年目&quot;}">5年目</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;6年目以降&quot;}">6年目以降</td>
</tr>
<tr>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;年間生活費（%）&quot;}">
<div>
<div>年間生活費（%）</div>
</div>
</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:100}">100</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:98}">98</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:96}">96</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:94}">94</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:92}">92</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:90}">90</td>
</tr>
<tr>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;運用資産\n取り崩し（%）&quot;}">運用資産<br />
取り崩し（%）</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:75}">75</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:78}">78</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:81}">81</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:84}">84</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:87}">87</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:90}">90</td>
</tr>
<tr>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;現金玉\n取り崩し（%）&quot;}">現金玉<br />
取り崩し（%）</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:25}">25</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:20}">20</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:15}">15</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:10}">10</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:5}">5</td>
<td data-sheets-value="{&quot;1&quot;:3,&quot;3&quot;:0}">0</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>※一年目の年間生活費を100％とする</p>
<p>これら二つの手法の重ね合わせ効果は、単純計算だとAll Monthsにおいては0.75%に相当します。20＜CAPEでかつ取り崩し率＜4%であっても、0.4%以上の増大効果が見込めます。単純に足し合わせていいかどうかは微妙な所ですが、私は0.4%で考えています。</p>
<h2><span id="toc4">年金の効果</span></h2>
<p>最後に、お待ちかねの年金の効果を見ていきましょう。</p>
<p>先に言っておくと、30代とかでFIRE予定であればそこまで大きな効果は期待できません。年金支給額が小さく、かつ支給開始が30年以上先になるからです。一方で、年金支給まで20年を切っている45歳以上の人であればそこそこの効果が見込めます。</p>
<blockquote>
<p id="jaQbmdo"><img loading="lazy" decoding="async" width="699" height="276" class="alignnone size-full wp-image-10289 " src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f1e70c7858c1.png" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f1e70c7858c1.png 699w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f1e70c7858c1-300x118.png 300w" sizes="auto, (max-width: 699px) 100vw, 699px" /></p>
<p>引用：<a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2920322">Safe Withdrawal Rates: A Guide for Early Retirees</a></p></blockquote>
<p>上表が、年金による取り崩し率増大効果となります。年金支給開始時期（Social Security Regime）が20年、25年、30年後のそれぞれについて、年金支給額（Benefit Level）が運用資産の1%、2%の場合での取り崩し率増大効果を示しております。</p>
<p>たとえば、45歳で運用資産1億円を税引き後年3%ずつ取り崩す場合、毎年の生活費は300万円です。</p>
<p>この人が65歳時点で年200万円の年金（手取り）が見込めるのであれば、運用資産1億円に対する2%に相当することになります。</p>
<p>この人は20年後に2%のBenefit Levelがある年金が見込めるため、上表の一番下の行に該当します。そして、20&lt;CAPEかつ取り崩し率＜4%という悪条件であっても、この年金による増大効果の中央値は約0.5%となります！強い！！</p>
<p>前項で紹介した「精神と時の部屋で現金玉修行法」と組み合わせると、単純計算で0.9%以上の取り崩し増大効果があることがわかります。重ね合わせによる減少効果があり得るため少し保守的に0.75%の追加ボーナスと考えると、4%ルールを採用したとしても、3.25%の絶対安全取り崩し率ケースと同等の安全度があることになります。</p>
