【脱!お金・物質依存】ダウンサイジングの勧め

節約・節税

自粛期間中に、皆さまは何に取り組まれていたでしょうか?

通常通り仕事をしていたという人も多いと思いますが、在宅勤務者の中には空いた時間に家の掃除をするという方も多かったようです。

私もご多分に漏れずに家の掃除から断捨離、更には糖質制限によるダイエットまで、身の回りのモノのダウンサイジングに取り組みました。

その結果、”足るを知る”ということを身をもって体感でき、多大なるメリットに気づきましたので、この体験を共有したいと思います。

結論だけ知りたい方は、以下目次から「まとめ」に飛んでください。

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ダウンサイジングの意味とその効能(実体験)

ダウンサイジングとは、読んで字のごとくサイズ(大きさ、量)を小さくしましょうという取り組みです。本記事では、主に量の減少を通じた生活水準のダウンサイジングを主眼においております。

以下では、私が実践した内容とその効能について記載していきます。

家の掃除

多くの方も取り組んだであろう、家の掃除です。今の物件に引っ越してきて5年になりますが、その間に大掃除のようなことは一度もしておらず、特に玄関やお風呂の床などは汚れ放題でした。

家にずっといる生活を続けると、段々とその汚れが気になるようになり、時間的にも余裕があったため妻と手分けして掃除を始めました。

5年ぶりにピカピカになった玄関を見て、得も言われぬ快感が心の奥底からつきあがってきました。

「家が綺麗って、気持ちいい!!」

玄関掃除から端を発して汚風呂、汚部屋、汚(キ)ッチンといった具合でどんどん掃除をしていきました。カン、ビン、ペットボトルなど、洗ってまとめて置いていたゴミも一気に処分しました。

身の回りにあるものが片付き、きれいな机の上で本を読んだりPCを使うのはそれだけで”快”となりました。美味しいコーヒーを入れて、大好きな本を開けば、まるでオシャレなカフェにいる感覚を味わえます。

断捨離

当然ですが、片づけをすれば不用品が沢山出てきます。また、片付けても再度散らかる原因にはモノが多すぎることがあるでしょうから、片付けに伴って断捨離を断行しました。

妻も私も物を捨てるのが苦手で、服にいたっては15年以上使っているものも珍しくないのですが、今回を機に古いものや数年間使ってない物を中心に大量処分しました。

45Lのゴミ袋10袋分は捨てたと思います。おかげで、モノにあふれていた物置部屋は、半分以下の収容量となりました。

更に、車検切れ後に数年放置していた車二台も処分しました。またいつか使うかもなぁと思っておいてたのですが、15年以上経過した古い車でしたし、使わないうちに色々とダメになってたので、業者に引き取って永久抹消してもらいました。これにより、お小遣い1万円ゲットできました(インデックス投資に使われるだけなのですが)。

断捨離を決行していく中で、まだまだ使えるのに埋もれていたモノも沢山見つかりました。そのような利用価値があるものは財産ですから、捨てずに有効活用していく予定です。

断捨離を行うことにより、自分にとって本当に必要なものは何かということが明確になってきます。究極的には、人間が生活する上で必要なものなど殆どありません。人一人が生きるためなら、3畳のスペースと服と調理器具と食材があれば十分かもしれません。

ただ、それだとつまらないので人生を豊かにしてくれるモノも必要ですが、究極的にはお金がなくても生きていけるということについて考えるきっかけを得たことは有意義でした。

糖質制限ダイエット

日々の不摂生により、2020年4月半ばには自己最高体重を記録しておりましたので、自粛社会開始を機にダイエットに取り組みました。

ダイエットの手法は糖質制限です。

ある説では糖質は万病の元と考えられております。曰く、糖質を過剰摂取することにより血糖値のスパイクが生じて血管系に大きな負荷をかけるそうです。さらに、過剰な糖質は体脂肪として体に蓄えられ、増加した体脂肪が免疫系をはじめとして体中にダメージを与えることで人は不健康になり、やがて病気になるという悪循環が生じるという考え方です。