<p>逆に、年金支給予想額が100万円である35歳の人が同様の資産規模でFIREする場合には、年金は30年後であり、そのBenefit Levelは1%となります。この年金による取り崩し率増大効果は、わずか0.1%台となってしまいます。30年後には年金支給タイミングも70歳以降となっているかもしれませんので、30代でFIREを目論むのであれば年金による増大効果を見込むべきではないでしょう。</p>
<p>以下に、簡単に年金効果をまとめます。</p>
<div class="memo-box common-icon-box"><span class="red-under"><strong>年金による取り崩し率増大効果</strong></span><br />
20年後に運用資産の1%分の年金→0.25%分<br />
20年後に運用資産の2%分の年金→0.50%分<br />
30年後に運用資産の1%分の年金→誤差（0.1%分程度）<br />
30年後に運用資産の2%分の年金→0.25%分</div>
<p>なお、年金効果はBenefit Levelに比例することが数学的に導かれます。従って、例えば上の45歳1億円運用、手取り300万円取り崩しケースで20年後に300万円の年金が期待できる場合は、1%当たり0.248%の増大効果があるため3%だとその三倍で約0.75%分の増大効果があります（そもそも生活費300万円想定ですから年金だけで生活できますが）。</p>
<p>従って、8000万円の運用資金で手取り3.75%ルール（税引き前の4.25%ルール）として年間手取り300万円を取り崩しても、実際は手取り3%ルール（つまり税引き前の3.5%ルール）と同等の安全度となります。少しややこしいですね(^^;)</p>
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</p></div>
</div>
<h2><span id="toc5">まとめ</span></h2>
<p>取り崩し率を増大させるための小技と年金効果について紹介しました。</p>
<p>結論をまとめると以下です。</p>
<div class="memo-box common-icon-box">・<span class="red-under"><strong>現金玉法</strong></span><br />
0.75年分の余剰資金を5年かけて取り崩す<br />
取崩率増大効果：All Months：0.25%, 20&lt;CAPE：0.1%<br />
・<span class="red-under"><strong>精神と時の部屋修行法</strong></span><br />
5年間実質レートで毎年2%生活費削減する<br />
取崩率増大効果：All Months：0.5%, 20&lt;CAPE：0.3%<br />
・<span class="red-under"><strong>精神と時の部屋で現金玉修行法</strong></span><br />
上二つの手法の組み合わせ<br />
取崩率増大効果：All Months：0.75%, 20&lt;CAPE：0.4%</div>
<div class="memo-box common-icon-box"><span class="red-under"><strong>年金による取り崩し率増大効果</strong></span><br />
20年後に運用資産の1%分の年金→0.25%<br />
20年後に運用資産の2%分の年金→0.50%<br />
30年後に運用資産の1%分の年金→誤差（0.1%分程度）<br />
30年後に運用資産の2%分の年金→0.25%</div>
<p>本記事で紹介した小技と年金による効果を重ね合わせれば、20&lt;CAPEの条件であっても取り崩し率0.5%以上の増大効果が見込める人も多いでしょう。0.5%の増大効果があれば、本ブログ推奨値の3.5%ルールは4%ルールに格上げすることができ、超絶安全水準である3.25%ルールは3.75%ルールになります。</p>
<p>つまり、<strong>結論としては多くの人が鼻から4%ルールを採用しても問題ない</strong>ということですね！</p>
<p>これまで検討外としていた年金を考慮にいれることは同時にセーフティーマージンを失うことにもなりますが、これはよりリアリスティックな評価とも言えます。セーフティマージンをどこまで持っておくかは個人の判断によりますが、45歳以上の人であれば年金を入れてもいいんじゃないかなぁと個人的には思います。そもそもトリニティスタディはワーストケースに引っ張られがちですからね。</p>
<p>Benefit Level 2%の年金支給が期待できるとして、1%分だけを考慮にいれて残り1%分はセーフティーマージンとして残しておくとか、家族持ちの場合はパートナーの年金は考慮に入れないなどという方法も考えられますね。</p>
<p>個人により状況が大きく異なる命題なので何％ルールを採用するべきかは一般論では語れませんが、これまでの出口戦略シリーズの内容をまとめた条件分岐プログラムを作って公開するのも面白そうかなぁとは思います。</p>
<p>なお、お気づきの方も多いとは思いますが、出口戦略シリーズは以下の英語文献のエッセンスを抽出したものになります。より詳しく知りたい方は、読み込んでみてください。</p>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2920322">Safe Withdrawal Rates: A Guide for Early Retirees</a></p>
<p>あ、あと大事なことを書き忘れてましたが、精神と時の部屋に入り最初の5年に年間実質レートで2%生活費削減を断行していたとして、その間に相場環境がよくて運用資産が20％増えたみたいなことが起こったら、修行は中止してしまって構いません。</p>
<p>CAPEレシオに注意は必要ですが、運用資産が20％増えたらそれは生活費20％削減効果と同等ですし、取り崩し率を20%増加させてもよいことになります。例えば3.5%ルールを採用していたら、20％増加後なら0.7%（3.5%×0.2）増額することで初期資産に対して4.2%ルールまで上げることができます。</p>
<p>実際は、資産の増大化に伴い取り崩し率を上げ続けていたら、いつか必ず来る大暴落時にひやひやすること請け合いですので、保有資産の3.5%以上には増額しないとか、或いは資産増加分の半分しか取り崩し率は増加させない（上の例なら資産20％増えたけど10%分の0.035%しか増加させない）といった感じで安全域を確保すべきだとは思います。</p>
<p>4%ルール以下を採用した出口戦略は、ババさえ引かなければ基本的には持続可能です。そのババを引くかどうかは多くの場合最初の5年で決まります。</p>
<p>最初の五年間の地合いが良ければ資産規模の増加により3%ルール以下となる完全安全域に突入できます。この聖域に到達することが出口戦略のゴールとも言えます。</p>
<p>長くなりましたが、これにて出口戦略シリーズを一旦終了とさせていただきます。<br />
最後までお読みいただきありがとうございました！</p>
<p>近いうちに、予測年金額の求め方でもまとめてみましょうかね。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://www.spin-orbit.com/archives/exit_paradise.html/feed</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【出口戦略シリーズ】資産が一生減らない年間取り崩し割合は何％か？</title>
		<link>https://www.spin-orbit.com/archives/how_much_forever.html</link>
					<comments>https://www.spin-orbit.com/archives/how_much_forever.html#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ニューロンズ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 14 Jul 2020 22:30:15 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[トリニティスタディシリーズ]]></category>
		<category><![CDATA[ＦＩＲＥ戦略]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://www.spin-orbit.com/?p=10177</guid>

					<description><![CDATA[本ブログでは、インデックス投資による出口戦略として株式：債券＝75：25で年間取り崩し割合を3.5%とする通称3.5%ルールを度々推奨してきました。 一般的に言われる4%ルールとは、株式：債券＝50：50で年4%取り崩す [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>本ブログでは、インデックス投資による出口戦略として株式：債券＝75：25で年間取り崩し割合を3.5%とする通称3.5%ルールを度々推奨してきました。</p>
<p>一般的に言われる4%ルールとは、株式：債券＝50：50で年4%取り崩す条件であり、30年後に<strong>資産が尽きない確率</strong>は95%だったということが売りです。これは、30年後には平均寿命を過ぎているような定年退職した人にとっては良いのですが、昨今のFIREムーブメントに見られるような30代や40代といった超早期退職者にとっては危険だと考えられます。</p>
<p>何故なら、以下の図の赤い矢印を見るとわかる通り、40年経過後は生存確率86%と激減し、50年後では74%、60年後では65%と実に1/3の確率で破産します。超早期退職を目論むFIRER達の中にはリタイア後に50年や60年間の人生が待っている人も多いでしょうから、60年後に1/3が破綻してしまうような4%ルールは心許ないと言えます。</p>
<blockquote>
<p id="iOvGGRO"><img loading="lazy" decoding="async" width="824" height="577" class="alignnone size-full wp-image-10202 " src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a17d91411d.png" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a17d91411d.png 824w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a17d91411d-300x210.png 300w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a17d91411d-768x538.png 768w" sizes="auto, (max-width: 824px) 100vw, 824px" /></p>
<p>引用：<a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2920322">Safe Withdrawal Rates: A Guide for Early Retirees</a>（一部筆者加工）</p></blockquote>
<p>本ブログで推奨している株式割合75%、年3.5%取り崩し条件では、青の矢印が示す通り40年後までは生存確率100%であり、50年後では99%、60年後でも97%という好成績を誇ります。4%ルールと比べると、安定感には雲泥の差がありますね。</p>
<p>しかし、50年経過時でのワーストケースや60年経過時での下位3％に自分が入ってしまわない保証はどこにもありません。また、たとえ資産が生存したとしても、<span class="marker-under"><strong>年々資産が減少していくことにビクビクしながら老後を暮らしたくはない</strong></span>という声もあるでしょう。</p>
<p>そこで、60年後に破産しないどころか、資産規模すら減らないような（ほぼ）絶対に安心できる水準はどうなんだと気になる人も多いと思います。</p>
<p>ということで、本記事ではあくまで過去145年程度のデータに基づくものではありますが、<strong>60年後であっても資産が減らない条件</strong>を紹介します。なお、ここでいう資産とはインフレ調整後の実質レートに基づくものであり、名目（数字上のもの）ではありませんので、その点ご安心ください。</p>
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</p></div>