著書『「糖質過剰」症候群』によると、糖質過剰による心身への悪影響はえげつなく、精神面ではうつ病やアルツハイマー病、認知症の原因に、肉体面では糖尿病や脳卒中、さらにはがんの原因にまでなるそうです。逆に言うと、糖質制限によりこれら全ての病気の予防になり得るとのことです。

脂肪は、体内で余った過剰な糖質と脂質が結びつくことで体脂肪として蓄えられて形成されるとのことで、糖質を制限することにより体脂肪の増加を抑制できるそうです。更には、エネルギー源として体脂肪をケトン体に分解して利用する回路に切り替わり、体は体脂肪燃焼モードに突入するため、糖質制限ダイエットでは空腹感をこらえることなく痩せられるとのことです。

どこまで本当かはわかりませんが、上の書籍には100を超える学術的な研究成果がリファレンス論文とともに紹介されております。反対意見も併せて調査してみることをお勧めします。

現在、糖質制限を始めて約1カ月が経ちましたが、体重は74kgから70kgに減少しました。このままあと2カ月ぐらい続けて、65kg以下を目指そうと思います。

なお、糖質制限でケトン体利用モードに切り替わることにより、口臭や体臭がケトン臭(アセトン臭)と呼ばれる嫌なにおいを発することがあります。私も例にもれず強烈な口臭を発しているそうで、妻と至近距離で話すと距離を取られるため、自宅でも隣に座って会話する際はマスクが必須です(^^;)

今は職場でもマスクをするのが当たり前の時期なので、糖質制限ダイエットを開始するにはよきタイミングかもしれません。(ケトン臭はそのうち無くなるそうです)

ダウンサイジングに取り組むことで見えてきたもの

最後に、ダウンサイジングに取り組むことで見えてきたものについて紹介します。

といっても長くなってきたので、列記するのみにとどめます。

・モノが減るとストレスが減る
・生きるのにモノやお金はそんなにいらない
・質の良いものは長く使える(安物はすぐ壊れてゴミになる)
・所有物を厳選することで生活費が減少し、余ったお金を投資に回せる
・今後はTwitterなどの情報の断捨離を実践する
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まとめ

時間、お金、体力、気力(精神力)、思考力(量)など、あらゆることにおいてリソースは有限です。

この限られたリソースを無駄なことに使わずに、真に行うべきだと自分が考えることに投入するための取り組みが、身の周りの過剰なモノや事柄を減らす活動、ダウンサイジングです。

特に気力(精神力)は、身の回りの選択を繰り返す中で、知らないうちにどんどん消耗されていきます。いわゆるウィルパワーと呼ばれるものですね。

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ダウンサイジングは、このウィルパワーを温存することに大きな力を発揮します。探し物が減る、所有物に対する選択肢が減る、視界の中のノイズが減る、情報のノイズが減る、体調不良に伴うノイズが減る、等々。

ウィルパワーを温存できれば、自分がやりたかったこと、例えば趣味や副業などに勤しむことができ、その結果人生はより豊かなものになるかもしれません。

身の回りのモノに対するダウンサイジング(断捨離)に取り組むと、生活に必要なスペースも小さくなるため、賃貸物件利用者であれば一回り小さなより安い物件に引っ越すことも可能です。また、モノを増やすことに注力しなくなるためお金を使う機会が減ります。結果として、投資家であればより多くの種銭を確保できることになります。

さらに、人間に最も重要であると言っても過言ではない心身の健康も、ダウンサイジングにより得ることができます。

ダウンサイズするべき対象は、中年の敵、そう、にっくき体脂肪です!

お腹周りの脂肪が気になる人は、糖質制限でなくても一般的なダイエットをすることでメタボリックドミノの元である肥満を断ち切ることができれば、より健康体になり、人生の質が底上げされることは紛れもない事実ですから、共に頑張りましょう。

出典:豊橋ハートセンター

ダウンサイジングにより足るを知るとともに、あらゆるリソースを温存し、それをより生産的な活動に投入することで豊かに生きていきたいなと思う今日この頃です。

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