</div>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-20" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-20">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">60年後にもほぼ確実に資産が減らない取り崩し条件</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">30年後の資産の中央値は6倍以上！！</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">60年後にもほぼ確実に資産が減らない取り崩し条件</span></h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-large wp-image-10228" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/噴水_1594727894-1024x682.jpg" alt="" width="1024" height="682" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/噴水_1594727894-1024x682.jpg 1024w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/噴水_1594727894-300x200.jpg 300w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/噴水_1594727894-768x512.jpg 768w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/噴水_1594727894.jpg 1280w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>取り崩しを開始してから30年後と60年後に取り崩し開始時の初期資産を維持できた確率（実績）について記された以下の図を見てください。</p>
<p>60年後でみると、年間取り崩し割合が3%だと株式100%か株式75%のポートフォリオにて、赤丸の示す通り資産は100%の確率で保存されました。年間取り崩し割合が3.25%だと青丸の通り99%成立しました。</p>
<blockquote>
<p id="rfQCGHK"><img loading="lazy" decoding="async" width="966" height="432" class="alignnone size-full wp-image-10206 " src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a1b4a95ec8.png" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a1b4a95ec8.png 966w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a1b4a95ec8-300x134.png 300w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a1b4a95ec8-768x343.png 768w" sizes="auto, (max-width: 966px) 100vw, 966px" /></p>
<p>引用：<a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2920322">Safe Withdrawal Rates: A Guide for Early Retirees</a>（一部筆者加工）</p></blockquote>
<p>さらに、以下に示す初期資産の半分の資産を維持できた確率マップを見ると、3.25%ルールにて60年後に初期資産を保存出来なかったこの1%のケース（おそらく1929年世界大恐慌直撃ケース）では、株式保有割合75%のケースのみ初期資産の半分（0.5倍）を切ることはありませんでした。</p>
<blockquote>
<p id="PocVVnV"><img loading="lazy" decoding="async" width="965" height="432" class="alignnone size-full wp-image-10205 " src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a1a8d81219.png" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a1a8d81219.png 965w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a1a8d81219-300x134.png 300w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a1a8d81219-768x344.png 768w" sizes="auto, (max-width: 965px) 100vw, 965px" /></p>
<p>引用：<a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2920322">Safe Withdrawal Rates: A Guide for Early Retirees</a>（一部筆者加工）</p></blockquote>
<p>なお、取り崩し開始時のS&amp;P500に対する各<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/cape_ratio.html">CAPEレシオ</a>（シラーPER）範囲について、取り崩し割合（横軸）と破産確率（縦軸）の関係を示した以下の図を見ると、CAPEが30を超えている場合に破産確率は一気に増加することがわかります（紫色の線）。従って、CAPEレシオが30を超えているときにはギリギリの水準ではFIREしてはいけません。一方で、CAPE&lt;=20のタイミングでFIRE出来れば非常に安全であることがわかります。</p>
<blockquote>
<p id="JWhtqmn"><img loading="lazy" decoding="async" width="940" height="589" class="alignnone size-full wp-image-10207 " src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a1cfa6d172.png" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a1cfa6d172.png 940w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a1cfa6d172-300x188.png 300w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a1cfa6d172-768x481.png 768w" sizes="auto, (max-width: 940px) 100vw, 940px" /></p>
<p>引用：<a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2920322">Safe Withdrawal Rates: A Guide for Early Retirees</a></p></blockquote>
<p>CAPEレシオとは過去十年間のインフレ調整後PERの平均値を示したものなのですが、これが未来10年間の年率リターンと負の相関があるということがわかっております。詳しくは以下の記事をご確認ください。</p>
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/cape_ratio.html" title="【CAPEレシオ】未来の株価を占う確度の高い随一の指標【シラーPER】" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="128" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/01/占い師_1579752552-e1579752566205.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【CAPEレシオ】未来の株価を占う確度の高い随一の指標【シラーPER】</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">何人たりとも株価を正確に予測することが出来ない。多くの賢明な投資家の方はこのように考えて日々投資活動を行っていることと思います。私も似たようなスタンスであり、なるべく数学的に合理的でありたいと考えるタイプではありますが、やはり最高値...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.01.23</div></div></div></div></a>
<p>ちなみに、CAPEが30を超えるというのはなかなかお目にかかれず、1929年の世界大恐慌の直前とITバブル崩壊前夜、あとは、2019年以降ぐらいしかありません。</p>
<blockquote>
<p style="text-align: center;">2020年7月までのS&amp;P500のCAPEレシオ</p>
<p id="XYtgmmC"><img loading="lazy" decoding="async" width="857" height="399" class="alignnone size-full wp-image-10208 " src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a1f7de1d34.png" alt="" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a1f7de1d34.png 857w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a1f7de1d34-300x140.png 300w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/img_5f0a1f7de1d34-768x358.png 768w" sizes="auto, (max-width: 857px) 100vw, 857px" />出典：<a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="https://www.multpl.com/shiller-pe">Shiller PE Ratio</a></p>
</blockquote>
<p>2008年の金融危機以降、会計制度の変更によりCAPEレシオが高く出るようになったそうなので昨今の値は少し割り引いて考える必要があるかもしれませんが、2020年7月現在のS&amp;P500のCAPEレシオは約30ですので、実は現在もかなりの過熱域にあることがわかります。ここ1~2年でペーパーアセットのみでFIREした人達は中々のチャレンジャーであったかもしれないということですね。</p>
<p>ということで、ここまでの内容をまとめますと、<span class="marker-under"><strong>60年後も初期資産を維持できる条件は、株式割合100%か75 %にて取り崩し割合3%ルールを採用するか、株式75%にてCAPE&lt;30の条件（出来ればCAPE&lt;20）で3.25%ルールを採用する場合</strong></span>となります。</p>
<p>しかし、以下の記事で紹介した通り、インデックス取り崩し戦略では手取り換算にすると0.5%減額する必要があります。即ち、3.25%ルールであれば手取り換算では2.75%となりますが、これは配当金生活の水準となります。</p>
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/running_cost_for_exit_rules.html" title="【出口戦略シリーズ】インデックス取り崩し戦略は手取りでは0.5%差し引いて考える必要あり" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="135" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/ルール_1594033266-e1594033280121.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【出口戦略シリーズ】インデックス取り崩し戦略は手取りでは0.5%差し引いて考える必要あり</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">インデックス投資にて世界的に有名な出口戦略として、4%ルールというものがあります。4%ルールとはトリニティスタディにより得られた結論であり、株式：債券=50：50で保有していれば、取り崩し開始時の運用資産の４％（インフレ調整後）ずつ取り...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.07.08</div></div></div></div></a>
<p>ここで、手取り取り崩し割合2.75%の具体例として、運用資産5000万円刻みで取り崩し可能な金額を以下に示します。</p>
<p>5000万円で年間138万円、月11.4万円（生活保護水準だが独身ならFIRE可能ライン）<br />
1億円で年間275万円、月23万円（Lean FIRE）<br />
1.5億円で年間412万円、月34.3万円（Smart FIRE）<br />
2億円で年間550万円、月46万円（Fat FIRE）</p>
<p>なかなか厳しい現実と言えるのではないでしょうか。。万全を期し過ぎると、大きなマージンが必要となってしまうことがよくわかりますね。</p>
<h2><span id="toc2">30年後の資産の中央値は6倍以上！！</span></h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-large wp-image-10229" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/複利_1594728008-1024x512.png" alt="" width="1024" height="512" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/複利_1594728008-1024x512.png 1024w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/複利_1594728008-300x150.png 300w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/複利_1594728008-768x384.png 768w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/複利_1594728008.png 1280w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>さて、ここまででは、過去の歴史上の最悪のケースを考慮に入れて安全な取り崩し割合を議論してきましたが、これは文字通りワーストケースです。つまり、取り崩し割合を年3.25%とした場合では、過去のほぼ全てのケースにて30年後の資産は大きく増大化しました。</p>
<p>以下の図は、取り崩し開始時の保有資産を$1,000とした場合に、取り崩し割合3%から12％まで1%刻みでの各株式保有割合に対する経過年数毎の保有資産の<span class="bold red">中央値</span>を示したものです。中央値とは、上から数えて真ん中（つまり下から数えても真ん中）の成績のことですね。例えば101ケースある場合は51ケース目の成績が中央値に該当します。</p>
<p>1%刻みなので少し荒いのですが、株式保有割合75%にて取り崩し割合を3%とした場合の30年後の保有資産の中央値は$8,534です！4%取り崩しルールであっても$5,968と約6倍になってます。これが真ん中の成績（中央値）ですから、上での議論が如何に特殊なケース（最悪のケース）に対するものであったかがよくわかると思います。</p>
<blockquote>
<p id="OqIGERI"><a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2019/08/img_5d4fe069d0945.png"><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone wp-image-7366 size-full" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2019/08/img_5d4fe069d0945.png" alt="" width="721" height="569" srcset="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2019/08/img_5d4fe069d0945.png 721w, https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2019/08/img_5d4fe069d0945-300x237.png 300w" sizes="auto, (max-width: 721px) 100vw, 721px" /></a></p>
<p>出典：FPA, <a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="https://www.onefpa.org/journal/Pages/Portfolio%20Success%20Rates%20Where%20to%20Draw%20the%20Line.aspx">&#8220;Portfolio Success Rates: Where to Draw the Line&#8221;</a></p></blockquote>
<p>ちなみに、株式保有割合を100%とした場合には、取り崩し割合3%だと30年後の中央値は約12倍、取り崩し割合4%でも約10倍となっております。長期投資においては株式が最強であるということがよくわかりますね。資産規模に余裕があり株式のボラティリティを許容できる人は、資産規模の最大化を狙う株式100%というのも一つの選択肢となり得ます。</p>
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</p></div>
</div>
<h2><span id="toc3">まとめ</span></h2>
<p>過去145年のデータから検証された、ほぼ間違いなく60年後にも資産が減らない安全な取り崩し割合を求めました。</p>
<p>結果は以下となります（長い運用期間中には一時的に初期資産割れする可能性はあります）。</p>
<div class="memo-box common-icon-box">・株式割合100%か75%条件で3%ルール<br />
・株式割合75%、CAPE&lt;30の条件（出来ればCAPE&lt;20）で3.25%ルール</div>
<p>60年後もほぼ確実に資産維持というのは要求水準が高過ぎるため、手取り取り崩し割合では2%台となるなかなかシビアな結果となりました。しかし、落胆の底にひれ伏す必要はありません。</p>
<p><strong>打てる手段はまだあります</strong>。</p>
<p>ということで、次回は<strong>安全度はそのままで取り崩し割合を少しでも多くできるような小技</strong>を紹介したいと思います。</p>
<p>少しだけ予告しておくと、<span class="marker-under"><strong>年金支給開始が20年以内でかつ支給額が多い人であれば、取り崩し割合を0.5%以上増額することが可能</strong></span>となります。（↓以下の記事に書きました）</p>
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/exit_paradise.html" title="【出口戦略シリーズ】取り崩し額を増加させる方法【年金と二つの小技】" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="120" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/保険_1595835294-e1595835317647.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【出口戦略シリーズ】取り崩し額を増加させる方法【年金と二つの小技】</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">これまで出口戦略シリーズを色々と書いてきました。まだ他の記事をお読みでない方は、以下の記事を先にお読みください。さて、本ブログではお馴染み株式：債券＝75：25にて3.5%ルール（インフレ調整後で取り崩し開始時運用資...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.07.28</div></div></div></div></a>
<p>その他、インデックス投資による出口戦略シリーズは以下です。</p>
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/early_retire_strategy.html" title="【条件別FIRE戦略】アーリーリタイアの指標となる資産額と取り崩し割合について【3.5%ルール】" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="135" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2019/11/count_1573223011-e1573223024677.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【条件別FIRE戦略】アーリーリタイアの指標となる資産額と取り崩し割合について【3.5%ルール】</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">FIREを志す方の中には、アーリーリタイアもしくはセミリタイアをスタートする際の資産額を決めている人も多いと思います。FIREスタートラインの目標額は、高配当戦略で年間配当金の金額を基準にしていたり、欧米で流行っている4%ルールに基...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2019.08.13</div></div></div></div></a>
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/how_much_do_you_need_for_fire.html" title="【出口戦略の結論】FIRE（アーリーリタイア）にはいくら必要か？" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="110" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/05/EXIT_1588588358-e1588588380367.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【出口戦略の結論】FIRE（アーリーリタイア）にはいくら必要か？</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">原油価格の暴落により、80年間減配を行わなかった実績を誇るロイヤルダッチシェルが遂に減配に転じました。しかも、66%の大幅減配です。80年の実績が脆くも崩れ去ったことを目の当たりにし、株式投資は本当に難しいと思った方も多いと思います。こ...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.05.05</div></div></div></div></a>
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/running_cost_for_exit_rules.html" title="【出口戦略シリーズ】インデックス取り崩し戦略は手取りでは0.5%差し引いて考える必要あり" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="135" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/07/ルール_1594033266-e1594033280121.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【出口戦略シリーズ】インデックス取り崩し戦略は手取りでは0.5%差し引いて考える必要あり</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">インデックス投資にて世界的に有名な出口戦略として、4%ルールというものがあります。4%ルールとはトリニティスタディにより得られた結論であり、株式：債券=50：50で保有していれば、取り崩し開始時の運用資産の４％（インフレ調整後）ずつ取り...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.07.08</div></div></div></div></a>
<a rel="follow" target="_blank" href="https://www.spin-orbit.com/archives/index_money_machine.html" title="インデックスマネーマシンの大きさを見積もろう" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="140" height="90" src="https://www.spin-orbit.com/wp-content/uploads/2020/11/money_machine_1606191613-e1606191639411.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">インデックスマネーマシンの大きさを見積もろう</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">お金の永久機関、マネーマシン。いい言葉ですね。「お金を永遠に生み続ける装置」という意味ですから、そんなものが存在するのであれば誰もが貯金を全て投げ出してでも欲しがるものでしょう。しかし、実際はどうでしょうか？マネーマシンだと...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.spin-orbit.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">www.spin-orbit.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.11.24</div></div></div></div></a>
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